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エッセイバックナンバー一覧

水無月慧子の冗漫なエッセイ

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「その21 ひそやかな骨折」

冬の終わり頃、病院の玄関で派手に転んだ。(「今冬初転倒」参照)つるつる路面では1度も転ばなかったのに、診察を終え、スリッパからブーツに履き替える時、何故かズデデッと行ってしまった。

待合室にいた患者さんや奥から出ていらしたお医者様、看護師さん達に大笑いされてしまった。

ああ恥ずかしい。その思いだけで、身体のどこを打ったのかも確認せず帰宅。こんなこと、家族にだって言えやしない。

こっそりチェックすると右足の甲と親指が紫色に変色し、腫れていた。痛い。でも、以前左足の靭帯を損傷したときよりはずっといい。サロンパスでも貼っときゃ治るわ、と思った。

1か月経ったら足の甲の色は普通に戻り、腫れもひいて、やれやれ。気になったのは親指。まだちょっと紫色の薄いような色をして、少し痛い。腫れがまだ残っているようでもある。そのまま更に1か月。

親指の状態ほとんど良好。

ただ、サロンパスにかぶれたのか痒みを感じたので、指でそーっと掻いた。

そしたら、翌日ポッコリ腫れてしまった。痛みが戻ってくる。これはいくらなんでもおかしい。

慌てて整形外科を受診。お医者様はすぐにレントゲンを撮ってくださった。

「あー、これ骨折してるぞー」。えっ? 「ここのところ、黒く線が入ってるだろ。これが折れてるとこ。この隙間に、すでに肉やらなにやら入っちゃってるから、もう骨はくっつかないなー。治療法はギブスをはめて、状態を落ち着かせるだけだね。なんせ折ってから時間が経ち過ぎちゃったからねー」。

したり! まさか骨が折れていたとは!

それを2か月も自己流の手当てをしていたなんて、私のバカーッ!

ギブスはコンクリートの長靴みたいなの履かせられるかと思ったら、熱さまシートみたなものが出てきた。それで親指と、添え木代わりの人差し指を挟んで「すぐ固まりますからねー」と看護師さんが押さえていてくださった。

数分後、「はい、出来ました。この上から包帯で巻いて固定してね」

それ以来、一進一退状態(恥)。

(2011/04/15/Fri.)







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