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水無月慧子の冗漫なエッセイ

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「その19 ”断捨離(だんしゃり)”に挑戦」

私の部屋は、言ってみれば樹海である。本来、書斎と呼ぶべき部屋なのだが、捨てきれない原稿とか日記(大学ノートにその日の予定を大雑把に書いたものなので、あまり日記の用をなさないのだが)とか、メル友たちとやりとりしたメールを印刷したものとか、興味の赴くままに買った書籍や雑誌が部屋のあちこちに山をなし、ついに、私以外の人間でなければ入室、退出不可能という樹海と化してしまったのである。そもそも8畳ほどの部屋に机やら本棚やらカラーボックスがぎっしり詰まっているからもともと狭いのである。

「いい加減、なんとかしなさい、その部屋!」

と、母に言われ、そうだなあ、このままじゃパソコンのふたを開けることもままならないしー、CDでお気に入りの音楽聞く場所もないしー(つまり、机の上も、ミニ樹海)そろそろ、片付けるかあ、とは思ったものの、どっから手ェつければいいかわからない。

そんなとき、書店をぶらぶら見ていると、”ものを減らしてすっきり! 暮らす”という見出しを掲げた雑誌が目に止まった。『ESSE2010年11月号』であった。おお、これはタイムリー! と、また一冊樹海を構成する雑誌を買って帰宅、早速詳細を読み始めた。

それは、”断捨離(だんしゃり)”という、今話題の方法だという。断捨離とは、”いらないものを「断」ち、がらくたを「捨」て、ものへの執着から「離」れる片づけ方のこと”(ESSE2010年11月号より)と定義されていた。

パワフルシュレッダー

詳しい方法を、読者代表の数人が試したレポート記事も掲載されていて、私もこれを実践してみようか、という気にさせてくれた。記事によると、私の場合、「過去執着型」と「未来不安型」の複合タイプらしい。”過去の品々を大切に保管し、ものがたまっていく”、”「いつか使うかも」と将来を心配し、ものが捨てられないタイプ”という面倒なヤツだ。ま、とりあえず、今必要なものと、思い切って処分するものに仕分けしなければならない。

まず捨てるのは、私の場合、小説のボツ原稿である。決定稿は、将来べつの作品に仕立てることが出来そうだから保管しておくとして、草稿、改訂稿その1、その2、その3、までとっておく必要はないのであった。それで、そこのところから仕分けると、紙の束だけで、1万枚くらいになった。なにせ20数年の垢である。これを部屋の1か所にまとめただけで、樹海の半分は伐採されたも同然であった。

それにしても、この紙の山をどうするか。まあ、シュレッダーにかけるしかないわね。ところが、家にあるのは一度にA4の紙を1枚裁断するのが限界の音だけうるさい電動式の小型タイプ。毎日根気強くシュレッドしていくと、3日で壊れた。仕方がないので、今度はオフイス使用にも耐えられる強力なのを買って来た。一度にA4用紙6枚をカット出来る! しかし、連続使用時間は12分、休憩を30分から2時間とれというわがままなヤツである。どいつもこいつも使えねー、とぷりぷりしながら、毎日午前と午後にシュレッドすることにした。

1週間もすると、75ミリリットルのゴミ袋が5個出来た。私の住んでいる自治体では、この「雑紙」の収集は2週間に1度しかないから、せっせとシュレッダーに頑張ってもらっていると、第1回収集日までに、10個のゴミの山。樹海でなくてゴミ屋敷状態になってしまった。

ゴミの山

収集日当日、ゴミ捨て場までこれらを運ぶのが大変。かなり重いので、片手に1パックしか持てない。1度に2パックで、5回往復しなければならないではないか。

でも、今、部屋はかなりスッキリ。

あとは80冊ほどある日記帳を解体して裁断するだけ。でも、解体作業が大変そう。これも10パックぐらい出来そうだし。ああ、しんど。(2011/1/1/sat.)







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