| baccy(司会) それでは、2割を指導するためにはどうしたらよいと思われますか? 水野 まだそこなのか(!) 新矢 夜が明けてきた・・・。 まなりん 僕が普段授業をやっていて思うのは、やっぱり答案の書き方は注意。もう徹底的にこだわっているので、自分のサイトのことではないけれども、やっぱり自分はこれ。医学部希望者には徹底的にこの部分を主眼においている。難問奇問は別にして、基本的な問題で答案の書き方をしっかりと書かせることが大切だと思う。 kinopy 指導者としては、提出物を通してきちんと見ていくことが大切だと思う。どういうことを考えているのかを見て、指導していくのが大切だと思う。ネットで指導していて弱点と感じるのは、その部分だと思う。答案を見ることができない・・・。 新矢 確かにそこは難しいな・・・。それはそうと、自分は、全科目を総合的に見ることができる能力は必要だと思う。あんまり各教科でこだわるなという気はする。医学部であれば、とりあえず、センター試験で9割5分とらなければならないじゃない?まずは、それをクリアしなければならないから、それからだという気がしている。自分で全教科全科目できる能力が必要な気がする。センター試験で9割5分とれるということ自体はすごいことだと思う。そのためには、高校に入った時点で苦手科目があれば、もう無理じゃないかなと思う。よく理系で、国語が苦手だとかいう生徒はいるけど、その時点で医学部は無理だということになる。小学校、中学校で基礎力をきちんと身につけてでないと、センターで9割5分は難しい。高校に入ってからどうにかしようと思っても、難しいのが現実な気がする。それに気がついている人間か、そうでない人間かという気もする。小学校の時から、バランスのとれた人間であるかどうかということも大きいのかな?まんべんなく、個性を殺して、トータルを追求できる人間なのかなあ・・・とにかく、総合力を磨くようにしないと。1科目だけという生徒であれば、努力次第だが、転学科等もうまく活用する方法がこれからはさらに出てくるかもしれない。言い方を変えれば、苦手科目をいかにして作らないかということになるのかもしれない。 水野 赤本を3,4校ぐらい仕入れて、大学によって出題傾向が違うということを肌で感じてもらってもいいかもしれない。赤本に手を出す時期を作ってもいいかもしれないですね。そういうことで苦手科目が見えるかもしれないし。 新矢 今回の大きなテーマは、「二極分化」だよね?その2割にはいるか入らないかの生徒をどうにかしたいのが指導者だと思う。 そこの設定をどこにおくのか。自分は3割5分ぐらいのところあたりかなあと思うけれども、それじゃあ、2割から3割5分までの生徒の救い方はどうするのか?指導者の力を発揮できるのはそういうそうをどう引き上げるかだと思うんだけど、どう思う? まなりん 確かに、そこに醍醐味があるから、この仕事をやっているんだよなあ・・・。 新矢 今は、大学に入りやすくなったから、どこまでではいることができるかどうかということの見極めも難しくなったけどね。実際、結構とまどう話だと思うね。脱線しましたが。 kinopy 確かに、昔は、こいつは落ちると思ったのはほぼ当たったのが、今なら、当たらないことも多くなった。 新矢 本題に戻ろう。高3になった時に、力がある生徒で反省した生徒が頑張ろうと思ったときに取り組みたいという問題集に当たるものはないものか・・・。結構そういう生徒が経験上多くてね。塾の授業だけでは時間が限られてくるから、もうちょっと自分で取り組めるもので、潜在能力がある生徒にはこれをやったらいいというのがあったらなあ・・・と、最近は常々思っている。いくら「ゆとり教育」といっても、生徒はかわいいから、どうにかして力をつけさせてやりたいと思うもの。それはおそらく、教育課程がどうなろうとも変わるものではないと思う。でも、そうはいっても、24時間生徒の面倒を見るのは無理だし、そういう意味でのマッチした本がないかなあと思うんだけどね。 水野 もうちょっと手軽な本ということですね。旧課程では「ここからスタート」もあったけど、今はないし・・・。分野別ならば、坂田アキラシリーズかなあ・・・。 新矢 話は戻るけど、しっかりした答案を書くのって、難しいよね。 まなりん 難しいですよ。だから、指導者の役割があるんですよ。、 新矢 それはどうやってするのさ?生徒がしっかりとした答案かどうかがそもそもわからないかもしれない。そうなったら添削なんだろうけれども。 水野 あとは、環境が整っていれば、友人たちとああでもないこうでもないと話し合うということでもあるのかもしれない。 新矢 昔は、友達に教えなさいと、それが自分の力になって跳ね返ってくるからとか言えたけど、答案作成能力という面から見ると、それもどうなのかなあと・・・。 まなりん 今の生徒の力を考えればそれは難しい。 kinopy でも、生徒たちが提出課題を出したときには、最後の確認を友達同士でしているときに、見比べているんですけど、そういうのが有効に機能していることもあると思う。 まなりん 集団だとそういう方法もあるか。うちは個別だから、個々に見ているから難しいかな。いい答案は大絶賛するけど、悪いのはけなす・・・ってところかな。 新矢 今の生徒たちは、自分で自分たちの作ったものを推敲するということがないからね。その部分は、結局国語力になってきてしまう。数学の答案を書く力というのも。 水野 話が通じるかもそうですしね。 新矢 国語力というか、論理的な表現力というかね・・・。でも、添削となると、仕事量が膨大になるしね・・・。 まなりん 添削にしても、何にしても、だんだん仕事は個別化に進んできているね。そこまで話が行くと、小学校・中学校の過ごし方に関わってくることなのだと思う。 新矢 高3になって、^数学Aの平面幾何をやっても間に合わない。それまでの積み重ねになることだし。積み重ねによることを理解せずしてできると信じて取り組んでいこうとすること自体に問題がある。 kinopy それを言い出したら終わりでしょう? まなりん 積み重ねということを抜きにしていこうと思っている人は意外と多いね。 つづく(2分43秒) |