| 03.受験勉強は、やってみなければその大変さがわからない |
| 数総研の掲示板には、受験勉強を始めてみようと思い、書き込みをしてくださる人が多い。インターネットでいろいろと情報を得ることができる世の中、よくここまで理論構築したのだなと感心することも多い。 しかし、計画を見て思うことは、理想は構築されているが、実現不可能な計画を立てていることである。言うのは簡単だけど、それを実現するためには1日24時間勉強しても無理だろうと感じずにはいられない内容が少なくない。そういう無理な計画を立てなければならないような時期から受験勉強をするのが最大の原因。それから、普段からほとんど勉強したことがないので、そのような無理な計画になるのだと感じる。 自分の力を正確に把握し、基本的な学習をするために何をすべきなのかを考え、何日間か真剣に取り組んでみることで、無理がない計画を立てることができるようになる。そのためにも普段から、自分の勉強できるペースの速度を把握していることが求められる。受験勉強は、日常の勉強の延長線上にある。日常の勉強が受験勉強ということであらためて活かされることになる。そして、さらにその延長線上に受験がある。当たり前の事だが、最終的に普段の勉強の成果が問われるのが受験なのである。 また、参考書1日数十ページの計画を練ったり、入試中級の問題集を1日何十題も解くような計画を立てたところで、数学はいいかもしれないが、他の科目もある。入試というものを数学だけでなく、他科目も含めてトータルに考えると、数学ばかりやっているわけにはいかない。 受験勉強を行いたい。そういう場合にも、ある程度、そこまでで勉強してきた内容があるのとないのとでは雲泥の差となる。受験勉強にいたるまでの勉強があるのかないのか。結局、基本的な学習の積み上げがどこまで完成しているのか。そこで勉強することの大変さがどれだけ理解できているか。確かに、念入りな計画は必要である。しかし、決断したら、やってみる勇気も大事。受験勉強のための方法論ばかりを気にして、いつまでたっても勉強を始めない人は、何もしていない人と同じなのだから。 |
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