今回の件に対する、管理人の思いのあれこれです。かなりの長文なので、辛抱して読んでください(^−^; そして、CENTER BACK!!は、今後どうするかはまだ決めていません。 まだ天皇杯もあるしそこまで考える余裕が無いというか…。 なので気持ち的に整理がつき次第お知らせします。 |
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| 『どうして名塚なの?』 一応まだ若い女性であるワタシが、名塚善寛ズキを語ると、たいていの人―特に年上の男性には不思議がられる。確かにDFは、サッカー通でなければ一番目の行きにくいポジションかもしれない。そして彼のプレースタイルは、健作のようなド派手な上がりがあるわけでもなく、ガツガツと相手にあたって行くものでもなく、虎視眈々とポジショニングで勝負するいぶし銀タイプ。欧米でも日本でも、まず素人の目に入るのは華やかなゴールシーンやGKのスーパーセーブだとは思うし、それが普通なのかもしれない。…でも、3年前、サッカーを見初めてまだ間もないワタシの目に飛び込んできたのは、当時、五輪代表から日本代表と駆け上げっていた宏太でも、好セーブ連発の洋平でもなく、名塚善寛その人でした。 『あの人がいると、なんか安心。』 ―最初はこんな漠然としながらも、後にその思いは確信に変わっていった。危険な場面には、ここぞという所にいる。アッと思ってもどこからともなく走ってきてなんなくクリアしてしまう―。ワタシにはFWのゴールシーンよりも何よりも、彼の姿が一番光って見えた。あの頃から、ひどく時間が過ぎた気もすれば、大分戦やセクシー戦でヘッドシュートを決めたあの試合がついこのあいだの様な気もする。 彼が札幌に来て、今年で3年目。 1年目のオフに手術した両足首も、もはや限界に近づいている事はワタシも薄々気付いてはいた。でも、去年のあの過酷なJ2を走りぬき、やっとの思いで手にした1部というステージになつさんが立てる事が、今年のシーズン当初のワタシにはとてつもない喜びだったのです。だましだましでもいい…なんとか足がもってくれますように―。そしてチームはシーズン序盤の快進撃。その堅守の中になつさんが貢献していた事も嬉しかった。ただ、個人を応援するサダメ?―チームの調子が悪い時、チーム全体の責任である失点の場合でも、まだサッカーに明るくない人から責められるのがDF。当然、彼や他のDFのミスによって失点した時は言われても仕方ない。そのラインを統率する彼に矛先が向く事もあってもごもっとも。でも今のは別に5番のせいじゃないんだけどなぁ…っと苦虫を噛む事もとにかく多く。とはいえ、彼らがそんな言い訳をするはずは当然ないのだけれど。ワタシの気持ちは常に母親の様。 ワタシは名塚善寛の、選手として一番いい時期を知らない。ファルカンのA代表時代、フジタ時代、ベルマ時代―。知っているのは、コンサドーレに来てからの3年。たったの3年。…でも、彼に対する思いは、馬鹿じゃないの?って思うくらい強い。気持ちが強ければ強いほど、『好きにならなければ良かった…。』そう思うことも本当に多かった。好きな選手がいる故にしなきゃいけない気持ちの葛藤や、その他のいざこざも無かったとはいえなくて。 |
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CENTER BACK!!をいつも見ていただいてる方にはご存知の方も多いとは思うのだけれど…ワタシは2ndステージ、アウェイも全試合制覇を夏に決めました。札幌に住みながら、仕事も持ちながらこの決心をしたその理由―。『なつさんがいつまで現役を続けてくれるかわからない』―この思いひとつ。でも、消極的かもしれないこんな理由を、仮にも彼を心から応援するHPを運営している人間が手放しで書くのはどうかっと思い伏せてきたのです。でも、ワタシは穴が開くほど彼をいつも見ていたからこそ、冷静に足の具合は芳しくない事も受け止めていたし一つでも多く、彼のプレーを見ていたい≠アんな思いだけで、服飾や余暇に使う費用は削る事ができるもんなのよ。 2ndステージ初戦、アウェイ鹿島。この時欠場のノノさんに代わってオレンジ色のキャプテンマークを付けて出場。試合は惜敗も、遠くまで来た甲斐があったと思った。続く2節、ドームでのセクシー戦。この時、千葉の実家からご家族が北海道にいらしていたのだけれど、足の状態が思わしくなく欠場。ご親戚と一緒に見ていた目の前の試合は、OG2個、PKを与える大敗なチームの姿だった。彼はどんな気持ちで見ていたんだろう―。続く3節、晴れて復帰。またもやアウェイ、横浜。彼が戻り守備は落ち着くも、Vゴール負け。チームは3連敗。そして、その数日後…たまたま夏休みを取って見学に行った栗山での練習試合で、現在も大きなテーピングをしている右ひざのじん帯損傷の重症を負う。…本当にこればっかりは凹みました。どうでもいいけど自分の誕生日、しかも大好きな栗山で、長期離脱の様相ありありの怪我。その日彼が帰る時のあの本当に痛そうな表情は忘れられなくて。 その後、チームは何とか立ち直り徐々に残留、目標達成へ向けて前進してゆく。もちろんなつさんだけを応援してるわけではないから、コンサドーレをきっちりサポートしようと彼のいないアウェイにも特に疑問も感じず出かけた。でも、段々気温も下がり始め、木々も色づいてくるのになつさんはまだ復帰してこない。一番最近試合に出たのは、ナイターでさえ汗だくになる程暑かった横国以来なんだよなぁ…そう思うだけで、ワタシのほうが徐々に焦り始めてくる。でも、ちょこちょこ様子を見に行ったら、いつでも元気にリハビリをこなしていたし、少なくとも明るく頑張っていたのよね。だから、ワタシも焦るのはもう少し我慢しよう。チームを精一杯応援しよう。そう思って再び彼のいないアウェイにも足を運ぶ日々。 ―10月の末、久々に練習へ行った時、練習試合を終えて上がってきたなつさんが、ワタシは何も聞いていないのに『痛いんだよね〜。』っと言って来た。怪我の具合とかはワタシから聞く事は基本的にしない。でも、彼の方から突然ワタシを見るなり告げてくれて、相当思うようにいかないんだということが汲んでとれた。復帰?いつだろうね〜〜なんて、すかして笑ってた彼。この頃から、そのもっと前から浮かんでは振り払い浮かんでは振り払い…を繰り返していた『その日』が、近づいている事を認めざるを得なかった。 |
| それから11月3日のホーム浦和戦で引き分け残留が確定。なつさんのいない所でチームは進んでいく。次のアウェイ市原戦にはきっと間にあうはず…そう信じて信じて信じて、遠征メンバーの第一報を友達からメールをもらう。≪遠征メンバーは1、2、6、7、8…≫まるで、合格発表の掲示板を見て肩を落とす受験生の様だった。今回こそはと思ったのに―どう考えても、目の前のチームを今まで通り応援するのは至難の業だった。チームと選手個人をありえない天秤にかけて葛藤する。―ワタシはコンサドーレを応援してきたはずなのに、こんな事じゃだめでしょうっと。でも『ひとつでも多く彼の出る試合が見たい』と思って始めたはずの全試合制覇が、いつのまにか『いつ出るかわからないから全部行く』に変わってしまっている事の切なさ。もう全て手配済みなのだから、明日は市原へ行かなければいけない=B地の底に落ちたような自分のテンションを上げるのは本当に厳しかった。そして、何とか行った市原は雨も降り風も強くて究極に寒く、試合内容も、いくら残留決定後とは言えあまりにも気持ちの伝わってこないモノ。自分も気持ちが弱かったくせに言うのも変だけど、とにかくこの遠征が一番辛かったなぁ。 そして、8月11日から始まったワタシのいわば追っかけツアー?!≠焉A2ndアウェイ7試合目の柏戦でリーグ戦はラスト。市原の時と同じ様に試合の前日、友達が練習場から遠征メンバーをメールしてくれた。………ある。5番がある!!…んもう、どうにもなりません、嬉しすぎて。こんな事で喜んで…つくづく、ファンってものは馬鹿でございます。随分前から用意していた復帰旗を掲げ、11試合ぶりで何故かボランチ…などなど、内容に関しては色々あったけど、とにもかくにもピッチを走る彼を見られた数ヶ月ぶりの試合は、負けたけれどワタシ個人的には周りの友達とは全く別物の、特別な試合になっているのは言うまでもなく。 既に、ワタシの心の中では引退≠フ二文字を消す事はできなくなっていた。だから、最終節ドームでのセレッソ戦も『これでホームは最後かもしれない。』そう明確に思いながら応援した。周りは監督の事、5連敗で終わった事…そればかりだったけど、かと言って自分が今ほぼ確信してしまっている事は周りには言えなくて複雑な思いにかられたり。色んな選手のプレーを分析したり評価をしたり…あの選手はもういらないとか、移籍だとか―それはサッカーのみならずプロスポーツのファンならば話題になって当然の事なのはわかっているし、そんな話をする事ももちろん普通だとは思っていても、自分の好きな選手が引退してしまうかもしれないという思考が頭にこべりついていたこの数ヶ月は、そんな話題に入れなくなって何も意見したくなくなっていた。 |
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今回、CENTER BACK!!他、彼のHPに直接メッセージを寄せて頂いた事に、本当に感謝の気持ちでいっぱい。…天皇杯のこの時期、贔屓選手がいる人は特に、色んな複雑な思いで過ごす…特に、札幌の様に貧乏が故にレンタル選手が多く、出入りの激しいチームにあってはこの時期の宿命。…とは言っても、なつさんがもし引退するのなら―天皇杯の試合の前にはっきり知りたかったし、マスコミや広報あてのメッセージのみというのは…。そんなワタシのわがままをなつさんのお兄さんが真摯に受けとめてくれました。お兄さん・千葉のお友達とワタシとで交流させて頂いていて、今回のメッセージの件もお兄さんが『最終的には(伝達手段は)本人の意志になるけれど』ときちんと本人の意思を大切にしつつ、結果的に実現させてくださいました。本当に、サポーターとして感謝しています。 これから、自分はどうなるのか…正直言ってまったくわかりませぬ。もちろん、コンサドーレのサポーターである事は間違いないけれど…でも、その愛するチームの中に名塚善寛・背番号5がいない姿を全く想像できなくて…。でも、随分前から覚悟していたせいか、友達が心配してくれるほどそんなに落ち込んではいないというか…まぁ、その分一人で随分悩んできたんだけれども。天皇杯があるという事が、ワタシの中で大きいのかもしれない。もちろん、全試合制覇は天皇杯も続きます。 引退―最後には本人も家族もそしてサポーターも、必ず受け入れなければいけない現実。なつさんがサッカーをやめてしまう事があまりにも非現実的すぎて実感がまだわかない。…でも、時間が経てば今はまだ受け入れをシャットアウトしているワタシの脳も、きちんと向き合ってくれるのかもしれない。―彼がコンサドーレで選手生活をまっとうしてくれる事の幸せ。最後に赤黒のユニフォームを着ていてくれる事の幸せ。 今後の事は本当にまだ何も決まっていないとの事。もちろん一般社会では就職難のこの時代だから、すぐに方向性が決まるわけではないかもしれない。でも、きっと指導者の道―何らかの形でサッカーに携わって生きていってくれると思う。そんな彼をずっと見守っていきたい。 コンサドーレ札幌 背番号5 名塚善寛選手 長い間お疲れ様でした、本当に本当にありがとう…。 |