メンバーからのフィールドレポート(2006年1月〜6月)

メンバーのみなさんのフィールド報告です。
どんどん情報ください。

2006/06/16 石狩浜海岸林

世界でも石狩と下北半島にしか確認されていないミジンコの仲間、キタホウネンエビ。
内藤さんと北広島西高の遠藤先生が、その生息地を見に行く、というので、同行しました。
巨大な蚊の攻撃を避けながら、ようやく辿り着いたのが、この融雪プール(写真右)。
水を採取してみましたが、もうすでに成体は確認できませんでした。
(レポート:志賀健司)





2006/06/15 石狩浜

昨日キノコ調査を石狩浜で行って、見つけたスナジクズタケです。
小さいものはカサの直径1センチほどですが、大きいものは3〜4センチほどです。
柄は3〜4センチほどでその下にねばねばの粘液質のようなものがあって、
さらに細いヒゲ根が何本か出ているようです。
それほど珍しいものではないようですが、ハマニンニクの地下茎などから養分を取るそうです。
ハマニンニクの草原の砂地からカサを出していました。
めざすアカダマスッポンダケは、9月末頃、12〜13センチほどの高さで
くさい匂いを放ちながら出没する予定とのことです。
なお、ただのスッポンダケはそれほど珍しくはないようです。
でもこんな砂浜に出るキノコなんて、あるもんですね。
(レポート:種田昭夫)





2006/06/08 茨戸耕北川

きのう五の沢に行ったんですが、バイクで行ったもんで
あまりの寒さにほとんど行っただけで帰って来てしまいました。
今年は植物を勉強して、どんなものがあるか継続して調べてみたいと思います。
帰りにガトキンの前の川が集まっているところで、シロサギを発見しました。
本来シロサギとは言わないようで、種類によって、ダイサギ、コサギなどというようです。
この辺ではほとんどアオサギですが、先日、茨戸耕北川(ばらとこうほくがわ)では二羽見ました。
多分そのときの一羽ではないでしょうか。魚をねらっているんですが、
すぐそばで鯉が背中を見せて産卵しているのか、バチャバチャやっていましたが、
大きすぎて食べられないのか、それは捕らずにほかの小魚を取っていました。
近くに鴨が5羽ほどよってきて別に気にする風もなく、えさを探し続けていました 
(レポート:種田昭夫)


(左:五の沢池、中・右:茨戸のシラサギ)


2006/05/21 篠路五戸の森

五戸の森では、ニリンソウとオオバナノエンレイソウなどが群生しています。
アオサギはひなが孵ったようで、画像にはうまく写りませんが、鳴き交わしています。
何人も観察しているようです。
(レポート:種田昭夫)





2006/05/12 緑苑台三日月湖、五の沢池

今日の夕方、緑苑台小学校の裏の三日月湖を通りかかったら、
かつてないほど増水していました。自動車修理工場の裏も回りこんで
道路から見えるところも水が上がっていました。
雪解けの水が発寒川から水門を通して入ってきているのでしょうか。
一帯は個人の所有地なのか、さくがしてあってちょっと入りにくいです。
緑苑台小学校とパークゴルフ場の間から歩いて行ってみましたが、
その辺りにも水が出ていました。
発寒川の水位と三日月湖の水位は同じような気がしますが、
創成川と発寒川、ガトキンの前に合流していますが、雪解けのせいかかなり水量は多く、
ガードレールのすぐ下まで来ていて、今にもあふれそうです。
きのうの雨のせいでかなり雪解けがすすんだのかもしれません。
どこかで洪水で電車が止まっているとかいうニュースもあったようです。
きのう石狩河口橋を通りましたが、川もにごって水量はかなりなもんでした。
五の沢も行ってきました。ダムはすりきりいっぱいでした。
(レポート:種田昭夫)


(左・中左:緑苑台三日月湖、中右・右:五の沢池の堰)


2006/05/09 篠路五戸の森

篠路の五戸の森に行ってきました。
今年は20個ほど巣があって、アオサギの鳴き声が盛んにしています。
巣の下はフンで白くなってます。
(レポート:種田昭夫)





2006/05/4 石狩の鯨塚

石狩ゼミで水島さんに鯨塚の話をしてもらうので、石狩の鯨塚に行ってみました。
と言っても、今の地図には「鯨塚」など書いてありません。かろうじて三角点の名称として残っているだけです。
石狩砂丘上の、周辺では一番高いところにその三角点はありました。
かつてはここに鯨骨が立ち、海を見下ろしていたのでしょうか。
探してみましたが、骨のカケラもありませんでした。
(レポート:志賀健司)


写真左:三角点「鯨塚」。こんもりと盛り上がった地形で、下のほうに標石が見えます。
写真右:三角点からは海がよく見えます。


2006/04/30 五の沢池、高富貯水池、知津狩川河口

4月の末に 五の沢池を見に行ってきました。
すっかり氷は溶けて、土手の堰の切れ目から水があふれ出ておりました。
水鳥も50羽ほどいて、休んでいました。
貯水池も満杯で、林の木が切り払われたところまで満水状態でした。
帰りに知津狩川河口へ寄りましたが、雪解けの増水で(石狩川も)、
河口はストレートに石狩川と合流してました。
(注:通常は合流直前で大きく蛇行しています。)
(レポート:種田昭夫)


(左・中左:五の沢池、中右:高富貯水池、右:知津狩川河口)


2006/04/14 五の沢池、高岡、真勲別川、名無沼、茨戸

五の沢はかなり雪解けが進んで、ゲートまで車でいけました。
入り口までは積雪はありましたが、土手を越えると草地が出ていました。
先日藍藻を採った放流口はさらに上のほうに開放されていたため、もうありませんでした。
高富貯水池は堰の切れ込みから音を立てて水があふれており、貯水量はいっぱいのようです。
名無し沼は去年志賀さんと測量した面積以上に水がたまっていて、
あのときの3−4倍ほどあるような気がしました。
五の沢に行く途中の高岡を下りたあたりで、200羽ほどの白鳥が田んぼでエサを採っていました。
真勲別川でも、ガンか鴨が500羽ほど羽を休めていました。
着水の様子から見るとガンのようでしたが、たぶん混在していると思います。
帰りにガトキン(注:茨戸のガトーキングダム)の横のボートハウスのとなりの木に、
アオサギの巣のようなものを発見しました。道路に面しているところです。
(レポート:種田昭夫)

ハクチョウ、いましたか。
4月5日に廻ったときには大群はおらず、9羽程度の小群が八幡の入り口に居た程度でした。
ようやく大群が入ったのですね。
それから、マクンベツ川のガンは、正確にはオナガガモ(+数種)でしょう。
これは、4月5日にも1000羽以上の大群でいました。
それから、アオサギの巣と思われているのは、カラスでしょう。
アオサギの巣はもっと大きく、複数がまとまってあります。
トビの巣もこの時期目につきますが、トビは、もっと大きく縦に長い
(巣の深さがあり、逆三角形型)です。マクンベツ湿原でよく見られます。
いよいよ春ですね。
(コメント:内藤華子)


(左から;五の沢池、名無沼、高岡、真勲別川、茨戸)


2006/03/24 石狩浜(新川〜新港)

石狩湾新港より西側の石狩浜に行ってみました。ここはすでに小樽市のナワバリです。
いきなり、漂着して間もない(2〜3日以内)のトド(オス)の死骸を見つけました。(写真左・中)
全長3.2m。さすがにデカい。いしかり砂丘の風資料館HP/石狩レポートにも書きましたが。
その日、すでに小樽市博物館にも通報が行っていたようで、間もなく学芸員(山本さん)も来ました。
あちらで標本にするそうですが、資金をどうするか、悩んでいるそうです。

新川河口近くには、小さい、と言っても石狩の名無沼よりは大きい、沼があります。(写真右)
こちらも、調査してみるとおもしろそうです。
山本さんの話では、この沼にもゲンゴロウがいるらしいです。
(レポート:志賀健司)





2006/03/16 五の沢池、茨戸

3月16日、五の沢池に行ってきました。
まだまだ雪が多くて、改良区の巡回もあまりないようです。
今回は階段に積もった雪を掘って下(水面)まで行き、
放流口にそって流れ込んでいる藻を採集しました。
水草とは違うと思いますが、なんだか分かるでしょうか。

それと、茨戸のボート場で多分オジロワシと思われる大型の猛禽類をみつけました。
釣り人が捨てたウグイなどを食べに来ると聞いていましたが、初めて見ました。
しばらく氷の上に止まっていましたが、向かい側の木の枝に移ると、もう一羽いました。
黄色いくちばしで尾は白かったので、勝手にオジロワシであると判断しましたが、
帰ってきてホームページで見ると、どうやらそのようです。
画像は望遠ではないのでほとんど分からないと思いますが、
木の枝の中ほどに二羽並んでいますが、小さすぎますね…。
(レポート:種田昭夫)


(左・中左:五の沢池排水口付近、中右:採取された藻、右:茨戸)


2006/01/15 五の沢池

池の真ん中まで行きましたが、ストックで突付くと水がしみ出してきました。
あたりの気温は相当冷たいようで、昼前でも枝に付いた氷の結晶は残っていましたし、
歩くと雪がきゅっきゅっと鳴っていました。
階段と堰の切れ目の位置関係が分かる写真は取れましたが
階段に雪が積もって、深さの目安の何段目まで水没しているかはよくわかりません。
たぶん前回と同じくらいと解釈できると思います。
いまでも放流しているという事は、流れ込みもあるということでしょう。
双眼鏡で見たんですが、流れ込む川は雪に埋もれて見えません。
多分雪の下で流れているのではないでしょうか。
高富は道路わきで雪がかなり積もっていたため、疲れて上がるのを断念しました。
見たところ、まだ水は溜まっていないようです。
(レポート:種田昭夫)


(左:氷上から見た堰、中:枝に付いた氷、右:取水口付近と階段)



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