| 28.高校入学時の心構えと準備 |
| 高校入学をする際に数学の勉強をするに当たって、次のことに留意してほしい。 1.中学校の勉強と、高校の難易度は格段に異なるということ 中学校の成績が良かった人がその調子で高校でも良い成績を上げられるとは限らない。特に、中学時代の学習において、授業のみで結果を出していたような生徒は要注意。高校の学習で同じことをして、結果を出せるとしたら、紛れもない天才なのだろうが、そういう生徒はほんの一部である。 そのことに気がつくのが遅ければ、結果を残すことはできない。 2.傍用問題集には、それに見合う総合参考書を用意すること 多くの学校では(地域差があるようだが)、教科書に合わせた問題集をもたせる傾向がある。ただ、その問題集だけでは、なかなか理解できないのが実情である。日本でも一部の進学校では傍用問題集を切磋琢磨しながら取り組み、集団として力を伸ばすという環境があるが、その環境も年々失われてきているのが実情である。自分で実力をつけるという時代に入りつつある中では、それに見合う総合参考書を購入することを勧めたい。教科書傍用の問題集で不明な点を類題を総合参考書で探してまねをするという意味での学ぶという辞書的な活用や、総合参考書自体を学ぶことによる系統だった学びを行うことができる。 3.授業は、双方向のコミュニケーションができるという意味でかけがえのない学びの場であるということ このサイトを運営してきて痛感することは、字で伝わる事柄には限界があるということである。インターネット上でのやりとりでは、相手に思いを伝えるだけでも膨大な時間がかかるし、双方向のコミュニケーションができるようになってきたとは言え、ノンヴァーバル(身振り手振りなどの言葉では伝わらない情報)に伝わることがないだけに、伝わらないものは多い。しかし、授業では、教師はその部分を直接見ている。また、生徒はその様子を伝えることができる。そこから新しいものが想像され、不明な点が解決するというプロセスにかかる時間が極端に少ない。 素晴らしい参考書や問題集に頼ることも確かに大切ではある。しかし、読み方を間違えると理解するのに時間がかかる。授業であれば、その部分が時間を無駄にすることなく伝わってくる。 授業は、学習をするという意味では、いつの時代でも、そしてこれからも最良の環境であるのは間違いない。授業をおろそかにして後回しにすることは、後の時間を激しく浪費することになってしまうのだ。 授業で勝負すること。それこそがもっとも効果的な学習である。 |
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