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水無月慧子著「海の階調」詳細 & "メル友"さんによる書評

海の階調ジャケット プロバイダーさんから借りてるアクセスカウンター *本書のデータ*

書 名:海の階調水無月慧子「琉球処分」三部作(ウミノカイチョウ ミナヅキケイコ リュウキュウショブン サンブサク)
著者名:水無月慧子(みなづき・けいこ)
出版社:沖縄タイムス社
体 裁:文庫判
定 価:580円(税込)
収録作品:「海の階調」「闇のかなたは」「密告の構図」
内 容:「琉球処分」と呼ばれた沖縄の明治維新を背景に、古い体制に固執する人々と新しい時代に希望を託す人々の葛藤と、その狭間で懸命に生きる若者たちを描いた創作集。


一作ずつ、水無月本人が簡単にまとめたあらすじを記します。ご参考になさってくださると幸いです。なお、詳しい感想というか書評を、メル友さんのおひとりが、ご自分のブログにご紹介くださいました。ご本人のご承諾を得ましたので、リンクを張らせていただきました。深くて鋭い玄人跣(くろうとはだし)の書評に、幼稚なあらすじ書いている水無月、恥ずかしいです。読者のかたには、ぜひ、メル友さんの書評をご覧になっていただきたいと思います。


「多趣味家これすて堂」より



以下は、単純な水無月によるあらすじです。

「海の階調」
琉球の下級士族の青年・区場朝伸(くば ちょうしん)は、腐敗しきった琉球藩庁に一人反旗をひるがえす。琉球の開化の為、彼は明治政府の探訪人(密偵)となる。首里城明け渡し、最後の琉球国王の上京、失われた権力を取り戻すべく新県政に抵抗する頑固党、探訪人の東京への避難、「分島改約案」問題の浮上、旧琉球国王の帰郷……。理想に燃える朝伸を、時代の非情な嵐が次々と襲う。琉球の、そして沖縄の未来を模索しながら朝伸は時に立ち止まり、振り向き、しかし、再び戦いを挑むのだが――。

「闇のかなたは」
琉球処分前夜。時代が不安定に揺れる中、琉球随一の遊廓「辻」のジュリ(遊女)・ナビーは、ひったくりに襲われる。しかし、彼女は一人の青年に救われた。今の琉球にはまだ珍しいヤマトの人間だった。だが、その青年・青山伴雄は、極端なぶっきらぼう。ナビーは青山の素性に不審を感じながらも、人間的には問題なしと判断し、自分の客として妓楼に誘ってしまうのだが、それが一大騒動の始まりだった。

「密告の構図」
明治十二年。首里城明け渡し、そして沖縄県の誕生。たくましく生きる魚売りの娘・チルーは、ある大雨の日、偶然、妹の仇を見つける。その男が沖縄県政の邪魔をする頑固党の一人として警察に追われていることを思い出したチルーは、警察に男の居場所を告げにゆく。そこで巡り合ったヤマトの警官・五代直高は、なぜか大きな不幸を背負っているような暗い表情をしていた。二人の出会いは、やがてチルーの過去と五代の過去がぶつかり合う、生死を懸けた愛憎へと発展する。


★なお、この本の店頭販売は沖縄県内のみです。県外にお住まいのかたは、お手数をおかけしますが、お近くの書店さんに取り寄せていただいてくださいませ。
その際、
「トーハン」または「地方・小出版流通センター扱い」とご指定の上、ご注文くださいませ。

★また、一部のインターネット書店でも取り扱って下さっています。



(本書は2008年 9月27日発行されました)


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