青少年のための科学の祭典北海道大会indexへもどる







1993年

青少年のための科学の祭典

第1回 札幌大会の記録

開催期日は8月7日から8月9日まで

場所は札幌そごうデパート9階特設会場








93科学の祭典ポスター





主催
科学技術庁、財団法人日本科学技術振興財団、科学技術館、「科学の祭典」実行委員会

主管
日本物理教育学会北海道支部

後援
北海道、北海道教育委員会、札幌市教育委員会、札幌市PTA協議会、北方圏理科教育振興協会、NHK札幌放送局、日本理科教育協会、日本物理学会、日本応用物理学会、日本化学会、日本アイソトープ協会、日本理科教育振興協会、日本教育用理科機器協議会

協賛
電気事業連合会、乃村工藝社、目玉企画


入場者数:9215人、実験テーマ数:50、デモンストレーター数:約100名





ホームページ作成者:BUTURIサークルほっかいどう所属、北海道南茅部高等学校 渡邊儀輝
デジタル写真提供:BUTURIサークルほっかいどう代表、北海道立理科教育センター 永田敏夫
作成日:2000年(平成12年)1月5日、参考資料:札幌大会ガイドブック





ベルヌーイ則を使ったストロー鉄砲:北大工学部、斉藤孝先生
ボールをこすって定常波の噴水:札幌北高校物理部の生徒達
屋上では手作りの太陽炉:別海高校、青木弘典先生
まいきり型の発火装置:富川高校、高木 裕先生
いろいろな飛行機づくり:札幌二条小学校、山谷陽子先生
ゴム動力で動く缶、コロリンカンの工作:小野寺先生
電池と磁石で揺れる振り子づくり:理科教育センター、永田敏夫先生
振り子を作る子供たち
光通信他多数の物理実験:札幌琴似工業、今野博行先生
ケミカルコンデンサに急充電で爆破:標茶高校、中道洋友先生
ボールの連結でスーパージャンプ:倶知安高校、佐々木淳先生
巨大シャボン玉を帯電させる:札幌南陵高校、菅原 陽先生
モンキーハンティング:札幌有朋高校、斉藤 隆先生
多重ループや直線と斜面のパラドックスなど
自転車をこいで電車を動かす:上川高校、遠藤孝一先生
蝶の標本を作ろう:理科教育センター、穴水先生







そのほかの出典


10階ブラニスホールでの講演

1.コンピューターについて明治大学、荒川薫
2.宇宙とプラズマと核融合北海道大学、山科俊郎
3.光と音の共通項東京都立科学技術大学 霜田光一
4.エネルギーの未来北海道大学、長谷川淳

他地域からの出典

1.ブランコをこいで電気を起こす東京青少年科学館
2.人が乗れるリニアモーターカー千葉県立船橋高校、大山光晴
3.超能力の科学青森県立板柳高校、工藤貴正
4.科学クイズ明治大学、後藤道夫
5.ノーベル賞に輝く人々の実験(X線から加速器まで)東海大学、菊池文誠
6.放射線測定器の作成工学院大学専門学校、真島 満
7.電子レンジで火の玉、ピン止め効果のある超伝導体岩手高校、佐々木修一
8.リサイクル電池(活性炭電池)都立小金井高校、米村傳治郎
9.銀樹を見よう日大第三高校、黒杭清治
10.クリップモーター、鉛の接着国際基督教大学高校、滝川洋二

北海道からの出典
1.単極モーター、扇風機の中に風船、ストロー鉄砲北海道大学工学部、斉藤 孝
2.反射の法則、自作装置を使った静電気の実験札幌市青少年科学館講師、伊良原国雄
3.太陽電池の実験小樽市青少年科学館学芸員、佐藤郁雄
4.定常波、共振の実験札幌北高校物理部、原田雅之
5.ブーメラン北海道立理科教育センター、中里勝平
6.デモンストレーション物理ほかのビデオ映像札幌藻岩高校、山田大隆
7.岩石の磁力を測る根室高校、高橋尚紀
8.太陽炉奥尻高校、松田素寛、別海高校、青木弘典
9.まいきり型火おこし富川高校、高木 裕
10.いろいろな飛行機作り札幌二条小学校、山谷陽子
11.ゴム動力で動く缶(コロリンカン)づくり北海道立理科教育センター、永田敏夫
12.電池と磁石で動く振り子づくり北海道立理科教育センター、永田敏夫
13.スライムをとじこめてアイスノンづくり小樽市立桜小学校、子吉裕二
14.スライムづくりとオムツ上磯町立石別小学校、三浦哲也
15.ひかり通信札幌琴似工業高校、今野博行
16.ケミカルコンデンサに急充電で爆破標茶高校、中道洋友
17.バンデグラフで静電気の実験各種当別高校、渡邊儀輝、谷 弘人
18.液体窒素の実験網走南丘高校、遠藤正則
19.連結ボールのスーパージャンプ、バブロケット倶知安高校、佐々木淳
20.何でもスピーカー小樽商業高校、田渕宏司
21.圧縮発火石狩高校、武田伸彦
22.巨大シャボン玉に帯電札幌南陵高校、菅原 陽
23.スライムづくりと地震波形札幌南陵高校、和野健一
24.こすって鳴らす金属棒の縦振動札幌開成高校、鶴岡森昭
25.基本的なベーシックプログラムで放物運動札幌平岸高校、横関直幸
26.氷の実験(糸でゆっくり切る、レンズつくり、偏光)札幌工業高校、高桑知哉
27.グラドニーの縞模様江差南高校、阿部英一
28.レールを使った力学実験有朋高校、斉藤 隆
29.人力発電上川高校、遠藤孝一
30.簡易霧箱で放射線を見よう名寄中学校、田中佳典
31.電子レンジの中の蛍光灯釧路工業高校、谷川知範
32.食塩水と水で人口蜃気楼北広島西高校、大久保政俊
33.さまざまな鳴く虫北方圏理科教育振興協会、根岸 徹
34.蝶の標本額の作成北海道立理科教育センター、青山慎一
35.植物の標本づくり(透明粘着テープを使って)北海道立理科教育センター、河原英男
36.アメーバ、ボルボックスの観察札幌篠路高校、斉藤 章
37.札幌に生息する淡水魚の観察札幌市豊平川さけ科学館







作成者雑感

 1992年に東京で科学の祭典が開催されて、すぐその翌年には遠く離れた札幌で開催された。そう、科学の祭典には「草の根運動」という言葉では片づけられないパワーが秘められている。
 後藤道夫先生(第1回東京大会実行委員長)の東京理科大学の同期でもある斉藤孝先生が、東京での1992年科学の祭典に出典を依頼されたことから北海道大会の構想は始まったのである。斉藤先生がその感動を北海道でも再現したいと考え、日本物理教育学会北海道支部長であった奈良秀夫先生(故人)と連係をとり、札幌市青少年科学館、理科教育センター、そして産声をあげたばかりの自主理科サークル「BUTURIサークルほっかいどう」の協力の下、第1回札幌大会は始まったのである。
 会場はデパートの9階特別催し物コーナーであり、正面では別コーナーのスヌーピー展をやっているという状況。デパートの関係でポスターも貼れず、スヌーピー展を見に来た親子連れを手招きで呼んで引き込む状態であった。北海道の先生方はどんなイベントになるのか、まったくわからない。何人来るのか、すべて手探りであった。そのような中で、2000年現在日本の理科教育を支える中心人物の米村、工藤、佐々木、大山、後藤、滝川ほか多数の先生方が駆けつけて、札幌大会を支えて下さったのは非常にありがたく、今後の北海道大会に多大なる影響を与えてくれた。主催が科学技術振興財団と言うこともあり、資金面に関連する援助は見通しがたったものの、実験消耗品はすべて東京経由で購入されるというわずらわしさが難点であった。とにかく3日間走り続けた。ただやみくもにデモンストレートととは何か、効果的な演示方法とは?なぞまったく考えも及ばず、休憩をとるタイミングもはかれず、ぶっとうしでがんばった。BUTURIサークルオリジナルのTシャツもすでに製作していた(背中の図案は倶知安高校佐々木先生)。
 終了したときの感動と充実感は、いまでも忘れない。その後東京とは異なったスタイルで大きな展開見せる北海道大会ではあるが、すべての基盤がこの大会にはあった。