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【資料】 札幌市内特養における臨職の労働条件について
作成者 札幌地域労組
作成日 2005年9月2日
収入概算の設定条件は・勤続3年の介護職・夜勤回数は各施設の実態による・住宅&燃料手当は世帯主(単身)
各施設関係者の皆様へ この資料は札幌地域労組の責任において作成したものです。問い合わせは、札幌地域労組・書記長の鈴木 (011−756-7792)までご連絡下さい。 【若干の解説】 札幌地域労組の支部が存在する札幌市内の特別養護老人ホームにおける臨職(夜勤も行う介護職に限定)の労働条件の 実態調査をまとめました。ご活用いただければ幸いです。 手前味噌ですが、この種の調査は行政や老施協(業界団体)なども行わないので貴重だと思います。 この表で象徴的なのは、年収比較では最も経営規模の大きい潟Wャパンケアグループ傘下のノテ福祉会 「幸栄の里」の労働条件が最低で、札幌市内で経営的に最も厳しく余剰金も市内の特養では最下位の小 規模施設「慈徳ハイツ(50床)」の労働条件がトップだということです。 この両者の違いがどこから来るかと言えば、経営者の福祉に対する経営理念と、それに対応する労働組合 の存在ではないでしょうか。 更に臨職に限った今年の賃上げ額の比較では、UIゼンセン同盟ジャパンケアグループユニオン(組合員2700名) が臨職(介護職)を「強制的に100%組織」するノテ福祉会が、僅か時給10円(ゼンセン要求も最初から10円) の引き上げであるのに対し、たった2名のパート組合員しか居ないルミエールが時給38円(約5%)の賃上げを勝 ち取っています(ルミエールは2年前の春闘では時給90円アップを実現。)要するに、2700名の組合よりも、 2名のパート労働者の闘いの方が、その数倍の成果を勝ち取っているということです。 労働運動は、職場の多数派を目指すべきことは言うまでもありませんが、しかしその一方で質を伴っていなければ、 単に労働者を管理する団体でしかありません(その管理費を労働者から取るという点もひどい)。 高額納税者に名を連ね、高級外車を乗り回す福祉経営者のところが最も低賃金とは、小泉政権の下で進む二極分化を 象徴している出来事と言えるでしょう。(東京では自家用ジェット機を持つ介護経営者もいるとか・・・。そこも、御用組合か?) いずれにしても、札幌地域労組の組織する職場でも、臨職、パート、派遣などの待遇改善に取組み、正職と非正職員と の格差を縮める闘いにもっと本腰を入れるべきことに気付かされました。企業や役所の中で、正職員の既得権を守るだ けの運動(一方で不安定労働者の闘いを抑え)から、身分や、雇用形態の分断を乗り越え、全ての労働者と「収穫」 を公正・平等に分け合うという理念を、労働運動の側から作れるかが私たちの課題です。 2005年9月10日 札幌地域労組 書記長 鈴木
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