| 06.記述式あり文系および理系/センター試験と記述式の学習の切り替えのタイミング |
| 理系の受験の場合、多くは、数学の配点が大きいので、当然そのための対策が必要となる。 その中で、理系にとって絶対的なカギを握るのは記述力である。現役生と浪人生の差が大きいのはその部分である。記述力は、現役生が浪人生に勝つために最も大切なカギになる力である。 したがって、高1から高2にかけて、理系か文系の選択をしていないときから、センター対策をするのは得策ではない。文理の選択をする前には、センター対策というよりも、記述式を前提とした学習をした方が得策である。文理の選択ができて、センター試験のみの大学を絞り込んだときのみにはじめて、センター試験対策のみの勉強をするのがよい。 記述式で対策をするにしても、センター試験のことも不安になる。しかし、あえて、センター独自の対策は直前にすべきである。なぜならば、センター試験対策を長くすればするほど、記述に必要な「論証力」が落ちてきてしまうのが現実だからである。これは、論証力が落ちないように心がけたとしても実際は落ちてきてしまう(落ちてしまうことを実験的にする受験生はいないだろうが)ので、記述力が格段に落ちてしまう。文章としての数学の解答を書く習慣が落ちるということは、極力避けたい。したがって、センター対策の時間は、抽象的ではあるが、短い時間で最大の効果を上げられるタイミングに行うのがよい。 ただし、記述式の配点はセンター試験の点数で逃げ切りを図るような配点であれば、センター試験である程度点数を取るために長い間マークセンス問題を解き、2次対策で書く習慣が損なわれた部分を改善するのがよいと考える。この場合にも、センター試験のための対策のみの学習に切り替えるのは、センター試験の60日前、およそ2か月前がよいだろう。 秋口にはあまり意識されない部分ではあるが、国立大学専願の場合、センター試験が終わってからも2次対策の時間は1か月ある。この時間も含めて視野に入れ、センター試験の学習開始のタイミングと、記述式のラストスパートの時期を逆算し、調整をつけるのが良いだろう。 |
| 戻る |