シルバニア不正疑惑
組合の内部告発で理事長辞任へ
札幌地域労組は、社会福祉法人シルバニアにおける不正問題について、
団体交渉で高橋景二理事長の
不正疑惑を追及すると同時に、札幌市に対し次の内容を内部告発していました。
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一億円問題 高橋景二氏はシルバニア理事長に就任した直後の07年5月29日、
「後で返す」と言って、法人の金1億円を医療法人グループのカレス傘下の潟Xクウェア・ワン(大城辰美社長)
に振り込ませる。高橋理事長は、07年9月の理事会でこの1億円を「5年分のコンサルタント料」として追認させた。
これは「借りた金」を返さないための偽装ではないか(なお、市に内部告発した後で、高橋、大城の両氏は兵庫県
尼崎市の病院で同僚だった事実が判明。この不正事件は、カレスが裏で指南した可能性も出てきた)。
※シルバニアの柴山施設長と監事の村井健三氏(社福・北海道ハピニス理事)は、組合の質問に対し
「コンサルタントの実態は無い」と述べている。
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A |
高橋氏個人及び潟Pイワイ(高橋景二社長)と施設会計の頻繁な金の貸し借り。
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B |
国保連からの介護報酬が、潟Pイワイを迂回して振り込まれていた。
※潟Pイワイは「北海道国保連」の名を語って介護報酬を施設に振り込んでいた。
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C |
勤務実態のない伴理事への賃金200万円支払い。
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D |
特養ホームの相談室を、高橋理事長が経営する潟Pイワイの札幌事業所として私物化。
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E |
毎月、賃金遅配の危機(電気料金等の支払いを遅らせて賃金支払いをやりくり)。
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この内部告発を受け、札幌市は3月10日の臨職監査で組合からの内部告発が事実であることを確認、
続けて3月24日特別監査を行いました。この結果、1億円が返還され、伴理事も200万円を返還し、
高橋景二氏は不正事件の責任を取り辞任に追い込まれました。これにより、資金ショートによる介護
施設の経営破たんという最悪の事態は一応回避されました。
しかし4月3日の新聞報道では、理事長が介護報酬を金融機関に債権譲渡し、法人の金を流用していた
事実も判明し、まだ「地雷」が埋まっている可能性も否定できません。
内部告発のセーフティーネットとして組合結成
昨年11月、シルバニアの職員有志から不正疑惑について相談された札幌地域労組は、地域労組加盟職場の 社会福祉法人の理事長や老人ホームの施設長にも相談し、寄せられた情報は不正事件に間違いないことを確認し、
将来の内部告発を見据えた組合結成に着手しました。
2月15日のシルバニアにおける労働組合の結成(60名)は、経営者からの報復から身を守るセーフティーネットなり、堂々と理事長の不正疑惑を内部告発することを可能にしました。万が一、不正を暴いた担当者が懲戒解雇された場合、公益通報者保護法と労働組合法(不当労働行為制度)により不当弾圧から内部告発者を守ることが可能だったのです。社会福祉法人シルバニアは、特養60床、身障20床、ケアハウス60床を運営しており、常時140名ほどの利用者が暮しています。シルバニア・ユニオンの闘いは、組合員の職場を守り、利用者の生活の場を守ったのです。この闘いは、やがて全国の福祉労働者に、勇気を与えることでしょう。
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