| 02.難関校を狙うための日々の勉強法について |
| 進学校にめでたく入学でき、次に大学に合格するという大きな目標を掲げたときに、まず重要になるのは、日々の勉強である。とりわけ難関校を狙いたいと多くの人が高校入学時には思っているわけで、最後まで願いを達成するためには信念が必要となるのだが、そういう人は日々の勉強をどのように進めればよいのかを考えてみよう。 多くの進学校では、教科書あるいはオリジナルテキストを活用し、学習することが多いようだが、基本的には勉強のスタイルは大きく変わることはない。教科書傍用問題集あるいは総合参考書を学校から持たされて、それを学習することをペースメーカーとするわけだ。今も昔も変わらない勉強の王道と言える。その勉強を第一とするのはもちろんだ。基本的な力を積み上げるための勉強といえるので、これは絶対にできると思える問題集・総合参考書を作っておくことは非常に意義深いものである。しかし、難関校を狙うためには、早い段階でその勉強プラスアルファが必要となる。できるならば、入試初級クラスの問題は、平素の学習と同時並行で行うことによって終わらせておくことが望ましい。増進会出版社の『チェックアンドリピート』がその代表格であるが、入試で実際にでた問題を通して、実践力を養っておくことができているのといないのとでは、基本の身につき方の速度が異なる。そして、あとでまとまった時間で入試基本を身につける時間を省略して、一気に入試中級の問題に取り組むことができるのである。実は、この入試初級から中級にレベルアップするのが、思いのほか時間がかかる作業であり、定着させるために復習が必要となるという意味では、多大なエネルギーが必要になる。そこに大きな壁がある。さらに言えば、大学受験の中でも、教科書にはもはや出てこないような高等なテクニックを学ばなければならないことも出てくる。入試中級から上級にシフトする場合には、そこの勉強に大きなエネルギーが必要になる。学校では学ばない内容を自学自習によって知識として得なければならないことも多々出てくるのだ。 特に、理系の大学で難関校を目指す場合、多くは、数学3Cの分野の出来が合否の鍵を握ることになる。その場合には、数学3の予習・復習には多大な時間がかかる。進学校とは言え、実際には、数学3を高校3年生に学ぶ学校の場合、実践力をつけられずに受験することになることも少なくない。そこでも自分で勉強をしなければならない。授業で習うことが出来るのと、自分で書籍を使って勉強を進めるのとでは、効率がまったく違う。はるかに授業で習うほうが効率が良い。 結局受験のためには、自分で得なければならない知識やテクニックが多くある。それを自学自習して身につけるためには、かなりのエネルギーが必要となる。それまでに時間の貯金がほしい。早期から受験勉強をする必要性は、こんなところにもあるのだ。時間か有限である。有意義に勉強を進めるためにも、基本と入試初級の内容は一気に片付けられるようにしておきたい。高校1年次と,2年生の冬休み前後までは、平日には、授業内で学ぶことの復習中心、休日や長期休みにはには入試初級の問題集を解き進めること。これだけの積み重ねでも、振り返れば、志望校のレベルをいくつか上げられるぐらいの差がつくものである。 |
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