続きでーす。

 

<その6>・・・クーラーがもったいない話

天気のいいある日・・・(天気がよくて良かった・・)・・Teacherちづこは、275号線をさっそうと走っていた。今日は大学の講義がある。遅れないようにしなきゃ(^^)

そう思った時、運転席の右手で、ガタンと音がした。とっさに見てみたが、特に変わった所はない。何だったんだろう・・・。Teacherちづこはすぐにまた運転に集中しようとした。しかし、今までと何かが違う・・・。そうだ。このさわやかな風は何だろう。

もう一度よく窓を見てみると、な・ない・・・。なんと、運転席の窓ガラスがなくなっていたのだった。下の方に、氷山の一角のようにかすかに窓の一部が見える。

カペラちゃんを止めて良く調べてみてわかった。窓が、下にスポン・・・と、落っこちているのだった。とりあえず手で引っ張りあげてみたがすぐ下に落ちてしまう。。。。

この話にオチはない・・・。講義を終え、修理工場にいき、ガラスを部品にボンドでくっつけてもらった。しかし、カペラちゃんの窓は完治することはなく、また何度か同じ症状を繰り返すことになったのだった。

 

<その7>・・・充電はしっかりと!

ある日、突然、ダイナモが壊れた。ダイナモとはエンジンについているモーター・・・つまり、発電機である。これが壊れては、バッテリがー充電されない・・・。つまり、走れないということだ。電気が空になったバッテリーを見つめ、Teacherちづこはひらめいた。「そうだ!家のコンセントで充電しよう!」さっそくバッテリーをはずし、充電器へつなぐ。バッテリーからは程よいが立ち、いい感じ。

次の日、いつもの修理工場まで、決死のドライブをすることにした。道のりは約2km。近いもんだ。まずは電気を使わないようにジャンプでエンジンスタート。ここからが勝負。いかにして電気を使わないで走るか・・・。

秘訣その1・・ウインカーを使わない・・もちろん窓から手を出して、手信号だ。教習所時代を思い出して手を出す。周りの車はわかってくれてるのだろうか・・・・??

秘訣その2・・ブレーキは踏まない・・・ブレーキランプが曲者!すべてエンジンブレーキと、サイドブレーキで止まる。これは意外といい感じ。電気に変換されないエンジンの回転がむなしいが。

秘訣その3・・あと、電気という電気は使わない

などと言っているうちに、修理工場が見えてきた。この道を右折すればピットイン完了だ!その気のゆるみが悪かった!!ついブレーキを踏んでしまったとたん、パネル中のランプが点り、エンジンがストップしてしまったのだ〜〜!まずい!このままでは、先導してくれた友達にも気づかれずに置いていかれてしまう!しかも道の真ん中で・・。焦ったTeacherちづこはクラクションを思い切り押した。しかし、すでにクラクションを鳴らす元気さえ残っていないようだ。仕方なく、最後の頼みの綱、ヤンキーホーンのレバーを、恐る恐る引いてみた。ヤンキーホーンが、蚊の鳴くような声で、小さく「ぱふぉ〜〜〜〜ん」と鳴り、とうとう、スプリンターの機能は停止した。

その後、後ろを振り返った友達が走ってきて、Teacherちづこのスプリンターのお尻を押してめでたくピットインとなったのだった。今でも、あの時のヤンキーホーンの音は忘れない。なんて、気の弱いヤンキーなんじゃ・・・。

 

<その8>・・・アラブ石油を信用しろ

北海道の冬は長い。その長い冬を少しでも楽しもうと、各地で色々なイベントがある。今日はオホーツクで流氷祭りをやっているはずである。よ〜し!今日はいっちょ流氷見物と洒落込もう!!

というわけで、Teacherちづこたち一行は車に乗りいちろを目指した。天気は快晴、軽油は満タン。何の不満もなく楽々ドライブ〜〜。こんな日は珍しい。カペラちゃん、どうかご機嫌を悪くしないでね。

オホーツクのウトロに着くと、ちょうど流氷祭り(?)の真っ最中。流氷で埋め尽くされた海をバックにレーザー光線ショーが行われていた。

無事お祭りも終わり、Teacherちづこたちはその足で札幌を目指した。貧乏な学生にはお泊りなど許されないのだ。そういえば、札幌から一度も燃料補給をしてないなあ・・・。まあ、カペラちゃんの唯一の取り柄は「燃費がいい」事だから大丈夫でしょう。旭川で入れましょう。

夜中の北海道は他の車に会うことも珍しく、快適快適。12時をかなりまわった頃、北海道第二の都市、旭川に着いた。さてスタンドを探すとしよう。

あったあった。と思いきや怪しいインド人のような絵が・・・なになに??

「アラブ石油・・・????」聞いたことない・・・しかもこの「自分で描きました」という絵・・Teacherちづこはどうしても信用することができなかった。まあ、ここなら24時間のスタンドくらいあるでしょう。

と、ところが・・・・いくら探してもスタンドがないっ!!土曜日の夜とあって、どこも閉まっている・・・。そんな事でいいのか!?旭川!

結局スタンドを探しつつそのまま札幌を目指すことにした。岩見沢には24時間のスタンドがあるということが分かっている。何とかそこまで燃料を持たせなければ・・・。

快適なドライブは、一変して過酷な我慢ツアーに変わった。寒いのに暖房を止めラジオも聞かず、一番燃費のいいとされている速度を厳守。車には4人が乗っていたが、一番重いTeacherちづこが責められることになった。

朝日がすっかり昇る頃、やっと岩見沢市に到着。目指すスタンドは後5分だ。と、その時・・・カペラちゃんがガタガタという不吉な声を出した。え?まじ??

・・・・目的のスタンドを目前にしてとうとうカペラは息絶えた

その後、岩見沢で一人暮らしをしているともだちを電話でたたき起こし、軽油を買ってきてもらったのは言うまでもない。

アラブ石油の関係者の皆様、貴社を信用しなかった私をお許し下さい。。。。