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  SAPPORO GENERAL UNION 
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 2004年 6月30日発行  
札幌中小労連・地域労組機関紙
編集・発行人 SGU教宣部会
札幌市北区北6条西7丁目 北海道自治労会館 3F
TEL756−7790戟@FAX756−7792 
メーデー 焼き肉パーティー 地区連合駐車場にて
上田市長を囲んで記念写真


執行委員紹介
城戸 学 さん
札幌地域労組 丸果札幌青果ユニオン
       
闘争組合紹介




  7月11日は棄権せず投票所へ行こうぜ




  闘争中です

対馬の不当労働行為、益々鮮明に  ノテ福祉会の中労委闘争結審

  ノテ福祉会の対馬理事長が昨年八月の地労委命令を不服として、 中央労働委員会に再審査の申立をしたことにより、 中央労働委員会(東京)で二度にわたり証人尋問が開催された。

四月二二日の第一回審問には、第二組合の結成を請け負ったUIゼンセン同盟本部の渡部理(わたなべおさむ) 政治局次長が使用者側として証言に立ち、対馬理事長による不当労働行為がなかったことを力説した (さすが、五○万円の仕立券をもらえる組合は違う!)。
 六月一一日の第二回審問では、第二組合結成当時のY元委員長(施設事務長)が証言に立った。

この機会をまるで手ぐすねを引いて待っていたかのように我らの川村弁護士は、 ここぞとばかりにY元委員長に鋭い質問を浴びせ、使用者側証言者らの矛盾点(偽証の部分) を見事にあぶりだし、第二組合の「自主的な結成」がいかに疑わしいものかを明らかにした。

裁判官役である中労委の諏訪康雄公益委員(法政大学教授)が、Y元委員長の目をじっと見つめると、 Y元委員長は背を丸め、声は益々自信無さげに小さくなり、目は宙を舞う。

明らかに「技あり一本」の場面だった。

続いて地域労組ノテ福祉会支部の若林亜紀子書記長が証言に立ち、 施設長から昇給や正職化を餌に第二組合へ入るよう勧誘された生々しい不当労働行為の場面を証言した。

最後は、地域労組の鈴木書記長が証言に立ち、使用者側弁護士の重箱の隅を突くような質問に
団交モードで反撃し、傍聴席はたびたび爆笑の渦に包まれた(使用者側もつられて笑っていた)。
中労委の闘いはこの日をもって結審し、命令待ちとなった。

二回の審問には平日の日中にもかかわらず、 全国ユニオン加盟の東京ユニオンや東京管理職ユニオン、下町ユニオン、 そして自治労組織局の皆さんが約五○名も駆けつけ、傍聴席を埋め尽くしてくれた。

そのことで、当該支部がどれほど勇気づけられたことか。この紙面を借りてお礼申し上げたい。

なお、ノテ福祉会の理事長・対馬徳昭は、自分が経営する潟Wャパンケアサービスを使って、 檜山支庁管内の乙部町で、全国初となる株式会社による特別養護老人ホームの運営に乗り出すことを新聞発表した。

不当労働行為の限りを尽くす悪徳経営者を、このまま眠らせるわけにはいかない。




たった二人の組合、整理解雇を撤回させる


  昨年九月に 整理解雇の通告を受け、たった二人で組合(札幌地域労組ダルクユニオン)を結成し、 以来、ダルクユニオンは整理解雇の撤回を申し入れ団体交渉を重ねてきた。

この間、会社が強行姿勢を崩さなかったこともあり、組合側は川村弁護士とも打ち合わせし解雇が強行された場合に備えた。

五月三○日の第六回団交で会社側は遂に「解雇はしない」ことを正式に回答した。

ダルクユニオンの二人は、インターネットで東京管理職ユニオンのホームページを見て整理解雇について学習し、 組合を作る気になったという。二人の「泣き寝入りしない」意志と、東京管理職ユニオンそして札幌地域労組の バックアップが雇用を守った。




盗聴器を仕掛ける卑劣な経営側と闘う

建設国保ユニオンは全国建設工事業国民健康保険組合北海道東支部に勤務する事務員六人で結成された組合です。

組合の弱体化をねらう会社側は、巧みに六人のうち二人に第二組合を結成させ地域労組支部から脱退させました。

残った女性四人は日常的な嫌がらせやパワーハラスメントを受けながらも組合活動を継続してきました。

しかし、会社側は会社貸与のパソコンを利用して勤務中にチャットやメールのやりとりをしたことを理由に組合員と 支部長を処分しました。

支部長は監督不行届ということで降格されました。

しかし、職場の責任者である事務局長の監督責任は問われなかったに等しいのです。
公平を欠く処分というほかありません。

どんな嫌がらせが行われているかの一例をあげると勤務中の私語が多い(事務局長が言っているだけ)ということで、 その証拠を録りたかったのか事もあろうに事務局長が支部長の背後にテープレコーダーを配置するという愚挙に出たことが ありました。
この件を聞いた時には驚きと怒りがこみ上げてきました。

第二組合の組合員にはテープレコーダーの存在と、盗聴を知らせているのだから支部長の会話を狙って録音しようと したわけです。
抗議文書も提出しましたが、団体交渉の席上で、出席していた理事の中には盗聴を容認する発言もあり、 開き直っているとしか思えません。

現在、札幌地裁で係争中の案件は勤務中のチャットやメールについての処分が中心となります。

処分の狙いは退職させることにあったのは明白で、建設国保ユニオンの組合員四人に対する差別やいやがらせは日に日に 強まっています。

最近、処分をした支部長と組合員の仕事を機構改革の名を借りて取り上げてしまいました。
やる気をなくさせ、退職させようという魂胆のようです。 取り上げた仕事はこれまで経験していない組合員二人に押しつけ、出来ない、と根をあげるのを待っているようです。

できることなら、四人を退職に追い込み、組合を脱退した二人の社員を残して(いつまで残れるか?) あとは今はやりの安い人件費の人間を使おうということでしょう。

四人で闘っている建設国保ユニオンですが、地域労組の一人でも多くの仲間が地裁証人尋問傍聴に参加し見守ることで 勇気づけられることになります。

証人尋問の日程は以下のとおりですのでよろしくおねがいします。
 ▼七月二九日(木)
  一三時三○分〜一六時三○分頃まで
 ▼八月三○日(月)  時間は同じ



  

 


パークゴルフ大会 晴天・盛会で終了

六月恒例のパークゴルフ大会が六月一三日、サッポロビール北海道工場併設のパークゴルフ場で開催されました。

札幌を出る頃は、半袖ではちょっと寒いかな、と感じる曇天ではあったがプレー開始後晴れ間が広がり、 汗ばむ陽気となりました。
ということは、終了後のビールはうまいに決まっている。

参加者五○人は、パークゴルフを楽しみつつも気持ちは飲み食べ放題のジンギスカンとビールのことでいっぱいのようでした。

成績発表の交流会は厚生部の柿本執行委員と大島書記次長の進行で手際よく順位発表や賞品の授与が行われた。

歓声の中、全員に賞品が手渡されました。中味はともあれ、全員にという心遣いがうれしいですね。

今年の優勝は公清企業支部の大瀧則雄さんでした。
おめでとうございます。
大瀧さんはルールに厳しいプレーヤーです。
いい加減なわたしたちを厳しく指導してくれます。今後もよろしく。

参加者のなかにはご両親を連れてきた組合員や、恋人や家族全員一緒に参加してくれた組合員もいて 賑やかな時間を過ごしました。

お年寄りから子供まで楽しめるパークゴルフの素晴らしさを再確認し、 来年もまた参加することを誓って記念写真におさまりました。

川村先生 「労働者の権利講座」
 
  川村俊紀先生を講師に迎えての「労働者の権利講座」が5月25日、自治労会館で開かれました。

今回から『労働基準法のはなし』という内容となりました。(その1)・・・総則、として労働基準法の第1条を 中心に労働基準法の基本理念について講義していただきました。

やさしく解説していただけるので、仕事の帰りに受講するわたしたちでも多少の疲れがあっても頭によく入ります。
質問の時間も用意してくれますので、わからないことがあったときも安心です。

連続参加のかたが多いようですが、飛び入りも大歓迎です。 職場の仲間を誘って参加してみませんか。

次回は
  7月21日
   水曜日
 午後6時30分
    (予定です)
 自治労会館3階

食事は各自ですませてきてね。





 

 札幌中小労連・地域労働組合執行委員 
 丸果札幌青果ユニオン 
 城戸 学 さん



ひげは決して無精ひげではありません。
札幌地方労働委員会での『あっせん』のとき勝利するまで、 ひげは剃らないと地労委の委員の前できっぱり言い切っていました。

最近、北海道新聞で札幌の台所である市場に労働組合が結成された、ということで大きく取り上げられ、 すっかり有名になりました。

メーデーの新組合挨拶では、参加者一万三、○○○人の前で、ひな壇から 「かみさんのパンツも買えない賃金だ」と堂々と会社の待遇に抗議し、 組合結成に至るまでの経過説明も理路整然と話し、拍手喝采を浴びました。


城戸さんの挨拶に「感動した」といってくれた参加者も一人や二人ではありませんでした。

メーデー終了後の焼き肉パーティーでは、挨拶に駆けつけてくれた上田文雄札幌市長に 「会社の指導をよろしくたのみます」とちゃっかり要請していました。

『市場』という公共性の高い職場環境で労働組合をたちあげることはたいへんなことだろうと 考えてしまうが城戸さんは意外とあっさりです。

「組合結成のきっかけは、営業成績が悪くなってきて、会社がわれわれを、 人ではなく物としてしかみていないのではないかと感じ、このままでは生活があぶないと思い 自分たちで守ろうと一念発起し立ちあがったわけです」 多くの労働組合が立ち上がったのと変わらないきっかけです。

冬期一時金交渉がこじれ、地労委のあっせんを受けることになったとき、 ストライキを背景に勝利するまでひげを剃らずにがんばった。

地労委の控室で仲間の意見に耳を傾け、まとめていく城戸さんは結成間もない労働組合の 指導者とは思えないものでした。


執行委員になっての感想は

「今まで知らなかった世界がひらけ、たいへん勉強になっています」と優等生的返答。

早朝からの仕事で疲れているにもかかわらず、夜九時までかかることもある執行委員会に 参加してもらっています。

城戸さんの趣味は現在『準指導員』の資格を持つスキー。
もちろん『指導員』をめざし、テイネオリンピアをホームとして研鑚中とのこと。
夏場のトレーニングにマラソンなどはどうですか、と水を向けると「ウーン」 とうなりながら「週に二、三回は家の回りを走っているんです」やっぱりね。

組合活動も趣味も『とことんやる』のが城戸さん流のようです。


編集後記

▼年金、多国籍軍、リストラ・・・せめて組合活動だけは明るく元気に団結してやりたいですねー (悟)

◆我が国の自動車会社は、イラク派兵で莫大な特需があったと聞く。
 彼らはクレーム隠しで「労使協調」し、連合内では「改憲」を主張する。        (一)

▲いま、福島みずほの「日本再生」という本を読んでいます。
 憲法、雇用、平和など、福島みずほの政策論が満載。ぜひあなたも・・・        (O)

●趣味の世界でこだわっている人いませんか。
 新しいコーナーを作りたいのですが取材させてくれる人をさがしています   (治)

■目標は年四回の発行。  ということは三ヶ月後にまたお会いしましょう (史)