〜美しき我が英雄〜
トウカイテイオー





競馬に興味を覚え始めたのは、オグリキャップが中央で活躍し第何次目かの競馬ブームが巻き起こっていた頃。アイネスフウジンのダービーをきっかけに週末競馬場に行くようになり趣味の一つという認識が自分の中にできたのは1990年の秋だった。しかし、その年の冬中京競馬場でデビューした一頭のサラブレッドがいなかったら、毎週競馬新聞を買い週末の大部分を競馬に費やす今の自分があったかどうかはわからない。

サラブレッドの名は、トウカイテイオー。

この馬を讃える言葉は数限りなく存在するけれど、どんな言葉をどれだけ費やしてももどかしいほどに、自分にとって彼の存在は圧倒的である。だから、多くの言葉は費やさない。ただ彼が刻みつけた足跡とそれをたどる縁(よすが)を留めるのみである。


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