青少年のための科学の祭典北海道大会indexへもどる







1994年

青少年のための科学の祭典

第2回 札幌大会ブースレポート

開催期日は8月10日から8月12日まで

場所は札幌そごうデパート11Fプラニスホール








磁場をかけて曲がる電子を観察する子ども達





主催
北海道「科学の祭典」実行委員会
日本物理教育学会北海道支部
(財)北海道科学・産業技術振興財団(ホクサイテック財団)
(財)日本科学技術振興財団・科学技術館
北海道新聞社

後援
科学技術庁、北海道通商産業局
北海道、北海道教育委員会、札幌市教育委員会、日本物理教育学会、日本物理学会、応用物理学会
日本化学会、日本理科教育協会、日本基礎化学教育学会、日本理科教育学会、日本アイソトープ協会
日本放送協会、日本理科教育振興協会、日本教育用理科機器協議会、北方圏理科教育振興協会
北海道経済連合会

協賛
電気事業連合会


入場者数:10,000人、実験テーマ数:74、デモンストレーター数:約150名






ホームページ作成者:BUTURIサークルほっかいどう所属、北海道南茅部高等学校 渡邊儀輝

デジタル写真提供:BUTURIサークルほっかいどう所属、小樽商業高等学校 田渕宏司

作成日:2000年(平成12年)1月6日、参考資料:94札幌大会ガイドブック

ブースレポートはBUTURIサークルほっかいどうニュースNo.42(1994.8.22発行)より転載






 昨年(93年のこと)も私がやったような気がしますけれど、まぁそんなことはさておいてさっそく報告したいと思います。昨年に比べ、ブースの数も倍以上になり、見て回るのも大変でした。でもTシャツを売って歩いたり、飲み会の出席をとったりと皆様のブースをおじゃまする事も多々ありまして、かなり長時間ではありますが色々勉強させて頂きました。聞いた話ですが、あるご家庭は、午後2時からやってきて、6時まで熱心にご覧になっていましたが、半分くらいしか回れなかったようです。「是非来年もやって下さいネ」とお母さんが言っておりました。すべてを網羅するには3日間でも足りないくらいです。各レポートは物理サークルメンバーにこだわる事なく、ガイドブック順で紹介し、大いに主観が入っております。その点ご了承下さい。





1.超低温の世界.........後藤道夫(明治大学理工学部)

 ご存じ、液体窒素を使った実験を各種ステージで子供達に紹介していました。空かんに液体窒素を入れると、液体酸素がその表面につくのが、私自身とっても驚きです。決して水滴ではありません。水はカチンカチンなのですヨ。





2.金属樹を育てよう........黒杭清治(日本大学第三高校)

 硝酸銀水溶液を染み込ませたろ紙に銅片を入れると、きれいな銀樹が成長します。実は私、実物を見るのは初めてなのです。フラクタルの図形は何度もあるのに。なんか変ですね。レンズビデオカメラで拡大すると、んー芸術!!




3.放射線をつかまえよう.........米村伝治郎(東京都立小金井高校)

 米村式GM管ですんげー有名な米村先生は、実はガラス細工の達人であった!これこそ職人芸です。子ども達の目が先生の指先に集中していました。飲み会の時、山谷先生が1個もらってルンルンしていました。 あっそうそう、GM管のポイントは手の油。まめにアルコールで拭かないと全然パリともいいません。





4.ソーラーキャットしゅっぱーつ.......浅利 誠(北見市立中央小学校)と電気工作クラブの生徒達

 小学生がよく作ったもんだと、感心することしきり。いまではその子達も中学校へ進んでいます。きちんと自分より低学年の子達をしっかりとガイドしていた姿には感動してしまいました。うちの生徒にできるかな・・・・・・。





5.ホバークラフトに乗ってみよう.......斉藤 隆(有朋高校単位制)とサイエンス同好会の生徒達

 掃除機のモーターとタイヤの古チューブを改造したホバークラフト2台が、屋上でかっとんでおりました。整理券を握りしめた子ども達が我先にと並んでいました。それと、有朋の生徒達のなんと伸びやかなこと。科学的な見方を育てる教育が真に実践されていると思いました。まったく斉藤先生には脱帽です。





6.からだで体感、回転空間....吉川 要,阿部英一(江差南高校)

 今回の特別企画のひとつ。琴似工業の今野先生が中心になって作成した大型回転台です。炎天下の中、回転台を回していた両先生、お疲れさまでした。ほんとにかなり右に曲がるもんですね。台の外から見ていたある子どもが、前の子が右へそらしているのをみて、左を狙って一発でゴールを決めたのには驚きました。





7.わた菓子つくり.......松田素寛(奥尻高校)

 ザラメをバーナーであぶって、穴の空いた缶を回転させる機械を自作して参加して下さいました。自作といってもハンパじゃありません。立派に溶接までして売りものにも決してヒケをとらないものです。(先日の全国大会では、松田先生が三輪車の8時間耐久レース(?)参加のため、同校の佐々木先生(国語)が来て頂きましたけど、いや〜ワイルドな方でした。)子ども達が割箸を持って、機械に輪になって群がっていました。




8.くだもの電池........菅原正雄(函館北高校)

 レモン1個で1Vですけど、電流の量がものすごく小さく、6個並列につないでも0.1mAです。豆電球はつきませんが発光ダイオードならつきます。もっと電流の量は上がらないもんか、と先生がたが色々工夫していらっしゃいました。




9.ミョウバンの結晶を作る..........越後幸弘(室蘭栄高校)

 これも、私初めて見させて頂きました。本当に規則正しく結晶を作るものなんですね。5cm角まで成長させるのには1週間くらいかかるそうです。じっと表面を観察している子供が何人もいました。瞬時の現象や運動を見させるのもいいですが、たまにはじっくり腰をすえて観察するのもいいかもしれませんネ。





10.ブラウン管の原理........加藤秀明(苫小牧工業高校)

 ブラウン管には電子が激しく衝突し画像を作っています。磁石を近づけると磁界の影響で画面に特有の色がでます。磁力線に垂直な黄・緑・青の色の縞模様ががとてもきれいでした。でも、ご家庭のTVではやらないで下さい。壊れますので御用心。磁石をあちこちに動かすと模様が更に変化していました。




11.簡単なモーターを作ってみよう.......森 松治(上ノ国町立河北中学校)

 小さなコイルに乾電池で電流を流し、フェライト磁石に近づけると回転します。原理は簡単なのですけど、なかなか回らないものです。私も中学校の時つくった記憶がありますが、初めて回ったときの感動は今でも覚えています。あの子達も忘れないで欲しいなぁ。




12.減圧の世界........古屋睦雄(七飯高校)

 簡易真空ポンプ(ピストン)を使っての、いろいろな実験でした。ピストンで空気を抜いていくと、60度のお湯でも沸騰したり(触っても熱くない、当り前だけどすごい)サランラップのふたが内側にパン!!と破裂したり、結構シンプルなんだけど、奥が深い実験の典型でした。パン!!の音には周りの大人もビックリ。




13.ブーメランと遊ぼう........吉岡 晃(北見市立緑小学校)

 科学の祭典に入場した子ども達は、みんなブーメランを持っていたのではないでしょうか。それ位絶大の人気をほこるコーナーでした。吉岡先生も休む間もないので、作成途中に名誉の負傷をされたようです。しかし、私も作りましたけど飛ぶことは飛ぶんですけど、うまく帰ってきません。あれから毎日自分の部屋で、「ホリャ! 帰ってこい!!」と練習しています。





14.ドライアイスのふしぎな世界.......子吉裕二(小樽市立望洋台小学校)

 この炎天下の中では、こういった涼しい実験が一番。それにどうも私自身が高等学校の先生をやっているせいでしょうか、子吉先生の子ども達に対する言葉遣いには、昨年もそうでしたが勉強させられます。本当に丁寧なんですよ。菅原先生とやっていたシャボン玉を凍らせる実験はうまくいったのでしょうか?





15.ろうそくがつくる気流の実験・念力で振子を動かしてみよう...上坂剛士(浜中町立茶内中学校)

 それぞれの振子の長さが違うので、その周期が違ってくることを体感する実験です。子ども達本人はジッと見ているつもりでも、自然と見ている振子の周期に合わせて身体がユラユラしているのが、とてもほほえましく思えました。上坂先生、またサークル来て下さいネ。





16.試してみよう指先センサー・ブンブンコマ.....山谷陽子(札幌市立二条小学校)

 子吉先生と同じ、子ども達への言葉遣いがとっても丁寧な山谷先生は、男ばかりのサークルの中で、花一輪。手の平がこんなに鈍感だとは思ってもいませんでした。小さい頃私もよく糸にダンボールをさしてブンブンコマを作りました。ちょっぴり懐かしかったです。飲み会の時に先生がおっしゃっていた「自然を愛する心を持った子ども達を育てましょう」を忘れないように心に刻みつけましょう、皆さん。山谷先生もぜひサークルへ遊びに来て下さい。





17.パタリンチョウを作って遊ぼう.....三浦哲也(上磯町立石別小学校)

 かなり薄いゴム板状の磁石を使って、羽がパタパタ動くチョウチョを作ろうというものです。やっぱり子どもは工作が好きなんでしょう。色々チョウチョの羽の色使いにその子の個性がでていました。三浦先生の工作の指導も勉強させて頂きました。単純な切り貼りだけでなく子ども達に様々な工作に参加させていた点、見習わなくちゃ。





18.色ガラスをつくろう......西木 祭(江別市立江別小学校)

 ご家庭の用事に追われる中、参加して下さった西木先生。お疲れさまでした。たくさんの子ども達が先生のガラス細工を持って行ったようです。しかしるつぼの周りはのぞいていても熱かった!!できるだけ乳鉢の中で粉末を細かくするのがポイントです。あとは溶かして、形は自由自在、と思ったけどうまくいかないんだなぁこれが。やっぱり職人の域まで達しないと駄目かな。さて練習練習。





19.なまりを溶かしてベーゴマを作ろう.....臼井哲夫(旭川市立陵雲小学校)

 あとで知ったのですが、私の従姉妹が通っていた小学校の先生でした。しかし、このベーゴマっていうのが風情があっていいじゃないですか。私も小学生の頃コマ(時代でしょうか、プラスティック製です)で遊んだおぼえがあり、それを学校へ持って行って先生にえらく怒られた記憶があります。なんか懐かしいですね。





20.砂糖は七変化......上元 巧(美唄市立中央小学校)

 3日間の前半はカルメ焼き、後半はベッコウ飴とお菓子もので責めた上元先生。10階の休憩のベンチで親子で飴をなめている姿はいいもんだなぁ、としみじみ。私も一つ頂きましたけど、とても甘かったです。




21.だるま落し.........山本 淳(福島町千軒中学校)

 これはやってみましたけど、かなり奥が深い。うまく行きません。一番上のだるまも飛んでしまうんです。物理の「慣性の法則」の格好の演示ですが、木材を使っているのがいい味を出していました。うまい子はスコンスコンと。畜生!!俺もやってやる!!スコンスコあれ?





22.ドライアイスのガス鉄砲.....杉本 聡(帯広市立啓北小学校)

 ポン!!と鳴るたびに、キャ!! オー!! の歓声しきりでした。ドライアイスをフィルムケースの中に入れてしばらく待つと・・・・・・ポン!!子ども達が耳に指で栓をしながらじっと鳴るのを待っていました。ドライアイスが手に入りづらいかたは、昨年倶知安の佐々木先生がやっていた「発砲入浴剤バブ」を使ってみるといいと思います。




23.音遊びをしよう.....鵜川明久(岩内町立岩内西小学校)

 糸電話です。ピンとはらなきゃ音は聞こえません。そうですか。小学校3年生で糸電話は勉強するんですね。お父さんと一緒に子供が工作している所を見させて頂きましたが、とてもほのぼのとしていました。糸の代わりに柔らかいバネを使うとエコーがかかります。まるでゾフィーのように(ん〜オタク)





24.スライムをつくろう.....大平昌則(弟子屈町立和琴小学校)

 超人気のコーナー。子供達が切れ目なく押し寄せていました。来年スライムをやる方は、時間を決めたほうがいいかも。色水をペットボトルに入れて並べてあるのがいいですねぇ。会場にきた子はみんなプラコップにスライムを持っていましたよ。おかげで大平先生、もう一つのパスカルの原理の方はできなかったようです。





25.のぞいてみよう!鏡の世界.....鹿野内憲一(札幌市立向陵中学校)

 万華鏡を演示していらっしゃいました。懐かしいですねぇ。よく回りに千代紙を貼ったものが売られています。物理の鏡の反射の項目に関連したところですがそんなことは忘れて、クルクルしてしまいました。きれいです。なにか人間の感性に届くものがあるんじゃないんでしょうか?





26.不思議な気体で音遊び......遠藤孝一(上川高校)

 ヘリウムガスを使って、笛を鳴らすと音はどう聞こえるのでしょう。ガスボンベから直接ガスを入れるのではなく、ヘリウムガスをあらかじめいれた風船から取り出す、という演出がにくいです。この気体が軽いということもわかるんですもの。パソコンに波形を出して振動数の違いが音程の違い、とわかるのもバッチリ!





27.「パソコン」と話そう!.....田中佳典(旭川市立東光中学校)

 自作のAD・DAコンバーター、波形表示プログラムで登場。これは通にとってはたまらないでしょう。いや、私も欲しいです。来月の例会にはもって行くとおっしゃっていましたが、楽しみにしています。人によって同じアの音でも波形がまるっきり違うんですね。音階のドの「ア」とオクターブ上の「ア」はちゃんと振動数が2倍になっていました。あたりまえだけど結構感動してしまいました。





28.毛細管現象の実験.....大屋秦宏(礼文高校)

 食紅で真っ赤に手を染めて、熱く語っておられた先生がとても印象的でした。しかし、細い管ほど高く上がる、狭い隙間ほど高く上がる、分子の力とはすごいもんだなぁ。片方だけ赤い花は始めてみました。毛細管現象とは関係ありませんが不思議でした。





29.リサイクル電池.....藤田明宏(羽幌高校)

 藤田先生は、大学の先輩でもあります。在学中は本当にお世話になりました。炭の周りに食塩水を染み込ませた紙+アルミはくで立派な電池です。しばらくやっているとアルミはくのアルミがとけだしボロボロになってしまいます。一度お試しあれ。親切な説明ありがとうございました。





30.シャボン玉で遊ぼう.....大坂厚志(枝幸高校)

 最終日に一人の子供がシャボンの達人になりました。かなりおおきなシャボン玉を作れるようになったのです。そうですね、直径40cmはあったでしょうか。たくさんの子供がプールの周りに群がって泡まみれになっていました。炎天下の屋上での実験、大坂先生お疲れさまでした。来年のTシャツは大坂先生用にLLをひとつ作ります。




31.液体窒素で低温の世界へ......遠藤正則(網走南ケ丘高校)

 私事ですが従姉妹が通っている高校の先生です。宜しくお願いします。後藤先生と交替交替で演示なされていたようですが、なんどやってもバナナの釘うちは不思議ですねぇ。実はマイスナー効果は始めてみました。ビデオでは何回もあるのですけど。電気抵抗の実験用の50mのコイル巻は本当にお疲れさまでした。悪魔の実験室のようなモウモウとした煙の中で、子供達もビックリです。





32.リニアモーターカーで遊ぼう.....山本周男(常呂高校)

 実際のリニアとは違いますが、フレミング左手の法則をつかったアルミパイプの運動の実験です。私もやったことがありますが、なかなか進みません。パイプの太さなんでしょうかねぇ。暗闇でやると、火花が散ってなかなかきれいだと、有朋の斉藤先生がおっしゃておりました。でも、磁界と電流の影響で力が発生する、不思議ですね?





33.カミナリをつくってみよう!.....中道洋友(標茶高校)

 フィルムケースの中にアルコールを霧状にして入れ、チャッカマンの圧電素子で放電、すると・・・・・・バン!!。いや〜すんげぇ音。でも中道先生は今野先生の笛にすっかり心を奪われたようで、3日間終了の頃にはすっかり曲までふける達人になっていました。弟さんも「ちゃんと仕事すれや」と・・・・・・あツ イヤイヤ





34.ライデン瓶で電気実験.....高橋尚紀(根室高校)

 プラ板にアルミホイルをつけた簡易ライデン瓶に発砲スチロールを利用した棒を擦り合わせてバチ!こするのに多少根性が入りますが、結構静電気がたまるようです。交替交替で+−が入れ替わりどんどん大きくなっていきます。





35.真空の不思議.....谷川知範(釧路工業高校)

 開会直前に盲腸で緊急入院。お大事にして下さい。お合いできなかったのが本当に残念。昨年は隣のブースだったもので。




36.太陽炉でソーラークッキング......青木弘則(別海高校)

 屋上で巨大太陽炉を使って目玉焼です。焦点距離60cm位、曲線の式はy=1/250x^2だそうです。しかし、2・3日目は曇り空でした。本当に残念。でも、飲み会でおっしゃていましたが、ニュースに出たそうでお子様の前ではすっかり芸能人だそうです。





37.パソコンで温度を制御しよう.....甲地 務(豊頃町立豊頃中学校)

 アクリルケースの中の電球が光り中の温度が上がっていきます。温度が上がりすぎると自動的に消えて、そばのモーターにつけたプロペラが回転し温度を下げす。下がりすぎるとプロペラが止まり電球がついてまた温度が上がります、という温度制御をパソコンがやっているというものでした。自作なのでしょうか?すごいですね。サーモスタットというやつでしょうか?





38.空気を縮めて火をつけよう.....佐々木守道(羅臼高校)

 ご存じ、断熱圧縮です。アクリルパイプの中にいれたティッシュがちょっと燃えました。この実験は実際やってみると、力技だなとつくづく思いました。いや〜佐々木先生お疲れさまでした。気合いをいれないと駄目ですね、これは。フッ!フッ!フッ!フッ!




39.エアーテーブルで遊ぼう.....渡辺儀輝(当別高校)

 いや〜ついに私の番ですか。ちょっと長めでいいでしょうか?よく作ったもんだと、皆さん呆れていませんか?外のエアーホッケーは穴あけに3・4時間かかります。でも2人でやれば2時間くらいですか。千枚通しとハンマーで根気よくあけて下さい。中は空洞になっていまして、所々支えが入れてあります。裏面は当別高校の卒業生が残して行った海賊船が描かれています。エアパックは発砲塩ビ板を2枚両面ガムテープでくっつけてあります。持ち手は竹製のコースターにスズランテープの芯をシリコンボンドで固定しました。子供達は大変燃えて、いつ壊れるかとハラハラしていました。中にあった小さなテーブルは円運動・楕円運動・ケプラーの第2法則・第1宇宙速度の演示には最適と思います。ぜひ作ってみて下さい。穴の間隔は2cm位、パックの直径は8cm位です。磁石はフェライトでは弱いのでネオジウムを使用して下さい。送風量は家庭用掃除機のおしりから出る位で十分です。表裏アクリル板で作るとOHPに投影もできます。





40.みーんなふえにしてしまおう.....今野博行(札幌琴似工業高校)

 会場の入口ですっかり子供達をとりこにしてしまった今野さん。にくいですね。どこでも、ピーピー鳴っていました。みんなもっていたんじゃないかな?やっぱり子供の心をつかむのは鳴り物でしょうか。中道先生の努力(?)によって音階も自由自在です。努力さえすれば曲もできます。あんなにあったヤクルトの空き瓶が終了時にはすっかり少なくなっていました。サークルのポップサイエンス担当はだてじゃない。私と同期なんですけど、このパワーは負けられい!! (ちなみに写真は中道先生)





41.磁石はすごいぞ.....斉藤 隆(有朋高校単位制)

 斉藤先生がこの1年間、ためにためていた自作の物理実験道具を各種紹介していただけました。しかも、有朋高校のサイエンス同好会の生徒達も交えての紹介です。簡易リニアモーターカー・硫酸銅水溶液の回転・電磁推進船。どれもフレミング゙左手の法則を応用したものですが、そのレパートリーの広さには驚かされます。入り口のすぐそばで演示されていたので、子ども達も含め大人の目もくぎ付けになっていました。





42.結晶の成長を見よう・電池と磁石でチョコマカふり子.....菅原 陽(札幌南陵高校)

 もともと化学が専門の菅原先生ではありますが、そんな事はみじんも感じさせてくれないほど理科全般に関して深い知識が感じられました。過飽和にある酢酸ナトリウムに種結晶を入れて凝固させ、その熱を感じとったり、フィルムケースやガチャ玉を利用してコンパクトにまとめた振り子を作ったりと、子ども達の手を通して科学を伝えていました。振り子の回路にに発光ダイオードを組み込み、振動に合わせてピカピカ点滅するのがいいですねぇ。そういえば生徒が一人熱心に手伝っていました。




43.コロリンカン作って遊んで科学しよう......田渕宏司(小樽商業高校)

 今回の科学の祭典の写真係として、それぞれのブースを走り回る中、コロリンカンをひたすら子ども達に作って上げていた田渕先生。どうもお疲れさまでした。廊下でコロリンカン(空き缶の中にゴム紐と重りをつけ、ころがせば返ってくる)をコロコロころがしている子どもは大事そうにカンを袋に入れていました。だれですか?ビールの空き缶を利用してやってみようかと思っている人は。小学生相手ならやっぱりジュースを使いましょう。




44.光を自由に曲げてみよう......石川真尚(札幌稲西高校)

 ただ単純にアクリル棒を曲げて、レーザーの全反射を見せるだけじゃ子ども達は納得しません。石川先生のようにバルタン星人とウルトラ警備隊のレーザーガンでないとネ。レーザーを打つと「ギューン」、バルタン星人のお腹の赤いレンズにあたると「ギャーン」、レーザーとレンズの間に様々な形に曲げられたアクリル棒を入れて、光の曲がり具合を観察するのです。やっぱりこれくらいやんないとねぇ。




45.君も名プログラマー.....中原 浩(札幌手稲高校)

 コンピューターシミュレーションの演示コーナーでした。私が見たもので「射出角が異なる場合の放物運動」と「フラクタル図形」でした。他にもまだ多数あったのかもしれません。すいません。黒杭先生がやられていた「銀樹」と共通するものがあり、先日の全国大会でも標茶の中道先生がこの金属樹とフラクタル図形について考察を加えていました




46.大気圧の不思議......鶴岡森昭(札幌開成高校)

 空き缶に液体窒素をかけて大気圧でつぶしたり、フラスコの中に風船をピッチリすいつけさせたり、大気の圧力を実感させる演示が行われていました。サラダボールを使ったマグデブルグの半球はやったのでしょうか?ぜひ見たかったです。サッカーの部活動の合間をぬってかけつけて頂きました。ありがとうございました。





47.どれが一番ゆれるかな.....武田伸彦(石狩高校)

 発信器にスピーカーをつけ、それと平型の長さの異なるアクリル棒を連動させて、定常波の観察をするものです。基本振動・倍振動と発信器の振動数を上げていくことで板の振動が変化していくのがわかります。どの高さのビルが、どの振動数の地震と共震するか、武田先生が休んでいる間に、調子コイテ小学生に私が説明してしまいました。すいません。でもよくできた装置ですよね。スピーカーとの連動を良くするため丸アクリル棒で板と接着してあるんです。





48.燃料電池をつくろう......横関直幸(札幌平岸高校)

 先日の全国大会は本当にお疲れさまでした。事務局も楽ではありません。今回は鉛蓄電池と55円電池で参加して頂きました。蓄電池に手回し発電器(ゼネコン)で充電し、小型のビーカーの中に硫酸と平鉛を入れた簡易鉛蓄電池に充電します。放電は豆電球で一瞬ですけど、子供達の「オー!!」は忘れて欲しくない瞬間でした。充電の最中はゼネコンをまわすと、結構重いんですよ、これが。55円電池は発光ダイオードが光ります。お手軽なんで、食塩水を持ってやってみましょう。





49.びっくり化学実験.....杉山剛英(札幌篠路高校)

 カルシウムの性質を利用した数々の化学実験を披露していました。しかし杉山先生は何でもできるんですね。全国大会では物理の慣性力と地学の転向力とコンピュータースクエアを、そして今回は化学反応ですか。いや〜まいった。私、実はカルシウムを始めてみたんです。はずかしながら。ほんとに銀色なんですね。電気を通すというのも知識としては知っていますけど。トホホ。これでも理科の教師かねぇ。硫黄ガスとの反応は思わず目がチカチカするほどの激しい発光でした。子供達もみんなひいて見ていました。「バチバチバチバチ!」「おー」





50.パソコンによる相性診断・電磁石は力持ち!....中島紀男・物理部(小樽潮陵高校)

 すべて生徒が説明していました。まずここがいいですね。電磁石のしくみを実際に手に取って小学生のすぐそばまでのりだして説明している姿を見ると、理科教育の心髄を見せてもらったような気がします。これを読んでおられる先生方、「うちの生徒とは違うから」とあきらめていませんか?やっぱり理科部をもたんきゃだめだな、こりゃ、とツイツイ考えてしまいます。一緒に悩んでがんばってみて、素晴らしい結果を生み出せるかもしれないなぁ。さて、私は自分の持っている男子バレー部にがんばるか・・・・・・





51.ムラサキキャベツの色素の変化.....高桑知哉(札幌工業高校)

 高桑先生と私は同期であります。同期ががんばっていると、なにクソっと思うのが性分でありまして。でもムラサキキャベツがイオン濃度を検値できるなんて初めて知りました。キャベツをお湯で煮出して紫の色素をしみこませたろ紙が試験紙です。酸性は赤・ピンク、アルカリ性は黄色・中性は紫・青に変化します。7つの試料(ふくらし粉・粉石鹸など身近なもの)で7枚の試験紙を使い、順番に並べて最後にセロテープではってプレゼント。ん〜にくいね。こういった演出が子供達には一番効果があるんです。





52.パスカル先生と水の力・スーパーボールでスーパージャンプ, うずまきチューブ....佐々木 淳(倶知安高校)

 北海道が誇る投げ込み教材を無限に知る男(と、私が勝手に思っている。佐々木先生ずっこけてませんか?)の登場です。スーパージャンプの方は単純に運動量保存の法則で割り切れる問題ではありません。ペットボトルの中の渦巻もとっても綺麗です。佐々木先生のクラスの生徒達がわざわざ倶知安から多数やってきました。これだけでも佐々木先生の普段の生徒に対する愛情がわかります。しかし斉藤実行委員長のめいごさんがHRにいたとは、佐々木先生もびっくり。




53.耳と補聴器......谷 弘人(高等聾学校)

 谷先生とは昨年まで当別高校で一緒だったもので、色々相談にのって頂きました。またエアーテーブル運搬の際デリカを貸して頂いて本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。さて、聾学校の谷先生ならではのブースでした。聴覚検査もやっていまして、特にお母さんに人気があったようです。でも補聴器をつけると、ほんとにステレオ感がなくなるものなんですね。




54.流れが起こす不思議な現象.....和野健一(札幌南陵高校)

 回転台の上に大きな円柱の容器を置き、中に小さな円柱容器を入れます。小の中には氷、外にはお湯を入れ回転させると、偏西風波動モデルのできあがり。花びらのように綺麗にアルミ粉がまわっていました。こんなに綺麗にできあがる秘訣は何ですか?と聞いてみたところ、手伝いに来ていた生徒が一言「時間をかける」。なるほど、納得。





55.君は虹色を見たかい.....岩田洋治(蘭越高校)

 空き箱に穴を空け、レプリカフィルムをはり、蛍光灯を見るとあら不思議。7色に分かれます。その秘密は回折格子にあります。20cm四方のフィルムは3枚1セットで¥3000なり。どうです?1校に1枚。綺麗な虹色を見てみませんか?




56.コロリン犬とコトコトさんぽ......中里勝平(理科教育センター)

 中里先生は屋上への入り口でコロリンケンをやっておられました。もう汗びっしょりです。ちょうど後頭部から日が照りつけるので、私だったらもうクラクラだなぁ。ここも盛況コーナーのひとつ。子供達が大挙して押し寄せていました。




57.ペットボトルで力くらべ.....永田敏夫(理科教育センター)

 今回の科学の祭典だけでなく、この物理サークルの中心的な存在でもあります永田先生は、浮沈子で登場です。私もストローとクリップを使って授業で作りました。以外と難しいんですよ、これが。でも発砲スチロールと釘を使ったのは始めてみました。生徒さん達も手伝って子供達みんなでペットボトルを押していました。あの「パワークラベーション」はばっちりですね。





58.星座早見盤を作って、星空を観察しよう.....森 裕(有朋高校)

 サイエンス同好会の生徒達も巻き込んでの、早見盤作成コーナー。そういえば最近星座を見てないなぁ。コピーしておいた用紙があっという間になくなってしまいました。木星へのシューメーカー・レビー彗星の衝突・向井さんのスペースシャトルがあったからでしょうか?星に関する子供達の関心は、かなり高いようです。森先生曰く「地学のコーナーももっと、入れなきゃだめだな」。




59.回転する気流中に風船を安定させる・糸を吹き出すストロー鉄砲....斉藤 孝(北大・科学の祭典実行委員長)

 今回の祭典の開催にあたり、数々のご苦労があったと思います。本当にお疲れさまでした。私(今28です)も教諭を退職した後、斉藤先生に負けないくらいの物理教育へのパワーをもち続けたい、といつも考えています。でも側圧と動圧の実験はいつみても不思議ですね。一緒にやられていた女性の方々は確か昨年もやっていたような気がしますが。別にチェックしているわけではないです。ハー。





60.太陽電池を使った実験.....佐藤郁雄(小樽青少年科学技術館)

 太陽電池をつかって、モーターを回したり、飛行機を回転させたり、様々な演示を見せて頂きました。ソーラーシステムもかなり人々の間に普及したのでしょうか。聞く子供、聞く子供みんな「見た事ある」と答えていました。でも小樽青少年科学技術館には、すいません、まだ行ったことがありません。今度の休みにでも行ってみます。




61.共震・定常波.....原田雅之、物理化学部(札幌北高校)

 惑星のモデルを使った振り子の共震、ワイングラスでドレミファソラシド、金属ボウルの縁をこすると噴水の3つを生徒達が演示していました。噴水にチャレンジしてみたんですが、全然だめ。物理教師失格かな。学校返って練習しよう。入り口での受付、ご苦労さまでした。





62.テスラー放電.....伊藤四郎(札幌北高校)

 たとえ数10万ボルトの電圧でも、表皮効果のおかげであまりビリビリきません。バンデグラフの方がよっぽどバチバチいいます。ステージで子供達が最初は火花を見てひいていましたが、一人やってみると、「ぼくもぼくも」と群がって10万ボルトを体感していました。





63.アルファ線・電子ビームを見よう....東京理科大学基礎工学部 サイエンスクラブ

高温拡散型霧箱と陰極線の観察です。いや、当たり前なのかもしれませんが磁石でグイグイ曲がるもんなんですねぇ。アルファ線もシュパ!シュパ!とよく見えました。霧箱の中に虫でもいるんじゃないの?なんてお母さんはいなかったのかな?





64.ドライアイス鉄砲で怪獣退治・君のパワーは何ワット?暮らしの中の放射線測定...北海道電力(株)

 屋上と入り口でやっておられました。ガイガーカウンターで線源がどこにあるのかを当てる宝さがしや怪獣への的当てっていうのがいいですね。仕事率を測る大きな機械も色がたくさん塗ってあって。小学生対象なんだからこれくらいやんないとだめ。よし来年はもっとカラフルな演示をしましょう。ねぇ皆さん。





65.楽しい回転.....佐藤久志(北海道大学教養部)

 形状記憶合金を利用して、レフランプの熱で円盤を回転させようというものです。輪ゴムエンジンと原理は同じで熱機関を動かすためには高温部と低温部が必ず必要だ、ということが一発でわかります。





66.磁石であそぼ.....三浦 靖(北海道大学理学部物理)

 コイルに交流を流し中の磁石をトントンさせたり、簡易リニアモーターカーや永久に振動する振り子を演示されていました。あの磁石エンジン(トントン)は原理がわかっていても不思議です。





67.磁石に引きよせられる液体...松村一弘(北海道立工業技術センター)・吉田静男(北海道大学工学部)

 磁性流体を初めて見た方も多いと思います。私も昨年に引き続いて2回目です。液体の名前はフェリコロイド。東京のタイホー工業(株)からお貸し頂いたそうですが、あの突起は何なんでしょう?磁力線と表面張力の影響だそうだ、と中道先生の弟さんが申しておりました。コイルの中に磁性流体をいれて、交流をかけると、あら不思議、シーソーのできあがり。





68.電子レンジで電球料理.....水野広介(羅臼高校)

 1秒間に24億5000万回も振動されたら、そりゃ熱くなるわ、と改めて感じさせてくれた演示でした。しかし結構光るもんですね。マイクロウェーブのすごさを見せつけてくれました。子供達より、やっぱりふだん使ってらっしゃるお母さんが足を止めていたようです。





69.空気ロケット発射.....斉藤大史(津別高校)

 ご存じ、誰もが一度はやってみたい水ロケットです。中では危険なため空気だけで演示されていましたが、一緒に上映されていたビデオを見ると軽く40mは飛ぶようです。あの発射台に100円均一で売っているカゴを使っている点がいかにも自作という感じがしていいですねぇ。子供達も一生懸命自転車のポンプを押していました。実際外で飛ばすときには9〜10気圧くらいがいいようです。





70.人力発電に挑戦.....後藤 信(紋別北高校)

 自転車の発電器から出てくるのは交流です。ご存知でしたか?これにブリッジをかまして整流してからゲームに接続します。あまり速くこぎすぎるとおもちゃの電車が脱線してしまうのでご用心。子供達が列を組んでこいでいました。笑いが絶えないコーナーでした。




71.どうなるだろう 氷が真二つ.....太田博之(室蘭市立成徳中学校)

 やっぱり、こういう熱い日には氷を見るのが一番涼しいです。ペットボトルをくくりつけた糸で切断するのがいいですねぇ。復氷もみごとでした。





72.流体素子による噴水....北井一史(光合金製作所)

 古くはNASAが研究開発したといわれる流体素子。ピストンの中の円柱が行ったり来たりして次々にデバイスの中の圧力を交換し水の通り道を交代して行きます。見れば見るほど不思議な装置でした。隣にはクレヨンしんちゃんの人形をつかった浮沈子がありました。みんなでボタンを押していましたヨ。




73.ミニ放送局.....スカラ(株)

 清田高校の生徒さんたちががんばっていました。会場の中やステージの演示を実況放送しておりました。光ファイバーを使った伝搬もあったようでハイテクの極みでしたね。




74.奥尻島の災害前後写真展示......山田大隆(札幌藻岩高校)

 全国大会は山田先生、本当にお疲れさまでした。おかげで成功のうちに終了できたと思います。狭いブースでしたけど十分な展示はできたのでしょうか?お母さんと熱心に話し込まれている先生が印象的でした。