| kinopy 1対1、プラチカといろいろな問題集があって、流れができつつあるんだけど、自分で問題を選んで作るオリジナルの必要性を感じる。 (kinopy先生から、テキストを見せていただく。一同、食い入るように見る) kinopy 基本的には、ごくありふれた問題を扱っている。テキストを行うことも大切だが、それに対しての類題と提出課題をつけてある。 水野 自分でさせたら、意外とできないですよ。これは。 kinopy それと同時に、指導者側のチェック機能も大切だ。それをやっていくと、成績が上がっていく。内容的には、そう難しいものはやっていないとは思うが、それでも、この手の問題をやっておけば、それなりのところには入るし、だから、いかにしてありふれた問題集をつぶせるか。それが大切だと言うことがわかる。だから、自分は、この問題集をやれば、ここに合格するというものを持っているし、受験生にもそう伝えてさせているんだ。 水野 それは、その指導する方法というところに入っていくんでしょうね・・・。 新矢 今は、指導する問題集についてという話になっているけれども、最初にもいったけれども、βのレッツトライレベルを押さえられたら、京大・阪大レベルを押さえられるといったけれども、それは、その押さえ方だとも思うんだよね。私は、その誤解が大きいと思う。だから、水野先生が一番ご苦労なさっているのは、受験生は何をやったらどこまで合格するのかという質問をよくするんだけれども、「やればいいという話ではないだろう?」 (一同、爆笑) 新矢 だからといって、βの例題を見て、「できるようになりました」レベルでもいけないんだよ。そこを一ひねりさせて対応できる能力をつけるのが勉強じゃない?今の、受験生が誤解しているのは、チェックアンドリピートクラス、βに載っている問題、1対1に載っている問題そのものは解けるんだけれども、その対応力が、ちょっと数字をひねられると、あるいは、ちょっと表現を変えられると対応できない、そういう増えているから、東大・京大があのような問題になってしまったのだと思う。だから、誤解するなと言いたい。βのレッツトライをできるようになったら入ると言ったけれども、そのレベルの学力が身につくかどうかなの。βが全部終わったからと言って、βの学力が身についたわけではない。そこを勘違いしている人が多すぎる。βが終わったら、βレベルの問題が解ける。βの問題が解けるのと、βレベルの問題が解けるのとは全然違う。 baccy(司会) 確かに、アドバイス掲示板で最も伝わらないところはそこですよね。 (一同、激しく納得) ジュンジ 入試の情報開示の話がでて、難関校の合格者の点数開示の成績の動向などの有益な情報が出された。これまでの話を裏打ちするような話であった。特に数学はあまり差がつかないという話がなされた。完答したと思っていたけれども、ふたを開けてみると、完答には程遠い。答案の書き方が大切だと思う。 新矢 そこそこまでいくのが難しい時代になった。本当に総合力の時代になったなあ・・・数学の力が秀でているけど、ほかは苦手な子も入れたほうがいいような気もするけどなあ・・・。 まなりん 変な言い方になるかもしれないけれども、「オタク」はいなくなったということになるのかな。 新矢 今は、1人で標準的なことをすべてこなせるというのが、評価されるわけだね。天才は要らない。凡人がほしいということなのかな。 水野 だから、われわれにとっては、チャンスになるわけですよね。 まなりん 証券会社にいたときに痛感したのが、証券会社は、文系の仕事という感じがするじゃないですか。でも、中枢に入っていけば、本当に数学をたくさん使うことになるし。まあ、それが執筆につながっていったんだと思うんですが、それすらいえないようになってきた。だから、今の難関校の対策っていうことになれば、はっきりいって、数学は、きちんとした答案を100%作れるという能力は、最低必須アイテムですよね。だから、使用する問題集というのも、そういうコンセプトをきちんと立てている問題集を選ぶということが必要になると思う。 それから、指導方法についても、知識の植えつけじゃなくて、問題の解決能力を身につけて、それを表現する方法が大切なんだと思う。 新矢 なんか、私立中高一貫のほうに、ゆとり教育を求めたい気がする。難しい整数問題をするんじゃなくて、ゆとりを持って普通の解答を作れるような指導をしてほしいものだ。ゆとり教育の公立にはもっとびしびしとやってもらっていいとは思うけれども。そこまでやらなくても、東大京大いけるのではないのかとは思うね。 まなりん 難しい問題に手を出してもいいとは思うけれども、それは、中高一貫校であれば、最後の1年で十分。 新矢 そこまでやらなくても合格できるんだから、もっと、そのエネルギーを部活動とか、そういうものにまわしたほうがいいのかもしれないよ。 まなりん 3年生の学習時期に超難問ばかりする必要はない時代になった。だから、それまでの学年は、きちんとした学び方をして、きちんとした答案作りができるような努力をしてほしい。3年生のときに、ゆとりは生み出される。その3年生に向けての知識の積み重ねというか、ノウハウの積み上げが必要なのではないか。 新矢 昔は、勉強一筋でないと合格できなかったのが、東大・京大だったが、今は、ゆとりを持ちながらでも合格できるような時代になった。そういう意味では、バランスのよい人間が東大に合格することが可能になった。そういうトータルでの力がある人をほしいということになるのかもしれないね。 まなりん 今の生徒からしたら、優等生ということになりますね。 新矢 東大・京大の定員は6000人弱。その人数をあの入試問題で絞られるようになったということだからね。 baccy(司会) 先ほどの話は文系でβのレッツトライレベルという話がありましたが、理系はどうなんですか? 新矢 理系はね、特に医学部が難しくなった。医歯薬が問題になってきた。これらは、苦手な科目がたくさんあったらあきらめるしかない。平均的な医学部受験生だったら、国語・英語がそこそこだったら、SEGレベルまではやった方がいいのかなとは思う。とりあえず、数学は、他がとりあえずそこそこ取れるんだったら、それで理系で数学そこそこできるんだったら、満点狙いたいだろうし。数学で満点を狙おうと思ったら、βではとうてい間に合わないだろうし。各科目、まんべんなく点を取るしかない。 (知っている学校の2次試験の現状について、話し合う。面接試験の話や、小論文の採点の話など(内容があまりにも生々しいので、ここでは書くことができない)) つづく |