こらむ 第28回卒業証書授与式
column − 素敵な歌声を残して−
さる3月14日、本校の第28回卒業証書授与式が行われ、81名の卒業生が学舎を巣立っていきました。今年の卒業生を加えると、開校以来、3980名の卒業生が巣立っていったことになります。
まもなく、新しい年度がはじまります。緑陽中も、29本目の年輪を刻むことになります。
卒業式の会場は、在校生が、心を込めて作成してくれました。

こらむ まもなく市内中体連大会
column Challenge!
自分と仲間を信じ 市内・管内制覇!
・ 一人一人が勝つための「知略」を持とう!
・ 一人一人の持ち味が生きる「組織プレー」を!
市内中体連大会が、6月9、10日に行われます。各種目の監督会議なども連日、招集されていて、まもなく本番、という実感が高まってきた今日この頃です。
毎年、中体連にむけて、各部の決意表明や対戦表などが生徒玄関廊下に掲示されます。今年も、監督会議の結果などをうけて、少しずつ対戦表が掲示されたりしはじめています。
毎年、学校長としての大会へむけてのスローガンも、各部の決意表明の紙の上に掲示されます。今年は、ここにあるように「
Challenge! 自分と仲間を信じ 市内・管内制覇!」、「
・ 一人一人が勝つための「知略」を持とう! ・ 一人一人の持ち味が生きる「組織プレー」を!」という言葉を掲示させてもらいました。
最近、一流のスポーツ選手が、「試合を楽しみたい」などと述べることがあります。なんとなく流行で、その言葉を拝借して述べる人もいるようですが、普通の人には、軽々しく使ってほしくない言葉です。あの人たちが言う「楽しみたい」の裏には、まさに、今まであらゆる努力をして練習を積み上げ、シミュレーションしてきたことが裏付けにあるものなのです。だから、まさに「人事を尽くして天命を待つ」心境で、「楽しみたい」と言っているのです。こんな言葉は、本当の一流の人でなければ、使ってはならないものです。
今回の二つの「・」印の後の言葉は、実はヤクルト・スワローズの古田敦也さんのインタビューから、私が心にとめたものをまとめたものです。いかにも古田敦也さんらしい言葉で、とても気に入りました。努力、根性、血のにじむような練習…、そうしたものだけでは勝負は勝てないと、彼は言います。それに加えて、「一人一人」が、「知略」を持ち、自分の持ち味を生かす「組織プレー」に徹すること、普通の人間が、もっとも自分の力を発揮できように行動するには、これしかないと言うのです。本当にそうだと思います。
まもなく中体連です。大会では、挑戦する心を大切にしながら、自分と仲間を信じて、ベストを尽くしてきてほしいものです。健闘を祈っています。
こらむ セグロセキレイの子育て
column − ヒナはかえることができるのか?−
今年も6月に入って、校舎の周囲で、小鳥たちの営

巣と、子育てがはじまりました。業務主事さんから、「セキレイが卵を生みましたよ。」と、報告があり、さっそく現場に行ってみました。お邪魔した時には、親鳥がいたのですが、人間の気配を感じて、卵をおいて逃げていきました。
この右の写真のように、五つの卵を生んで、親鳥が卵を温めています。
学校近くには、こうした営巣地がたくさんあるのですが、猫などが忍び寄っ

て、巣立ち前に、巣が荒らされたりすることもあり、親鳥と一緒に成鳥にまで成長できるのかどうかは、まだわかりません。(確率はかなり低いかもしれません。)
親鳥も餌を探したり、卵を温めたり、巣立ちの日まで、気の休まることがないと思います。
今後、セキレイはどうなるのか?このコーナーで追跡していきたいと思います。
こらむ 「冬虫夏草」の贈呈
column − 昆虫に生えるキノコ−

この度、教育委員会からお話があり、本校学校評議員をされている玉熊賢一様より本校に、「冬虫夏草」の標本2点と、「冬虫夏草図鑑」1冊をいただきました。
「冬虫夏草」と言えば、記憶に新しいところでは、「宮廷女官チャン

グムの誓い」の中で、中宗王の容態が悪くなった折りに、この冬虫夏草入りのお粥を作って、健康回復に役立てる場面がありましたが、古来より、漢方や薬膳料理などで珍重される貴重なものでもあります。
今回、いただいた「冬虫夏草」の標本は、いずれも、北広島市内の南の里の広葉樹林の中で、玉熊賢一さんと川口利一さんという方が発見したもので、図鑑に掲載されているものと同じような形態をしています。
南の里の森林は、今年の秋に、本校の2年生が間伐(「里山の林業体験学習」)で、入る場所でもあり、子どもにとっても、とても親近感があったようで、連日、「校長先生、冬虫夏草、見せてください。」と、生徒がやってきます。
食べたら体によさそうだと考えて、最初に食べた昔の人の勇気(?)に、子どもたちも感動している様子でした。
こらむ セグロセキレイの子育て(2)
column − ヒナは無事、孵化しました!−
6月14日、朝に、一羽が孵化したことを、業
務主事さんが知らせて下さいました。その後、お昼になってから、巣を覗きにいくと、なんと全部の卵が孵化していました。写真を撮ろうとすると、上空で親鳥の警戒の鳴き声が聞こえました。
雛たちは、親が顔を見せるまで、お互いにくっつきあって、固まっているようでした。(この右側の写真、巣の中の塊が、その雛たちの様子です。)
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週間もすると、巣立ちになるのでしょうか?校庭を親子で散策する姿がみられるようになるかもしれません。
セキレイの幼鳥は、親のようなはっきりとした白黒の模様ではなく、この左側の写真のような灰色の体をしています。そして、だんだん成長するにつれて、親鳥のようなくっきりとした模様に変わっていくのです。
こらむ セグロセキレイの子育て(3)
column − ヒナは産毛から幼毛へ脱毛(?)−
6月19日朝、数日ぶりにセグロセキレイの巣にお邪魔しました。雛たちの体毛がわずかの日数なのに
変化して、灰色の幼鳥の幼毛に生えかわっていました。
親鳥は、夫婦で一日中、幼鳥たちのために餌を運んでいます。巣のあたりに人間が近づくと、威嚇の鳴き声を発したり、空中を警戒して飛び回ったりするので、あまり長い時間の観察はできませんが、とにかくどんどん大きく育っていて、巣の中も狭くなってきました。
左の写真は、人間の動きを観察している父親のセキレイです。(この写真には映っていませんが、母鳥は、空中でホバリングをしながら、警戒の声をあげています。)
巣に入っている雛たちを見ると、あの体毛の色が、保護色であることがよくわかります。親鳥のように、はっきりとした白黒の模様では、他の動物や鳥にも目立ち、結果として、ねらわれやすくなります。巣の中に入っているヒナたちも、土やコンクリートの色にまぎれたような、そんな感じです。
生まれた直後の産毛は、巣のわらの色と同じですし、少し大きくなると、灰色は、周囲の色にまぎれるために、もっとも良い色なのでしょう。
親に注意(?)されているのかどうか、わかりませんが、雛たちは、親鳥が戻ってきた時しか鳴きません。カメラのフラッシュなどをたいても、じっと身動きせず、固まっています。
自然というのは、本当に不思議な知恵とバランスで保たれているものだと、こんな時に感心します。そして、一人前(一鳥前[?])に生きる、育つということは、大変なドラマなのです。

こらむ セグロセキレイの子育て(4)
column − ヒナは3羽の成長が確認できました−
6月中旬以降、前に住んでいた巣からどこかに移動したセグロセキレイの様子が気になっていました。セグロセキレイは学校の周辺を飛んでいるのですが、なかなか、あの巣の親子だと断定できる証拠がなく、数カ月が過ぎていました。
そんな中、お盆過ぎに、校庭の除草をしていた業務主事さんから、「校庭の水たまりで、あの親子らしきセグロセキレイを見つけましたよ。雛は、すっかり大きくなり、体毛こそ、親と色が違いますが、大きさは同じくらいで、3羽、成長したようです。かなり良い確率での成長ですね。」というお話をうかがいました。
写真で、その証拠をお見せしようと思うのですが、距離が遠く、また警戒心が強く、実現できていません。きちんとした望遠レンズ付きのカメラか何かでないと、捕捉は、むずかしそうです。
とりあえず、生存を確認したことを、今回は報告しておきます。
こらむ 今年の千両梨の木は…
column − 体調不良から、奇跡の復活を−
先日、「毎年、追跡しながら『こらむ』で特集してきた梨の木、今年は葉も生えていませんね?」と、ある方から尋ねられました。
実は、雪解け以降、いつも気になって
いたのですが、今年は、「もうだめかも…」と思うような状況にありました。ところが、甲子園で駒大苫小牧が奇跡の逆転をしはじめる頃から、急激に元気になり、復活しはじめたのです。今回は、そのお話をします。
この梨の木は、業務主事さんが、幹の中心部に空いた空洞などを埋めたり、折れた枝付近には、塗料を塗って、雑菌が入らないようにしたり、それはそれは大切に育てられてきました。
昨年末には、根からたくさんの栄養を吸収しやすいようにと、腐葉土などが、たっぷり施されたりもしてきました。
ところが、その栄養状態の改善が、思わぬ敵を集めてしまったのです。
樹木が元気になり、樹液の分泌が活発になったことで、アブラムシが大量に寄生するようになりました。商業ベースで梨を作る際には、大量の殺虫剤で樹木を守るのですが、学校は無農薬にこだわっているので、その状態は日増しにひどくなっていきました。
そして、アブラムシが大量に発生すると、こんどはそれと共生関係にあるアリが樹木に巣くいはじめました。そんなわけで、市内中体連の頃には、アリとアブラムシで、樹木は、大変な状態にあり、結局、春の新芽から葉をひろげることもできなくなっていました。
「もう、梨の木は枯れるしかないのでしょうかね?」とお聞きすると、業務主事さんは、「樹木の元気がなくなり、樹液の分泌が悪くなってくると、いずれアリもアブラムシも去っていきます。その頃まで、樹木の生命力が勝つか、それとも、アリやアブラムシの勢いに負けるか、微妙なところですが、たぶん、樹木が勝ちますよ。」とのことでした。
そして、業務主事さんの言われたとおり、8月後半から、葉が生え、樹木も勢いを復活したのです。ほったらかしにしていたら、きちんと育たないし、手を加えすぎても、育たなくなる…。何か、人間の「子育て」にも通じる教訓を残しながら、梨の木は、復活をとげています。
こらむ 家庭科・調理実習の成果は…
column − 街の洋食屋さん顔負けの味−
10月の中旬にはいって、2年生が
家庭科の授業で、調理実習をしています。今回挑戦したのは、手ごねハンバーク。
トントン、校長室をノックする音と共に、「私たちが調理実習で作りました。試食してみて下さい!」、「ありがとう!ごちそうになります。」ということで、早速、給食の時間にごちそうになりました。
お皿に添えられたメッセージ・カードには、「調理実習でハンバークステーキ、さやいんげんのソテー、にんじんのバター煮を作りました。試食してください。」と書かれていました。
ハンバークも、付け合わせの野菜も、一つ一つが丁寧に、それぞれの素材の味を大切に調理されていて、まるでチェーン店でない小さな街の洋食屋さんの手作りの逸品のような味わいでした。
スローフードとしての完全手作り、そして語らいながらの楽しい協働調理と食の時間の共有…。学校教育の原点のような調理実習の成果が、この見事な一皿に結実していました。
ごちそうさまでした。そして、本当においしかったです。ありがとう!
こらむ 寄贈本「たまごのおうさま」
column − かとうまふみさんの新作絵本−
2月5日、本校卒業生、かとうまふみさ
んのお母さんが来校され、本校生徒のために、新作絵本「たまごのおうさま」を寄贈してくださいました。
これまでにも、本校図書館には、かとうまふみさんの絵本「ぎょうざの日」「えんぴつのおすもう」(ともに偕成社)が置かれていますが、これもかとうさんからの寄贈本です。
そして、今回、新作の「たまごのおうさま」を寄贈していただいたことになります。
1月10日〜28日まで、東京の南青山で、「たまごのおうさま」原画展が開催されていましたが、いよいよ本の実物として、見せていただくことができるようになりました。
かとうさんの絵本は、いつもほのぼのとするような楽しいキャラクターの絵に満ちあふれています。
今回も、1ページを親子が一緒に見て、語りながら、何分間も会話が続きそうな雰囲気が漂っています。
図書館で閲覧できるようにしておきますので、ぜひご覧ください。
加藤さん、今回も本当にありがとうございました。
お話の内容は、こんな感じです。
ある夜、ユカちゃんが台所をのぞいてみると、たまごが行進していました。たまごの王様は「世界中の人間の頭を、わしと同じつるつるにする」と言います。つるつる頭になりたくないユカちゃんは、いいことを思いついて…。
あとは、しっかり絵本で読んで(見て)下さい。
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