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エッセイバックナンバー一覧

水無月慧子の冗漫なエッセイ

「その11 大河エッセイ『一生の不覚(足負傷編)』」プロバイダーさんから借りてるアクセスカウンター

それは2009年夏のことでありました。


第1章 負傷


ええ、ええ。今回のことは、ぜーんぶ、私が悪いんです。

その日の朝、外出準備を整えたものの、少し時間が早かったので、スカートがしわにならないように正座してテレビを観ていました。
ちょうどいい時間になったので立ち上がろうとしたら、足が痺れて感覚がなくなっていました。
運悪く、まわりにはつかまり立ち出来るようなものはないし、悠長に痺れが引くのを待っている時間もない。ええい、そのまま一気に立ってしまえ。

ええ、ええ。それが間違いでした。

すっくと立った途端、左足がぐにゃっと曲って、甲のあたりから、
ぶち ぶち ぶちっ!!
という異様な音がして、膝をついてしまったのでした。

なんか、左足がヘン。

うーん、すでに足の甲の一部がわずかに腫れて、色も青く変わっている。

でも、もう出かけなきゃ。時間に間に合わない。私には、しげしげと足の状態を確かめている時間がないのだ。

どれ、立ってみよう。

おお、なんだ立てるじゃないか。

歩いてみる。

どことなくぎこちないけれど、痛みもなく歩ける。もし、骨が折れてたりしたら、歩けないでしょ。これなら大丈夫!

外出中は足のことは忘れて用事に没頭。

午後、帰宅。

そういえば、左足はどうなっているかな。

ちょっとドキドキワクワクしながら靴下を脱いでみる。

げっ、腫れてる。

左足の甲の左半分が青くなって膨らんでいる! 足を内側に曲げたり外側に曲げたりすると、かなり痛い。
とりあえず、湿布だ湿布。
湿布が効かなければ、整形外科に行ったほうがいいかも。

不安を抱えつつ夜になりました。

なんだか腫れてる面積が広がっているみたい。痛みも、じっとしていればなんともないけれど、ちょっと動かすと痛い。

整形外科、行くなら評判のいいT整形外科医院だな。幸いバスで十五分くらいのところにあるし、バス停からも5分くらいしか歩かなくていいし。

でも、患者さんがいつも一杯らしい。よし、病院のシャッターが上がる前に、1番で並ぶのだ。
診察は9時からだというから、8時までに行っていよう。早すぎるとは思うけど、整形外科って、お年寄りの患者さんが多いのだ。お年寄りは朝起きるのが早い。負けてなるものか。私は毎朝午前四時に起きているのだ。

翌日。

左足の甲がまだ痛い。というか、痛みが増している。動かさなきゃ大丈夫なんだけど。

とにかく、バス停にGO!! ←あくまでもタクシーを使わないしまり屋さんの水無月であった。


第2章 病院にて


あくびを……いえ、足の痛みをこらえて、早朝、病院に突入した水無月。

病院のシャッターは8時前だというのに全開。

急いで中へ入ると、すでに先客が3名。

なんとか4番目に受け付けてもらって、一安心。

「8時半からはリハビリが始まります。診察は9時からです」

との受付のお姉さんの説明。

1時間も待たねばならないのかとげんなりしつつも、初診だから、問診票とか書かされて、1時間なんてあっという間に過ぎちゃうわと気をとりなおす。

案の定10分も経つと、

「水無月さ〜ん、問診票書いていただけますか?」

受付のお姉さんに問診票を渡された。

これ、書くの結構面倒。

20分くらいかかって、書き終わり、受付のお姉さんにお渡しすると、その10分くらい後に、今度は看護師さんに呼ばれたのだった。

「はぁい、おはようございます。じゃあ、問診します」

看護師さんは問診票を見ながら、更に細かい質問をなさるのだ。

「あらぁ〜、『ぶち、ぶち、ぶちっ!!』っていう音がしたんですか。左足ね。……今ね、先生来ますから、靴下ぬいでちょっと待っててくださいねー」

そそくさと立ち去る看護師さんの後ろ姿に、不安がよぎる。

「おはようございます。はい、水無月さんね」

看護師さんと入れ替わりに、背が高く、えらく声の良いお医者さまが登場。問診票に目を通し始めました。

「え゛。『ぶっちぶちぶちぶち!!』って音がしたの? それじゃ、とにかく、足、見せてください」

半分青くなった足を差し出すと、

「あ゛ーっ、あらららら……これ……、看護師さーん、水無月さんを急いでレントゲン室に連れてってあげて。撮影する角度はね……」

看護師さんに専門用語で指示を出すお医者さま。あれよあれよとレントゲン室に連れ込まれた水無月。

はたしてレントゲンに写ったものは!?(←これで心霊写真が写ってたら怖いよね)。


               

第3章 T医師の診断


レントゲンと睨めっこするT医師。どういう診断がなされるのかドキドキワクワクする水無月。

「……う〜ん、あのですね」

5枚のレントゲン写真を1枚ずつ示しながら、T医師はおっしゃった。

「骨は折れていないと思うんですけど、こことか、こっちの骨のあたり、レントゲンだけでは、折れていても死角になって見えないんです。CTで輪切りにして写すとそのへんが、ばっちり撮れるんですけど……」

え゛ー。レントゲンだけじゃわからないのかい。そんなら最初からCT撮ってよ。ここのクリニックにはCTの設備がないから、近くのS総合病院の検査予約をとってくれるはずだけど……。

「水無月さん。私の誤診を防ぐためにもあなたのためにも、CTを撮るのがベストなんです!」

誤診を防ぐためにも……、という言葉に、誠実さを感じた水無月。しかし、

「でもねえ、あれ、高額なんですよねえ。7千円か8千円しちゃうんですよ。ですから、お勧めできないんですよねえ」

と続けたT医師。

ちょっと待て。たしかに値ははるけど、骨折してるかもしれないのに、それを確かめなくていいのか。 患者としては怪我の状態をはっきり知りたいのだ。

でも、あんまりT医師が熱心に、CTを避けるので、「それでも撮ってくれ」とは、言いにくい状態。

「とりあえず、塗り薬を出しておきます。それから、テーピングの方法をお教えしますから、それで様子を見てみましょう。心配なので、明後日、また来てください」

明くる朝、患部はとくにひどくなってはいなかった。昨夜ほどこしたテーピングをはずし、あらためて薬を塗って、またテーピング。

そしてあっという間に、明後日になりました。

なんか、足の痛みが一昨日よりよくなっている。やっぱり骨には異常がなかったんだ。

「あ、そう。少しよくなってる? ここ押したら痛いですか? これは? こっちは?」

と足のあちこちを押してみるT医師。

「うん。骨折はないですね。でも安心して無理しないでくださいよ。重度の捻挫と靭帯損傷ですからね」

そして、次回の診察は1週間後ということに。

「私、来週は学会で休みますけれど、代診の先生が来るから安心してください。カルテに骨折の危険ありって、一応書いてありますから、彼にも診断してもらいましょう。でも、この状態なら大丈夫ですよ」

T医師の言葉に安心して帰途についた水無月。

ところが、その翌々日くらいから、朝起きるたびに左足のあちこちが軽く痛みだしました。それでも半日も経つと安静にしているぶんには痛みは消えます。でも、部屋の中を歩くだけでも、とにかく動くと痛い。激痛というほどのものではないけれど、痛みは恐怖をともなうのだ。

特に、「骨折」の疑惑がある足。

これ以上痛みが増すようだったら、予約を繰り上げてもらって診ていただこうと腹をくくって日々を過ごしました。

そしてついに、予約の日が来ました!

痛みは同じ調子。

代診医師のお見立てやいかに。


第4章 代診医師の診断


「どうも、水無月さん。T先生が学会で出張なさっているので、代わりに来ました、よろしく」

と髪をばりばり片手で掻きながら出ていらしたのは、茂木健一郎氏そっくりのお医者さま。自分の名前を名乗らないのだから、勝手に「茂木健一郎氏」と呼んじゃうよ。

「足の痛みはどうですか?」

「はい。一時はよくなっていたのですが、ここのところ痛みが増して来ました」

「そうですかあ。ここ押したら痛いですか? ちょっと痛い。うーん。これは大丈夫? 大丈夫。こっちは? 痛い。うーん、やっぱり、念のため、CT撮ったほうがいいですね」

「はい、お願いします」

7000円だの8000円だのと高額出費を覚悟させられたけれど、毎日、「骨折しているんだろうか、捻挫だけだろうか」とビクビクワクワクしながら過ごすのは疲れる。はっきり決着つけてもらおうじゃないですか。

ところが、「茂木健一郎氏」、S総合病院への紹介状を書きながら、ついでにまた髪をばりばりばりと掻きむしり、

「ああ、でも、そうか、あれだなあ」

と意味不明の言葉を口にしながら、

「ちょっと待っててね、こないだ撮ったレントゲン写真見てくるから」

って、この診察室にはレントゲン写真見る装置すらないのかよ。わざわざ隣の診察室まで確認しに出向くなよ。

すぐに戻ってきた「茂木健一郎氏」、

「うん。大丈夫。捻挫と靭帯損傷。通常だいたい3週間くらいでよくなるからね。来週のT先生の診察日にはよくなっていますよ」

なんでそう言いきれるのだ。

レントゲンだけじゃ、骨折してるかどうか判然としない部分があるといいながら、どうしてT医師も「茂木健一郎氏」もCTをさけるのだ。

また一週間、不安を抱えて暮さねばならないではないか。

もうそんなに髪の毛掻くなって。今度は両手で掻きむしってるよ。

あなたの通称、「茂木健一郎氏」から「金田一耕助」に改名したからね。

T先生〜、早く学会から帰って来てCT撮ってくれー。


第5章 ドジっ子、ふたたび


次の診察日は一週間後。

それまでは、「骨折の危険」については、くよくよ悩まないでおこうと、ひとりうなずく水無月。

専門医が2人揃って大丈夫だろうとおっしゃっていることですし(とくに代診の「茂木健一郎氏」は断言したからね)。

さーて、今晩はクイックルワイパーのシートを取り換えなくちゃ。どっこいしょ、ちょっとしゃがんで古いシートを外していると、はっ! 家族がよそ見をしながらこっちへ突進してくるではありませんか!

「来るなー、ぶつかるだろ!!」

と警告しても何かに気を取られているらしく、一直線にやって来る。

こっちが避難するしかない。

しゃがんだ姿勢のまま、カニ歩きで体をずらした瞬間……

痛ーい! 痛い痛い痛い!

すでに負傷している左足の、今度は足首に激痛が!

ひねったわけではないのです。前方に深く曲げ過ぎたと言いましょうか、極端な話、足の甲と脛がくっつくくらい足首を曲げてしまったのです! われながら、なんというドジっ子! というか無精者。ちゃんと立ちあがって移動すべきでした。

5分くらいは立ち上がれない痛み。運悪くその日は日曜日。次の予約は金曜日。うーん、今日一日は我慢できるとして、金曜までは待てない。明日朝一番に病院に電話を入れて、緊急性を訴え、月曜日に診ていただこう。

しかし、不思議なもので、5分経ったら痛みがウソのように消失。

曲げても痛くない。

なんだ、痛みのわりに、たいしたことなかったのか。心配して損した。さ、クイックルワイパーをかけて、さっさと寝よ寝よ。

で、翌朝。何の気なしに足首曲げると、痛い。昨日ほどでないけれど、痛いぞ、これは。それに、最初に傷めた足の甲が、呼応するようにしくしく痛みだしたではないですか。

やっぱり、朝一で病院に電話して、診ていただこう。幸い、T医師も学会からお帰りになっているはずだし。

というわけで、診察室(レントゲン写真をみる装置のちゃんとついたほうの)。

「やあ、水無月さん、おはようございます。今度は足首やっちゃった? この辺、痛い? ううん、それほど痛くない。足の甲はどうかな、これ痛い? あ、痛いね。うーん、足首のレントゲンをまず撮りましょう」

出来あがってきたレントゲン写真を見ながら、T医師、安心したような声で、

「ああ、これは大丈夫。足首には異常ありませんね」

こっちも一安心……と思いきや……。

「そのかわり、最初に捻挫と靭帯損傷したところが悪化してますね。足首が受けたダメージが全部足の甲に行っちゃいいましたね」

な、なんですとーっ! ただでさえ、一進一退を繰り返していた足の甲が足首の影響で悪くなっているですとー!!

「まあ、ギブス……は、必要ないでしょうね。今まで通り、塗り薬とテーピングで様子を見ましょう」

振り出しに、というより振り出し前に戻ったってところ?

嗚呼、ドジっ子・水無月。

一週間後の診察日には少しか良くなっているのだろうか。


第6章 CT検査は突然に


で、一週間後、いつものように診察室に入ると、

「足の調子、どうですか?」

といつものように質問なさったT医師。

「はあ。よくも悪くもなりません」

といつものように答えると、

「う〜ん、よくなりませんかあ」

といつもとちょっと違って深刻な声をお出しになりました。

そして、

「よし! CT撮りましょう!!」

と水無月がすっかり忘れていた言葉を口になさったのです!

捻挫した当初は、「レントゲンだけだと、ヒビとか骨折があっても死角になって映らない箇所があるんですよ。CT撮れば一発でわかるんですが、高額なのでお勧めできません」ときっぱりおっしゃり、水無月に一抹の不安を抱えさせたまま、しかし「まず、ヒビ、骨折の心配はないと思いますよ」と診療を続けてくださったT医師。

考えてみたら、一か月近く塗り薬とテーピングだけで過ごしてきたのに、今頃になってCTと言われても、もう危機感が遠のいてしまっている水無月なのでした。

もっと早くこっちからCT撮っていただきたいのですが、と切り出せばよかったのですが、なにしろT医師、話も動きも丁寧でありながら、こっちが勝手に言葉を差し込む隙がない。

それに、腕のいいお医者さまと評判だし、信用してお任せしておけばいいだろうと思ってしまった水無月でした。

そんなわけで、CTのことはすっかり忘却のかなただったのですよ。

ですから、CTと言われても、喜ぶどころか、

(え゛ー、じゃあ、ここと提携しているS総合病院まで行ってCT撮ってもらうのかよ。なんか、かったりぃーなあ)

自分の足のことなのに、そんな感想を持つ不遜な水無月。

加えて、S総合病院の場所が悪いのね。中途半端にT整形外科から近いのですよ。

タクシーじゃ絶対断られる距離だけど、足を引きずって歩くには、やや辛い距離。

そのうえ、まさか「ヒビ、入ってました」とか言わないだろうな。

看護師さんがS総合病院にファックスを送って検査予約を取ってくださり、検査日は数日先と決まりました。さらにその数日先にT医師の診察予約が入りました。

CT撮ったその日には安心できず、T医師の診察日を待たねばならぬ、ドキドキワクワクの日々。

CT当日、雨なんか降らないだろうなあ。今から週間予報見とかなきゃ。雨なんて降ったら今度は屋外で転倒してホントに骨、折れちゃうよ。

まずはCT撮りに行く日が晴天でありますように。


第7章 〆切りは守れーっ!


今回は水無月になんの落度もないからね。

そりゃ、最初に足の甲ねじったり、重ねて足首を変に曲げちゃったのは水無月が悪いんだけどさ。

昨日、CT検査の結果を聞きに、T整形外科へ行ったのよー。

そりゃもう、どきどき。骨にヒビ入ってたら、やっぱりギブスかなー。松葉杖なんて使ったことないけど、不器用な水無月にも使いこなせるかなー。帰りはタクシーよねー。出費がかさむなー。と、悪いことばかり考えていたせいか、目が覚めたのが午前零時。不安で眠れなくなってしまったので、毎朝一杯のコーヒー牛乳(オリゴ糖入り)をぐいっとあおり、ちょっとお仕事。

午前1時半には朝食(通常、この時間帯の食事は夜食と呼ぶような気もするけど)を食べ、読書。中略ね。

午前8時10分にはあくびを抑えつつ、病院に着いて、かちこちに固まって、診察室に呼びこまれる時を待つ。

9時ちょっと過ぎに、ついに、

「水無月さーん、どうぞー」

と看護婦さんのほがらかな声。

どっどっどっどっと鼓動が早くなる水無月。

「お、おはようございます」

「ああ、水無月さん、おはようございます。さあ、CTの写真ですけどね……」

いつも笑顔で元気のいいT医師。今日も同じ調子。私の足は大丈夫だったのだろうか、と期待する水無月。

もったいぶらないで、早く言ってよ。CTの写真はどうだったの?

「まだ届いてないんですよねー」

「……え゛。え゛ーっ!!」

だって、S総合病院でCT撮ってもらったのが今週の火曜日なんだけど、あのとき、技師の先生が、
「検査結果は2、3日内にT整形外科へ郵送されます。次の診察日はいつですか? ああ、今週の金曜日ですか。それなら充分間に合いますから大丈夫ですよ」
と言ってくれたじゃないのさ。

それがなんで届いていないのだーっ!

「さっきから看護師さんが探しているんだけど、届いている写真の中に水無月さんの、ないんだよねー。あ、でも、所見は来ているよー。特に異状は無いって書いてあったよ。でもなあ、やっぱり肝心の写真を診ないとなあ」

うーん、さては所見はファックスでピーっと送ってよこし、写真はあとからゆっくり郵送したんだな。

「どれ、足、診せて」

と、T医師。

「自覚症状はどんな感じ?」

「はい。いったん痛みが軽くなったのですが、CT撮っていただいた直後から痛みがぶり返して」

「うーん、その痛みが、コノヤローって感じだね(笑)。ああ、でも腫れが先週よりひいてるね。見たところ、順調なようだよ」

「そ、そうですか……」

ちょっと安心。

「またテーピングで固定して、来週来てね」

ポンポンなんて気軽に水無月の肩を叩いて、多忙のT医師、すぐに隣の診察室に去ってゆかれました。

……んー、ま、とりあえず異状はないと思っていいわけね。

それにしてもS総合病院め、返信期限とか納入期限とか、世の中いろいろ〆切りというものがあるでしょうが。

それぐらい守れよーっ! やっぱり来週の診察日まで、なんとなく落ち着かんだろー!! まだ痛いんだよーっ!!

痛くて走れなかったから、帰りのバスが目の前で行っちゃったーっ!!


第8章 CT戦線異状なし


結果から書きまーす!(^−^)

皆さまにご心配をおかけいたしました足の骨、CT検査の結果、異状ありませんでしたーっ(^^♪

今日の朝一番にT整形外科に着いた水無月。

「おはようございます、水無月さん。今日は届いていますよー、CTの画像!」

とご機嫌のT医師。

「これがあなたの足を輪切りにした写真ね」

1枚に16コマぐらいに分かれた小さな写真が写っているのが2枚、普通のレントゲン写真と同じような感じで張り出されました。

うーん、シロートには、どこが親指でどこがくるぶしなのか全然分からない。

地理にうとい水無月なので、五臓六腑の位置を把握しているかという点においても怪しいもの。もし、T医師が、

「はい、これが肝臓ね、ちょっと内臓脂肪がついてるね。この白いとこが脂肪だよ。こっちが腎臓で隣が心臓」

とかおっしゃっても、信じてしまいそうな気分。そんな水無月の様子に危機を抱いたのかT医師別の写真を取り出しました。

「こっち見ましょう、こっち。CT画像からおこした立体画像です」

おおっ! これはスゴイ! 足の骨が象牙色に見えるカラーじゃん。足の横でしょ、正面でしょ、上から見たところでしょ、他にも、いろんな角度から足の骨が見える。これなら水無月にもよくわかるわ。ちょっとしたインテリアとして壁に飾ってもいいかも。お土産にもらって帰りたいと半ば本気で考える水無月でした。

「ヒビも入ってないし、骨折もないですね。骨は大丈夫。重度の捻挫です。これからの治療方法ですけど、ギブスは……ちょっと大変だね。少し時間がかかるけど、塗り薬とテーピングでやっていきましょう」

とのT医師の言葉に、安堵。

なんだかんだ言ってるあいだに、最初に足の甲をひねってから、すでに一か月過ぎてるような。

まだ、くるぶしの下と足首に腫れと痛みがあるから、この先どれくらいかかれば完治するのかわかりませんが、とりあえず、テーピングをほどこすのも生活の一部になっているし、気長にいこうと思います。

ご心配くださった皆さま、ありがとうございました<(_ _)>。

(2009/12/22/Tue)

(完)

追記:2010年1月1日現在、水無月の左足はテーピングから解放され、甲の部分はオッケーです。ただ、足首が屈伸運動すると痛くて途中までしか曲がらない状態です。でも、お陰様で、それも日に日に曲がり加減がよくなってきています(^−^)。もうしばらくすれば完治だっ d(≧▽≦*)

(2010/1/1/Fri)


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