そして天秤はゆれる

状況説明:札幌某所にて。
黒羽 瞳:(ゆっくり歩いてきて、そこにたたずむ)
黒羽 瞳:…なんとか抜け出せたみたい…
黒羽 瞳:…まだ時間ある…ここで待ってようかな。
黒羽 瞳:(時計確認)まだ…だよね。
黒羽 瞳:もうそろそろ…かな。
黒羽 瞳:(寂しそうにたたずんでいる)
黒羽 瞳:(時計確認)……はぁ…(溜息)
黒羽 瞳:やっぱり…忙しいのかな…
状況説明:札幌の夜はまだ肌寒いです。
黒羽 瞳:(唇はやや青ざめ、少し震えてもいる)
状況説明:そんなあなたの前を楽し気なざわめきを引き連れた人々が通り過ぎて行く……
状況説明:(PHSが鳴る)
魅希(PHS):「瞳? 今どこ? 彼氏と会った?」
黒羽 瞳:ううん、まだ。そっちは?>PHS(魅希)
魅希(PHS):「こっちは平気。気づく気配も無いよ。来ないんだったらさ、こっちから行っちゃえば?」
黒羽 瞳:…うん、そうする。それじゃ、よろしくね>魅希
黒羽 瞳:(切る)
黒羽 瞳:(周囲の人々の中、一人寂しげな姿。そして移動…)
黒羽 瞳:←似合う範囲内で精一杯大人っぽい格好
黒羽 瞳:(周囲に怯えながらすすきのの中を…)
状況説明:タリウスに向うにしたがって、酔ったサラリーマンやらOLやら気楽な学生が多くなっていく。
黒羽 瞳:(人目に触れないようにしなきゃ…)
状況説明:ネオンが輝き、店のサービスチケットを渡すにーちゃんねーちゃんがいる。
ちーまー:よー、一人?
黒羽 瞳:すみません、急いでますから…>ちーまーの人
ちーまー:寂しそうじゃん、一緒にのもーよー。
黒羽 瞳:えっ…(顔を伏せる)<寂しそう
黒羽 瞳:あ、あの…すみませんっ!(駆け出す)
状況説明:タリウスの近くまで来るとむしろ人は少なめです。
黒羽 瞳:…はぁ、はぁ…(息が上がっている)…ここ…みたいだけど…
黒羽 瞳:(入るにはちょっと勇気がいる)
状況説明:ドアには『Thallius』と刻まれた銅板のプレートがかかっています。
黒羽 瞳:(ちょっとためらうが…思いきってドアを開ける)
黒羽 瞳:…あの…すみません…
状況説明:やや暗めの店内。片方の壁は一面ガラス窓。端の窓だけすこし開いていてウインドチャイムの音が聞こえる。
黒羽 瞳:(おどおどしている)
エリシュ:いらっしゃい。あら。>おじょおさん
黒羽 瞳:えっと…その、長谷川龍さんという方が、こちらにみえませんか?
状況説明:はかったように客がいない。
エリシュ:あらあら。hatoくんのお客様ですか〜(にっこり)
黒羽 瞳:あっ、よかった…ここで合ってたんですね(安堵)
エリシュ:そんなところに立ってないでどおぞこちらへ(目の前のカウンターに手招き)
黒羽 瞳:あ、はい(店内移動)
黒羽 瞳:(やや緊張の面持ちでカウンターに座る)
エリシュ:はじめまして。タリウスのマスターをしてます。エリシュといいます(ほにゃっと笑う)
黒羽 瞳:あっ、どうも。はじめまして…黒羽 瞳です(緊張しつつ微笑む)
エリシュ:(いいながら、ロックグラスにウイスキーを注ぐ)
黒羽 瞳:龍さんにはいつもお世話になっていて…
エリシュ(呟く)おせわに『なってる』か(微笑)
黒羽 瞳:(あっ…どうしよう…お酒なんて飲んだ事ないし…)
エリシュ:ええと、瞳さんは特に好き嫌いありませんか?
黒羽 瞳:あ、あの…私お酒はちょっと…
エリシュ:大丈夫です。のんあるこーるですから(シェイカー構える)
黒羽 瞳:あっ、そうなんですか…それなら、頂きます。
エリシュ:では。(シェイカーの中になんかかんかと氷を入れ振る)
エリシュ:(しゃこしゃこしゃこしゃこ)
黒羽 瞳:(まだ6000円は持ってるから…足りるよね?)
エリシュ:(シェイカー振りながらにっこり)こちらからすすめておいておかねはとれませんよ〜。
エリシュ:(すかさずコースターとカクテルグラスを瞳さんの前に)
黒羽 瞳:えっ!?いえ、その、そんなの悪いです…ちゃんと払いますから…
黒羽 瞳:あっ、どうも…(グラスを取る)
エリシュ:だ・め・です。受け取りません。(シェイカーの中身をグラスへ)
黒羽 瞳:…いただきます(とりあえず一口)
黒羽 瞳:(メモとお金とこっそり置いていこう…)
エリシュ:(少し前かがみになって瞳さんと目線合わせる)
黒羽 瞳:えっ!?あ、あの…なにか…?
エリシュ:(で、自分のロックグラスちょっと上にあげる)
エリシュ:(笑う)……タリウスへようこそ。(乾杯)
黒羽 瞳:…はい(すっかり緊張も取れた笑顔で乾杯)
エリシュ:(その様子を見て、ウイスキーをくいーっと呑む(笑))
黒羽 瞳:(飲む)
エリシュ:(グラス置く)そういえばどうやってここまで?
黒羽 瞳:…実は修学旅行で、抜け出して来たんです。
エリシュ:……(ちょっとびっくり)大胆ですね。
黒羽 瞳:…そうですか?…そうかもしれませんね(苦笑)
エリシュ:恋する女の子は無敵ですねぇ(しみじみ)
黒羽 瞳:(赤面)<恋する〜
エリシュ:(かわいいですねぇ)
久世水見:エリシュさん、……。マスター、お客様ですか。
黒羽 瞳:(会釈)<来た人
久世水見:(冷たい感じの美少女。カウンターの奥の扉から出て来る)
久世水見:(会釈)
久世水見:なにか、手伝いますか?(淡々)
エリシュ:いえ、いいです。ひとりでだいじょおぶですよ。
久世水見:しかし。
黒羽 瞳:(黙って聞いてる)
エリシュ:わたしもたまにはぱぴっとお仕事しないと、しょおこちゃんにおこられちゃいます。
エリシュ:ね。(にっこり)>くみちゃん
黒羽 瞳:(面白い人…くすくす)<エリシュさん
久世水見:……わかりました。手伝いが必用なら呼んで下さい。
久世水見:お邪魔しました。ごゆっくり(淡々と頭を下げる)
久世水見:(奥に消える)
黒羽 瞳:あ、はい…<ごゆっくり
黒羽 瞳:(…何だろう…不思議な雰囲気の人…)<(久世さん)
エリシュ:(奥に戻るのを見守っている)
エリシュ:(溜息)
黒羽 瞳:…どうかしました?<溜息
エリシュ:いえ…別に(微笑む)
エリシュ:(なにかを考えている)
黒羽 瞳:……………
エリシュ:(ぽそっと)hatoくんに、おせわになってるのは、わたしのほかもしれないですね……。
黒羽 瞳:えっ?龍さんに…?
エリシュ:……本当は、わたし、謝らなくちゃいけませんから。
黒羽 瞳:…あの…よかったら、聞かせてもらえませんか?何があったんですか?
エリシュ:『彩音』のこと、知ってますか?
黒羽 瞳:…ええ。一応は、ですけど…(悲しい表情)
エリシュ:彼女の出来事の責任は、わたしにあります(きっぱり)
黒羽 瞳:えっ!?それって…
状況説明:(いきなり扉が勢いよく開く)
黒羽 瞳:!?(驚いて扉を見る)
真棹秤子:(部屋の中を一瞥)
真棹秤子:(エリシュを睨んでかつかつ近づく)
エリシュ:しょおこちゃん……。
真棹秤子:(怒鳴る)ああっこのぼけがっ。夜中に他人に買い出し行かせといて人払いかいっ>エリシュ
エリシュ:(遠い目)そ、そのはなしはあとで、ね(願)
真棹秤子:やかましいっウチは怒ってるんやで(凄む)
黒羽 瞳:あっ、あの、きっと私が居たせいですから。エリシュさんが悪いんじゃないです…
真棹秤子:……知り合いに論文の添削頼まれてるんやなかったんか?>エリシュ
真棹秤子:かんけーあらへんよ。これはウチとこのぼけの問題や>嬢さん
黒羽 瞳:は、はい…(迫力に圧倒されている)
エリシュ:ええと、でも、論文はにげないので。
黒羽 瞳:(口を挟めない)
真棹秤子:相変らず、他人様に誠意がないなぁ>エリシュ
真棹秤子:(カウンターに入って奥のドアを開ける)
真棹秤子:とっととやってこい。(キック)>エリシュ
黒羽 瞳:(状況に圧倒されている)
エリシュ:あ。ちょっとまって、しょおこちゃんっ(奥に消える)
真棹秤子:(無言でドア閉める)
真棹秤子:(あげくスツールをドアの前に置いてみたりして)
真棹秤子:(振り返る)すまんかったな、いきなり怒鳴ったりして(疲れたように笑う)>嬢さん
黒羽 瞳:あ、あの、えっと…こんばんは。
黒羽 瞳:(まだちょっとひいてる)
真棹秤子ふう(額に手をやる)完全に悪役やな。
真棹秤子:(苦笑)こんばんは。会計役の真棹秤子や。
黒羽 瞳:あ、はい。はじめまして。黒羽 瞳です。
真棹秤子:なるほどね。
黒羽 瞳:え?あの、なにか?
真棹秤子:(苦笑)あいつ、『彩音』の話するとこやったろ?
黒羽 瞳:…はい。
真棹秤子:……あのぼけは『彩音』について語る言葉、持たんよ。
黒羽 瞳:………
真棹秤子:どうせ、自分が悪かったって謝って終わりや。そんなら馬鹿龍とかわらへん。
黒羽 瞳:…言っていました。「責任は自分にある」って…
真棹秤子:そうやろうね。あいつは『当事者』やから。
黒羽 瞳:…教えてもらえますか?何があったのか…龍さんが、何を抱えているのか…
真棹秤子:ああ。うちのほうが少なくともエリシュよりは冷静に話ができるやろ。
黒羽 瞳:…龍さんには聞けません…また傷つけてしまいますから…
黒羽 瞳:でも、私知りたいんです。
真棹秤子:分かった。<知りたい
真棹秤子:(厳しい顔)『彩音』は目の前で大切な人間を、2人いっぺんになくしたんや。
真棹秤子:…恋人として愛してた男と、慕ってた『hato』という『人間』をな。
真棹秤子:もっとも、『恋人』を彩音がホンマに愛しとったかはしらんけど。
黒羽 瞳:(うつむいて聞いている)
真棹秤子:しかも、『恋人』を手にかけたんは、hatoや。
黒羽 瞳:(辛そうに聞いている)
真棹秤子:少し、言い方を変えようか。
真棹秤子:彩音がなくしたんは、『恋人』の皮を被った妖怪と、本当に好きだったかもしれんhatoに対する幻想や。
黒羽 瞳:……!<本当に好きだった
真棹秤子:(構わないで続ける)……彩音は妖怪に魅入られとった、hatoとしては見逃せん下衆にな。
真棹秤子:hatoは彩音の事を『マスター』だと言っていた。自分の、『ある』理由だと。
真棹秤子:本当の所、hatoが彩音に対して抱いとったんが、『マスター』に対する忠誠なのか、愛情なのかはウチのしらんところや。
真棹秤子:(嘆息)知らないことが多すぎるな(苦笑)
黒羽 瞳:(聞いている)
真棹秤子:hatoが彩音を、ただのファン以上に思っとった事だけは確実やけど。
真棹秤子:hatoは彩音のなかの『翳り』に気付いたんやろうね、その元凶である『恋人』を自分独りの手で排除しようとした。
黒羽 瞳:(自分の知らない龍がいた事がただ哀しい…)
真棹秤子:そして、それは成功した。
真棹秤子:彩音は見た。何故か『龍』だと分かる異形の存在が、『恋人』を手にかけたところを。
真棹秤子:結果。彩音は『壊れた』
真棹秤子:……hatoじゃなくても自分の所為だと思うやろう。
黒羽 瞳:(無言)
真棹秤子:実際錯乱して、うちのメンバーに叩き潰されとる。
真棹秤子:(皮肉気に笑う)死ぬ気、だったらしいな。
真棹秤子:……(瞳さんの様子を見る)
黒羽 瞳:(うつむき、震えている。話に対処できない)
真棹秤子:(歌うように呟く)「だれもが、いたくないせかいがいいね。みんな、しあわせになれればいいね。だれもなかなくていいもの」
黒羽 瞳…私は…何も知らないで勝手なことばかり…何にもわかってない慰めも…無責任な言葉も…余計に龍さんを傷つけていた…
黒羽 瞳…そして…龍さんを奪った…
黒羽 瞳みんなを不幸にしているのは私…?みんなを泣かせているのは私なの…?
真棹秤子:(小声を聴きとめる)彩音がhatoをこっち側につなぎ止めてよかったな。『壊れた』彩音じゃなかったら。こんな科白、出てこんかったやろ(笑)
真棹秤子:彩音も馬鹿や。誰も頼らずに結局自分を潰しよった(冷笑)
真棹秤子:あげく「みんなしあわせに」かい。自分の為に2人の男が戦ったちゅうんに。
真棹秤子:喜んでええんよ。今の龍があるんは『彩音』の『おかげ』や。
黒羽 瞳:…私には…何も言えません…
真棹秤子:(瞳さんをじっと見る)
黒羽 瞳:…私、今の龍さんが好きです…でも…
真棹秤子:なら、よかったやないか(たたみこむ)
黒羽 瞳:…私…気持ちの整理がつかなくて…自分でも、どう思ってるのかわかりません…(涙声)
黒羽 瞳:…ただ、哀しくて…
真棹秤子:そうか……(溜息)
真棹秤子:(まだ、若い娘さんに酷な期待してもうたな)
真棹秤子:(ハンカチさしだすけど……)
黒羽 瞳:(受け取るだけ。そのまま泣いている)
黒羽 瞳:…どうして、こうなるんでしょうか…どうして、みんな悲しまなきゃいけないんでしょうか…
真棹秤子:(励ますように肩をぽんぽんと叩く)
真棹秤子:(奥のドアを開ける)
エリシュ:(ドアの前に立ってる)
黒羽 瞳:…龍さんも、彩音さんも、みんな傷ついて、悲しんで…何もしてない私だけ、幸せの中にいるなんて…そんなの…
真棹秤子(どこか安心を含んだ、でも苦い顔)すまん、やりすぎたわ……>エリシュ
エリシュ分かってます……しょおこちゃんのやりたかったことは。
エリシュ:(奥に引っ込んだ秤子にかわって出て来る)
黒羽 瞳:(ただ泣いている)
エリシュ:(瞳さんに近づいて覗き込む)
黒羽 瞳:(気づかない)
エリシュ:瞳さんが、そんなふうに思う必要なんてないんですよ。
エリシュ:(スツールの近くにしゃがんでる)
黒羽 瞳:えっ…?(涙で濡れた顔を上げる)
エリシュ:幸せにしている人が、手の施し用の無い過去で哀しむ必要は、ないんです。
黒羽 瞳:エリシュ…さん…
エリシュ:あの場で何も出来なかった、わたしを落ち込ませるつもりですか?(笑う)
黒羽 瞳:…わかってるつもりです。過去はどうにもならない事くらい…それでも…私は…
エリシュ:(立ち上がって瞳さんの肩抱える)
エリシュ:だったら、忘れないで下さい。『彩音』というひとがいたこと。
エリシュ:でも、それに押しつぶされる必要なんて無いんですよ。
黒羽 瞳:(小さな、か細い肩の震えは、わずかなものになっている)
エリシュ:しょおこちゃんが言ってました。hatoくんとと彩音は『つりあいすぎた』んだって。
黒羽 瞳:つりあい…すぎた…?
エリシュ:あまりにも静かにお互いを保ち過ぎて、衝撃に、元に戻れなくなるくらい大きくゆれてしまった。
エリシュ:恋愛っていうのは、お互いのこころをゆらしあう作業だそうです。
エリシュ:そうやって、少しずつ、相手へのきもちを重くしていくんです。
エリシュ:わたしは、瞳さんみたいな子ががhatoくんの相手でとてもよかったと思ってます。(断言)
黒羽 瞳:…私、いつも頼ってばっかりで、迷惑掛けっぱなしで、ただ重荷になるだけ…そんな私が、龍さんを好きでもいいんですか?
黒羽 瞳:私なんかが、龍さんに愛されていいんですか?
エリシュ:問題なんてないですよ。
エリシュ:(抱きしめてたの解いて瞳さんを見る)
黒羽 瞳:(涙を拭き、笑顔を見せようとする)
エリシュ:あなたは、これから成長して変わってゆくことが決まってるひとだから。
エリシュ:それに合わせてhatoくんも変わっていかなきゃならないでしょ(いたずらぽい笑い)
エリシュ:わたしは、期待してるんです。
エリシュ:(それは、わたしたちにはできないことだから)
黒羽 瞳:私、変われるでしょうか?もっと強く、どんな悲しみにも負けないようになれるでしょうか?
エリシュ:あなた次第です。
エリシュ:しょおこちゃんならこう言うでしょうね。「あんな若いのにつきあってたら、強くならざるをえない」って。
黒羽 瞳:私、強くなります。
エリシュ:その言葉、確かに聴きました。
黒羽 瞳:はい!
エリシュ:でも無理は厳禁です。わたしがhatoくんに怒られちゃいます。
黒羽 瞳:そうですね(微笑)私も、龍さんに心配掛けない様にしないと。
エリシュ:お願いします。hatoくんの事。女どおしのやくそくってことで(にっこり)
黒羽 瞳:はい。こう見えても、約束は守るほうですから(にっこり)
エリシュ:hatoくんの事、駄目だって思ったら見限ってやってくださいね(笑)
黒羽 瞳:ふふっ、そうですね。本当に、もう駄目だって思ったら。
黒羽 瞳:でも、私龍さんの事信じてますから。駄目だなんて思いませんよ(微笑)
長谷川龍:(だだだだだ、ばん!)
長谷川龍:秤子さん! ………お?
黒羽 瞳:龍さん!?
黒羽 瞳:…ちょっと、遅刻ですね。
エリシュ:あ〜。hatoくん、なんか飲みますか〜いらないんだったらひっこみますけど〜(ぼけぼけっとね)
黒羽 瞳:さっきの、もう一杯お願いできます?泣いたら、喉乾いちゃって(笑)
黒羽 瞳:龍さん?あの、どうかしました?
長谷川龍:……………。なにした>マスター
エリシュ:おんなどおしのひ・み・つ、です(ほにゃぁ)>hatoくん
黒羽 瞳:ふふっ、内緒です<なにした
エリシュ:もうすっかり、なかよしですよ〜(カウンターの中に入る)
長谷川龍:泣かしたな!!
黒羽 瞳:…龍さんに泣かされた気もしますけど…(苦笑)
真棹秤子:ウチの聞くも涙話すも涙な話に感涙したんや(奥から出て来る)
黒羽 瞳:全部違うとも言いませんけど…>真棹さん
長谷川龍:……余計なこと言ってないだろうな?(剣呑)
エリシュ:hatoくんはいつも元気ですね〜。はいどおぞ>瞳さん
黒羽 瞳:ありがとうございます。私から頼んだんですから、お金は受けとって貰えますね?(微笑)
真棹秤子:あ〜すまんな。うちがおごる。迷惑料替わりや。払わな気がすまん(苦笑)<お金
真棹秤子(ささやく)泣かせてしもうたし。このままじゃウチがぼけに借り作るわ。
黒羽 瞳:…はい。じゃあ、お願いします(微笑)
長谷川龍:…………。まあ、いいけどね。
エリシュ:hatoくんも喉かわいたでしょう? どおします?
真棹秤子:アルコールはやめとけよ〜hatoがここで瞳さんに手ぇだすと困るからな。
長谷川龍:出さねえよ! 手も足も!
黒羽 瞳:ここではちょっと…<手ぇだす
黒羽 瞳:(きっと、いつかは…ね)
エリシュ:それは、ざんねんですね〜(くすくす)<手も足も〜
長谷川龍:あ〜はいはい。じゃ、いつもの「わかやま」で……
エリシュ:わかりました〜<わかやま
黒羽 瞳:龍さん。すっかり遅くなりましたけど、あと一時間くらいなら一緒にいられますから。ね?
長谷川龍:どうも、遅れて悪かったっすね。苦労して抜けてきたのに(苦笑)
黒羽 瞳:すみません、こっちの都合で呼んだのに(微笑)
長谷川龍:じゃ、乾杯でも。
黒羽 瞳:それじゃ、乾杯!

[グラスの重なる音が響いて……Fade out]



*ログの解説*