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2004年8月29日発行責任者 札幌地域労組 書記長 鈴木一  
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特養ルミエールでの高齢者虐待問題を内部告発
  マスコミ報道後も利用者への虐待姿勢続く、内部告発の2組合員へは弾圧
  札幌地域労組は8月27日、特別養護老人ホーム・ルミエール(札幌市白石区 長沼政幸理事長) において痴呆の利用者(現在組合が確認したのは70〜90代の5名)に対し、ゲンコツで殴ったり 「早く、喰え」と暴言を吐くなど日常的な虐待がおこなわれているとして、上田文雄札幌市長に対し内部告発を行い、 その内容を記者会見で公表した。利用者への虐待は、今年の春頃から顕著になり、6月28日に男性ケアワーカーに よる虐待行為を目の当たりにした組合員のTさんが上司に報告したが、上司や施設長は問題の男性を勤務から外すど ころか現在も通常業務に就かせている。
 今回の内部告発を知った長沼シズ子施設長は、虐待事件の第一通報者であるTさんに対し 「あなた、施設をつぶす気なの!」と机をたたいて恫喝(8/26午前)。更にその翌日の新聞報道に逆上し 「告訴してやる!」と怒鳴りつけたという(8/27出勤時)。この問題は新聞やテレビが大きく報道したが、 施設側は事の重大性を理解できず、職員らに「絶対にしゃべるな」と箝口令を敷いている。そして勇気を持って 高齢者虐待を止めさせようと内部告発に踏みきった2名の組合員へは、連日、陰湿な村八分的報復が続いているが、 彼女たちは毅然と仕事をこなしている。
  なお、マスコミ報道後もルミエールでは、いつもどおりの虐待モードが維持され、虐待の常習者と目されるNなどは、 いつもと変わらず利用者へ向かって「座れって、言ってるべや」などと暴言を吐き続けている(8/27夜勤時)。

利用者家族は「よく言ってくれた」と感謝の声
  マスコミ関係者の努力により、この1〜2日のうちに、 虐待被害者の家族の方々と連絡が付きだした。新聞報道を見た家族は皆驚きながらも、「そういえば以前、おばあちゃんが 『昨日、怖いお兄ちゃんに殴られた』と言っていたが、まさか本当に殴られているとは思わなかった」と述べている。 また日常的な暴行を受けた疑いのある利用者(脳血腫で入院中だが施設内での暴行が原因か?)の家族は、 法的措置を取りたいと述べている。家族の方々は皆、異口同音に「よくぞ、言ってくれた」と感謝の声を届けてくれる。 この言葉が、内部告発をした組合員には何よりの励みとなる。 いずれにせよ、組合は虐待問題を根本から解決するためにも、 利用者の家族会結成が重要と考える。今後正式な家族会発足へ向け、福祉関連職場の組合員の皆さんの応援も含め、 不安をかかえる利用者家族の相談に対応する予定だ。
 長期戦も予想されるが、広範な世論に訴え虐待問題の根本解決を目指していく。ご支援を!

明日(8/30)18:18頃からのHBC・TV「テレポート2000」で今回の内部告発の当事者である地域労組 ルミエールユニオン組合員のインタビューが放映される予定です。