05.文系/センター試験数学のみの攻略法
 進学先で、センター試験のみの受験であると決まっている場合にはどうしたらよいだろうか。
 どういう勉強であっても、まずは基本を身につけることから始めなければならない。そのためには、総合参考書からの導入が不可欠である。普段の勉強の中で、総合参考書を読み進めながら行うべき。なぜなら、早期にセンターのみと考えていても、志望が変わってしまうことがないとはいえない。また、考えさせる問題が多くなってきている受験の傾向にあって、考え方を身につけるという意味では、単に穴埋めができるようになるということだけでは対応できないものがある。まずは基本は、センターが必要な人と同様にできるのが理想である。
 そして具体的な演習に移っていく。センター試験関連の問題集がかなり出回っている中で、いい問題集は多くあるのだが、まずは項目ごとに頻出問題を押さえるほうが勉強がしやすいと考える。
 現段階で一番お薦めできるのは、数研出版の「センター受験数学12AB」である。あるいは、力がついた受験生には、増進会出版社の「解決!センター」シリーズである。文系の受験生には、話題になっている東京出版の「センター試験必勝マニュアル」は負担が大きい。
 センター試験の勉強で最も効果的なのは、センター試験の過去問を解くことである。各予備校から出版されているセンター試験の模擬試験の問題を集めたものが販売されているが、実際に作成された問題を見るのが一番である。問題の平均点や、難易度の調整は予備校にはかなわない。しかし、さすがに専門家を集めただけあって、考えさせるところのつぼは押さえられている。そういう意味では、最低限、自分が受験するカリキュラムの問題はすべて解けるようにしておきたい。また、時間の感覚をつかむことも重要だ。60分という時間をどのように使ったらよいのか、自分で考えて、時間配分をする。与えられた時間の中で自分で工夫するということが何より大切ではないかと思う。それは実際にやってみて反省して身につくことである。時間が足りなかったときには、どうすれば間に合ったのかなどを詳しく検証してみることが必要である。
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