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「その1 Be gentleman!(ビー ジェントルマン)」

新沖縄文学賞佳作をいただいたのは20年以上前、私は20代の半ばでした。受賞式の日は祝賀会もあり、受賞者、佳作受賞者は、それぞれ友人知人等を呼んでいいとのことでしたので、高校・短大時代からの、ごくごく親しい女友達に来てもらいました。

私にとって嬉しい驚きは、受賞者さんと同じ小説サークルに所属するベテラン女性作家さんが、風邪で高熱がおありだというのに、一面識もない私にまで美しい花束をくださったことでした。ああ、この優しさ、やっぱり沖縄の女性だなあと感激したものです。

受賞式が終わり、祝賀パーティーへと移りました。テーブルに寿司桶がいくつかと飲み物が何本も置かれていました。乾杯の音頭を選考委員のお一人、大城立裕先生がおとりくださったような気がするのですが、次に起きた出来事の為に記憶が曖昧です。

乾杯の声と同時に、テーブルをがばっと、背広姿の男性陣が取り囲み、物凄い勢いで飲食とお喋りをお始めになったのです。とにかく、飲食物の乗ったテーブルをガッチリ固められているので、二十代の女性が少人数では、入りこむ余地がありません。

オジサン達はひたすらお喋りと飲食に夢中。私達はただただボーゼンとしておりました。こっちの友人にはどこからみても妊婦とわかる子がいるのに、佳作の友人だと妊婦でさえもお寿司のひとつも食べられないのか! 乾杯のジュース一杯だけしか口に入らないのか!

私達はせめて妊婦の分だけでもと、オジサン達の隙間に入ろうと「すみません、通して下さい!」とアタックしましたが、全員ブロックされてしまいました。

高熱をおして私にまで花束を下さった女性作家さんの優しさに感激したことも、このオヤヂ達への怨みの為に薄れてしまいました。

Be gentleman!(紳士たれ)、とは札幌農学校に着任したときのクラーク博士のお言葉です。沖縄の殿方よ、

Be gentleman!

(2012/1/1/Sun.)







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