熱気球を作ろう
−ビニール袋を使った、簡単なミニ熱気球の工作−
札幌市立新川中学校 芦 浦 琢 也
札幌市立あいの里東中学校 佐々木 亮
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《はじめに》
暖まった空気はまわりの空気よりも軽くなって、それを集めた気球は上昇をはじめます。本物の熱気球はバーナーによって多くの空気を暖めて、数十メートルの気球をふくらませ、大空に浮かび上がらせます。大きさもさることながら、その形、色など見ているだけでも楽しくなる熱気球ですが、その原理を応用して、身近にあるビニール袋であなただけのパーソナルなミニ熱気球を工作してみましょう。
《よういするもの》
☆ビニール袋(高密度強化ポリエチレン)
いろいろなビニール袋がありますが、市販さ
れている中で、一番薄手のものを用意するのが
ポイントです。厚さは0.015ミリのもので、
45リットル(650mm×800mm)が手に入りやすい
と思います。それよりも小さいビニール袋は、
浮力が足りなくて浮かび上がりません。
☆針金かエナメル線(2mくらい)
できるだけ細いものを用意して下さい。針金
の太さは#(番手)であらわします。だいたい
#24〜26番手くらいのものが手に入りやす
く、工作しやすいと思います。
☆その他
アルミの皿、脱脂綿、エタノール、セロテー
プ、ペンチ、ライター、糸
《やりかた》
まず、ビニールの袋の口に針金の輪をつけます。
円周1.3メートルの輪をつくって、セロテープ
で8ケ所くらいでとめます。総重量が20gを
越えると浮力を上回りますので、なるべく軽く作
ります。次に20センチの長さの針金を3本つく
り、先端を丸くして輪に引っかけるようにつなぎ
ます。そして、もう一方をアルミの皿に刺して折
り曲げます。セロテープでとめると溶けますので、
使わないで下さい。その中に小指の先くらいの脱
脂綿を入れて少し固めます。固めませんと、炎が
大きくなり、ビニール袋に引火する恐れがありま
す。エタノールをほんの少し(5ccくらい)し
みこませます。ビニール袋の上を横に開いて持っ
てもらい、点火します。しだいにぺっちゃんこだ
ったビニール袋がふくらみはじめ、ある時「フワッ」
っとした感触でミニ熱気球が浮かび上がりはじめ
ます。どんどんと上昇していきますので、糸をつ
けるといいと思います。ただし、気温の高い日は
ちょっと浮かび上がりにくいと思います。
《かんがえてみよう》
1. 空気が暖まると、なぜ軽くなるのだろうか
2. 気温が高い日は、どうして浮かび上がりにくいのだろうか?
《もっと知りたい人へ》
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