介護用品
トイレ用品について
本来、「トイレ用品」という言いかたは変なのですが…。
食事は食堂で、排泄はトイレで、というのが当たり前だと思います。
体の状態によってはトイレまで行けない人がいます。
そんな人たちのために「トイレ用品」が出来たのです。
施設によっては、ポータブルトイレをあまり利用しないところもあります。
というのも、「トイレに行く」という動作もリハビリに繋がると考えているのです。
この施設の場合、トイレに着く前にもれてしまうことがあっても
例えば“床を汚してしまったら、職員が拭けばいい”というふうに考えています。
では、トイレ用品の説明に入りましょう。
トイレ用品と聞くと一番に思い出すのが「ポータブルトイレ」です。
もともと、ポリエチレン製のポータブルトイレ(以下「ポータブルトイレ」)は
工事現場で使用されていたものです。
それを老人世界にそのまま使用していたのですから驚きです。
今でも数多くこのタイプのポータブルトイレが使用されています。
値段的にも一番安価などです。
今から約20年位前ごろから、
このようなポータブルトイレは老人には向かないのではないかという論議が
各地で行われていました。
イスから立ち上がるのと同じようにトイレから立ち上がる動作も同じこと―――
故に、立ち上がるときにこのポータブルトイレではどうしても出来ないことがあります。
つまり、踵(かかと)が膝(ひざ)より内側に入っていないと簡単には立てないのです。
運動神経のいい人であれば踵が膝より前でも立つことが出来ますが、
使用するのはお年よりなのですから。
今では、このポータブルトイレの形も変わってきています。
踵が内側に入るタイプの物も出てきました。
又、木製ポータブルトイレもあります。家具調の物もあります。
ポータブルトイレ用の手すりも数多く販売していますので
購入の際はよく検討してみてください。
ポイントは膝下の高さです。
立ち上がる時の介護用品も販売していますが、理学療法士さんに相談してください。
次いで尿器です。
一般的に尿瓶といわれている物です。
一応、男性用と女性用に分けていますが、その人にあった物を選択しましょう。
男性が使用する場合であっても、商品によっては女性用の方がいいこともあると
いうことを覚えておいてください。