現在の位置 :トップページ → 教育活動 → 全国学力・学習状況調査

教育活動

全国学力・学習状況調査の分析

 平成25年4月に実施した全国学力・学習状況調査の結果概要についてお知らせ致します。
この調査は全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の改善を図るとともに、学校における学習指導に役立てることを目的としております。本校でもその目的を押さえつつ教育課程や授業の改善に生かして参りたいと思っております。
 なお、この結果については、本校の6年生を対象に国語、算数の2教科のみの実施であることから、必ずしも本校全体の教育活動の結果を表すものでないことを申し添えます。

学力状況調査から

国語A (主として「知識」に関する問題)

基礎的な言語活動や言語事項に関する知識・技能が身に付いているかどうかを見る問題
  国語A全体については、全国平均と比較して相当高い正答率です。全ての領域で全国を上回っており、特に話すこと、聞くことの領域が大きく上回っています。

【言語事項】
■ 漢字を読む問題「券」は全員が正答し、読む問題「子孫」「採集」、書く問題「焼く」「設ける」については80%以上の正答率でした。書く問題「停車」「設ける」は全国正答率が低い問題でしたが、正しく書けている児童が多く、日常の漢字学習の成果であると考えられます。
■ 文の初めの5文字を丸で囲む問題は全国平均より高い正答率でしたが、無回答が全国よりも多く様々な解答方法に対応する力や注意力が必要です。

【話すこと、聞くこと】
■ 選手宣誓文の表現の工夫とその効果を説明したものを選択する問題は、全国平均を大きく上回る正答率でした。話すことに力を入れてきた成果であると考えられます。

【書くこと】
■ 「言葉の使い方」に関する資料を読み取り、年代ごとの割合や全体からわかることを書く問題は、相当数の児童ができています。
■ 接続語を使って1文を2文に分けて書く問題は、全国正答率がかなり低い問題です。本校は全国平均を大きく上回る結果でしたが、それでも正答率は約50%でした。

【読むこと】
■ マナーに関する広告を読み、編集の仕方の特徴を選択する問題はおおむね理解されていました。ただし、「うながす」の意味がわからなかったため、誤答になった児童が多くいます。


◆国語A 平均正答率の低い問題◆
【言語事項】
次の一と二のことわざの意味を、1から4までの中からそれぞれ一つ選んで、その番号を書きましょう。
一.「石の上にも三年」
 1 何事もやってみないと、よさがわからないこと。
 2 あることが得意な人でも、失敗することがあること。
 3 住み慣れると、そこが一番暮らしやすくなること。
 4 しんぼう強くやれば、よい結果が得られること。
 
二.「急がば回れ」
 1 その人のためになる注意は、なかなか聞き入れられにくいこと。
 2 ていねいに取り組んでも、いっこうに手ごたえがないこと。
 3 時間がかかっても、安全で着実な方法を選ぶほうがよいこと。
 4 何事も用心に用心を重ねて取り組むことは難しいこと。
ことわざの意味として適切なものを選択する問題です。
《正答》設問一 「4」 設問二 「3」
《解説》設問一は全国平均-13.3ポイントでした。誤答として多かったのが、「2」「3」です。
設問二の誤答は「2」が多かったです。
普段から何気なく見聞きしていることわざを前後の文脈で解釈していると思われますが、改めて単独で意味を尋ねられると理解していないことがはっきりしました。また、他の有名なことわざ「猿も木から落ちる」や「住めば都」などが連想されれば間違うことはない問題です。3年で学習する内容ですが、その後の習熟や発展が課題です。

学校での指導
☆今まで通り「文章をすらすら読むこと」、「漢字の読み書き」の基礎を大切にします。
接続語をもとにした文と文のつながりなど、文章の構成について理解できるようにします。
☆語彙を増やし、
ことわざや慣用句,故事成語などにも触れる機会を増やします。

ご家庭へのお願い
 日常の会話でも力がつきます。「わかってあげる」のではなく、正しく話せるように、時には言い直しさせることも大切です。また、読書も正しい文章力を身につけさせてくれます。本や新聞を読む機会が増えるように言葉かけをお願いします。


国語B (主として「活用」に関する問題)

基礎的な言語活動や言語事項に関する知識・技能を活用することができるかどうかを見る問題
  国語B全体については、全国平均と比較してやや高い正答率です。全ての領域で全国を上回っています。

【話すこと・聞くこと】
■ 六年生が五年生に助言をする際の対応や説明として適切なものを選択する問題は全国平均でおおむね理解できています。

【読むこと】
■ 推薦文を読んで、ノートに書いたわかったことに穴埋めする問題は、全国平均を少し上回っていますが、50%程度の正答率です。

【書くこと】
■ 「打ち上げ花火の歴史」のリーフレットの下書きの一部を編集会議の意見をもとに書き直す問題は、全国でも正答率の低い問題です。本校では唯一全道平均より低い結果でした。


◆国語B 平均正答率の低い問題◆
  《正答例》
「わたしは、」「そのわざを」

《解説》
 4文からなる文章の中なかから2文を選択する問題です。西村さんの意見の中の「小野さんの苦労が具体的に書かれている文を引用したほうがいい」という表現に着目すれば内容的にはさほど難しい問題ではありません。
 ところが、誤答として一番多いのは、「文のはじめの五文字」以外のところを書いていることです。
 「文の数、文頭、文末」を意識することに課題があります。

学校での指導
☆日常の授業で、書いてまとめる活動を適切に位置づけます。
☆記録、報告、説明、感想など多様な様式を用いた言語活動を充実させます。
☆ 「
○○字程度で」、「文章中の言葉を使って」など、条件を示して書く活動を行います。