物理IA授業実践報告3学期期末考査試験範囲 反省・課題 |
| 教師反省 |
| 生徒アンケート1:物理的にものを考えるとは? |
| 生徒アンケート2:自分の中で変わったこと |
| 生徒アンケート3:物理IAを学んだ感想 |
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(1)日常生活と関係の深い物理的な事物・現象に関する探究活動を通して、 (2)科学的な見方や考え方を養うとともに (3)物理的な事物・現象や物理学の応用についての理解を図り、 (4)科学技術の進歩と人間生活のかかわりについて認識させる。 |
物理実験は数多く実施し、生徒実験だけでなく、演示の場合でもそれで終わらせず、教師がやったあと、生徒にもやらせて、興味関心を高めるようにした。
探究的な実験は、各分野ごとで最低ひとつは実施した。情報ではトランジスタの増幅特性、運動では等加速度直線運動、音と光では光学台を使った焦点距離と倍率の測定、エネルギー分野では光電池の製作、物理学の影響分野では課題研究的な卒業発表会。実験器具も日常使うものを使い、教科書を中心に日常的な物理現象を扱った。また、基本的な物理実験室での授業、演示実験・生徒実験・パソコン室・視聴覚室など、その教授内容にあわせて教室を変更し、新鮮みをもった授業をこころがけた。
(1)に関しては目標は達成できたと思う。
全分野を学習したということで、物理学全般に関して視野を持ち、科学的物理的な考え方を持つことは、生徒に取ったアンケート結果(物理的なものの考え方とは何ですか)からある程度は達成できた、と考えられる。
しかし、アンケートは全員が答えたわけではないので、80名全員がそのような考え方に達成したわけではない。来年度以降この関係のアンケートは全員記入で実施したい。
ここが最大の反省点である。全分野を学習するということに固執するあまり、教授量が膨大になった。2単位としての学習量は他の教科の倍の量に相当する。生徒達も困惑していたのは事実である。本来ならば、生徒の興味関心にあわせて、運動・音と光・物理学の影響の中から1つ以上を選択することになっており、この点を無視し、教師の方針のみによって授業が計画されたのは問題である。
生徒のアンケート結果から、興味関心のある分野は、情報・音と光・エネルギー分野という結果が得られたので、来年度以降、この3分野を時間にゆとりをもって、教授内容を精選し実施するべき、と考えている。
また、実験を多数やりすぎたあまり、かえって理解が混乱する場面もあった。演示実験と生徒実験・講義のメリハリと授業の演出効果も考えていかなければならない。
世界の科学者をまとめる、卒業課題研究を実施する、実験を多く導入するなど、物理学が日常生活と遊離したものでなく、現在の科学技術に立脚した社会生活に深く息づいているという事実は、アンケートの結果(自分の考え方は学習する前後でどのように変化しましたか)多くの生徒が認識できたと思う。
○独自の発想が必要だと思う。あるできごとでも、ちょっとした不思議を感じたら、それについて自分が理解できるまで考える、調べる、実験してみるなどの努力が必要だと思う。
○法則や説にもとづいてものを考える。
○自然界などでおこることなどを実験で再現する考え方。
○自然界の現象を自分の持っている発想で追求し、実験や計算などで結論を出そうとしていく考え。
○何か一つの現象を見て、それを再現するために他の人と協力して(1人でもいいんだけど)どのようなことをすればそうなるのか、なぜそうなるのかを考えること。
○なんでも科学的に説明することができると考え、この世の中で不思議なことはたくさんあるが、神とかのしわざと考えるのではなくて、どうしてこうなるのか、なぜこうなるのかを考えること。
○あたりまえのことをあたりまえに思わない。つねに「どうしてそうなったのか」「なぜそうなったのか」をあたりまえのことに投げかけてみるのが物理的にものを考えることだと思う。
○ちょうじょう現象やUFOのような、得体の知れないものの正体をつきとめようとするように、なぞはなぞのままにせず、明らかにさせるような考え方、だと思います。
○何でも自分の周りにあることやテレビなどをみている時でも「これはどんなふうになっているのか」というふうに考えること。
○どんな問題でもこれはこうじゃなくて、うらのうらまで見ること。それと周囲の人にも目で見てわかるように、その問題を伝えることができること。
○やっぱり何かに対して、小さな事でも疑問をもつことがなければだめだと思う。それも自分から選んで疑問を持ち、どうしてそうなるだろう?と思うことが大切だと思う。
○1つの答えだけでなく、いろいろな方向から物事を考えることだと思う。
○ものをただ使ったり、見たりするだけじゃなく、そのあと、どうなるかとか、ためしてみたりすること。
○当たり前のことでも、それに対して興味を持ち、そのことを色々な方向から見てみることが大切。そして、発想は自分でモデルを作り考えることが必要。
○当たり前のことにも「なぜこうなるのか」と疑問を持ち、自分で実験などで確かめ、これを理論や法則にまとめていくことや客観的に見て、正しいか違うかを判断すること。
○信じられないこと、非現実的な事でも、あらゆる方向から、その物事を見て考えること。
○ある物事をどれだけ簡単に、どれだけ現実的にやれるか?ということを考えることだと思う。物事を現実にあてはめてそれを確実に実現することだと思う。
○考える、そのことについて探究する、追求するということではないのか?どうしてこうなったのか、とかを自分なりに詳しく理解でき、理解させることができる考え方か?
○いままでは目に見えないものが、いままでやった実験でいろいろわかった気がした。学習する前は何も気にしなかったことが、今では少し気になったりするようになった。
○もともと理数系は好きじゃなかったし、実験も自分からすすんですることはなかったけど、今では「やってみたい」っていうのがあって、テストは悪いけど実験は好きになった。あとはいろんな法則とかあるけど「ウソくさい」っていう考えがあって、でも自分で実験したら本当だったって感じで・・・・。学習する前よりおもしろいからやってみたいっていうのが私の中に入り込んできました。
○学習する前は難しい、と思っていたけど、学習した後はもっと難しいと思うようになった。
○自然のあり方や宇宙ができた課程を完全ではないが、なんとなくわかってきた。あたりまえにわかりそうな事がまったくわかっていなかったことを知らされた気がする。自分の考え方が少しは大人になった気がする。
○物理系は苦手なので、最初はそんなにおもしろくなかったけど、いろんな実験をしたりして、小さなことでもそれは科学的に証明されたり、奥が深いと思った。この世の中、不思議なことがあるけれども、科学的なことよりも、人間の心の中の方が複雑なものだと感じた。
○いろいろなものに対する考え方をむずかしく考えるようになったことだと思う。「なぜこうなるんだろう」と考えるようになったのが1番自分の中で変化したことだと思います。
○今まであまり興味のなかったことも少しは理解できるようになった。
○あまり実験が好きではなかったけど、発表会をやったときはすごく楽しかった。
○私たちの住んでいる宇宙について、少しずつだけど考えるようになった。
○実験をやる前はあぶない薬品などをつかってやる実験は、全然やりたくないと思っていた。けど、色々実験をやっているといがいとおもしろかった。ただ今までは実験の結果が予想できないから、あぶない実験はあまりやりたくなかった。けど何回も実験を重ねて行くにつれて、1つ1つの実験の結果も少しは予想でき、危険なもののあつかいも少しは慣れてきた。この1年間で実験をいろんな方向から考えることができるようになったと思う。
○1年前は物理の時間はほとんど実験だと聞いて、私はあまりやる気がなかった。しかしだんだん授業をしていくうちに物理の実験は自然を対象にしているので、とてもおもしろくなってきた。今では物理は私の好きな教科の一つです。
○テレビとかのUFOや、あなたの知らない世界などを見るときに、見方がシビアになってきた。昔だったら楽しんでいたのに、半分さめている見方をするようになった。
○自然を考えて見つめるようになった。ごく普通のこともいろいろと考えるとおもしろい。物理を極めれば何でも作れるような気がした。
○自由落下の実験をするまでは、ものは同じように落ちるとおもっていたけど、今ではそうではないと気づいて、ひとつ勉強になった。
○物理はあまり必要でないと思ったが、今ではいろいろな面でとても必要なものだとわかった。
○学習してから「ああなるほどそうだったんだ」といったように考えて勉強できるようになった。
○ギターを弾くときに、以前ならなんとなく弾いていたのが、このところ弦を見て、ハーモニクスだと2倍振動だっけ?と見たり、アンプ通して鳴らして、「音って波なんだよな」と考えるようになった。
○普段の生活であること、たとえば太陽の光は7色だということや、ものが転がる、落ちるといったことが、ラジオのしくみなど普段の生活では普通に過ごしたけれど、物理を通して考えるとけっこういろんなことがあるんだと思った。
○印象に残っているのは「エネルギー保存の法則」。身の回りのものもこの法則で考えるようになった。
○物理が苦手なのは変わらないけど、納得がいかないときは、わかりたくて、聞いたり調べたりするようになった。
○それなりに変化したとは思うけど、課題研究のように自分で調べ、自分で知り、自分でレポートを書いたり、発表したり、そういうことが1人ではできないので、パートナーというのがいてくれてよかったし、自分で何でもするということが、私にとってどれくらい「ため」になったか。とにかくすごく進歩できたと思う。
○2年までは「どうせ理系は悪いから」っていっていたこともあった。けど、物理に入ってからは実験をたくさんやってからかもしれないけど、そういう考えは知らないうちになくなっていった。
○別に自分は自分だから物理やったからといって変わることはない。でも霊的なことの話を聞いて、物理でなんでも証明できるってことがわかって安心した。
○物理を学習する前は、たいした難しいことではないと正直言って思っていた。でもやっぱり自分の考えでそれを証明できた人はすごいと思う。私たちも色々な液体などを使い、実験もやってきましたが思っていたより、すごく偉大なものが存在しているのだと思った。
○自分の周りにあるもののほとんどが、何かしらの意味をあり、常に何かをしているということがわかりました。
○1年間やってきた実験は家などにあるよくあるものを使った実験がほとんどだから、普段使ってたりすると、そのものに興味を持つようになってきた。
○実験をかさねて自分でも簡単にいろんなことができるということ。雲をつくるなんてできるわけがない、と思っていたのに、できたことが印象的だった。いろんな発見をしてみたい。不可能だと思っていることを可能にしたい、と思うようになった。
○例えば、電話の事です。電話は、1本の線でつながっています。前は単に電話だなって感じだった。今では電流で、波長が変化して、自分の声がその電線を通って相手に伝わるんだと考えるようになった。いわゆる物理的にものを考えるようになりました。
○いろいろな実験などで、たくさんのことを学んだ。それはどこで役に立つかわからないけど、その知識を使って、自分なりに日常生活に工夫できるようになった。
○1年間勉強して変わったことは、普段何気なくやる落下運動の加速の仕方の法則や、自転車のペダルを止めても進んでいく慣性の法則など、普段不思議に思わないことを不思議に思い、考えることができるようになった。
○物理がだんだん好きになった。考えてみれば物理は日常生活の気づいていない部分をたくさん教えてくれた。これからもこのことをよくおぼえておきたいと思っている。
○前まで身の回りにある道具や機械などを何気なく使っていたけど、物理を学んできて、1つ1つの道具をとっても、それは過去の研究で発明した人の苦労がにじみ出ているんだなぁと最近感じるようになった。
○私は中学校の頃、物理系が嫌いだった。しかし、この1年間物理はいろんな実験をやったので物理が好きになりました。特に宇宙に関することは大変勉強になり、もう少し知りたく、興味を持っています。全ての源、宇宙についてもっと知識を増やしたいですね。
○実験がたくさんできたのでおもしろかった。私が一番印象に残っているのはドライアイスの実験です。この実験はテレビで見たことがあり、一度やってみたいと思っていました。あともうひとつはグラスで音がでる実験です。やっぱりいろんな実験をたくさんやりながら勉強した方があきないし、楽しんで勉強できると思いますよっ。あと先生はいつも実験失敗してるからがんばりなさい。よしてる成功を祈っている。
○物理は実験がいっぱいあって楽しかったです。先生の勉強は、先生の声の大きさでやる気が出てきました。たのしい勉強おしえてくれてありがとうございます。これからもがんばってください。
○けっこうおもしろかった。座学になると嫌だったけど実験は自分で見て、やって、というものだったので、それが失敗でも成功でも自分の力でやれたことが一番よかったと思います。やはり、他人のやるのを見てるより、自分でやった方が印象に残っています。
○あまり物理とか昔から好きじゃなかったけど、中学のときよりおもしろかった。一番先生がおもしろかった。
○先生はおもしろい先生だということがわかった。実験では、ストローを使った音を出すのを、はじめはできなかったけど、やっとできたときはうれしかった。あとパンケーキを焼いたときも楽しかった。やっぱり今までの実験の中で印象深いのは、最後の発表会だった。OHPまでは完璧!!って思ってたけど、いざ実験をすると思うようにいかなくて、悔しかった。先生の授業は楽しかったです。これからもずっとかわらずにいて下さい。
○物理はいつも勉強ばっかりだと思っていたけど、半分以上は実験だったので、とてもおもしろかったし、楽しかったです。私たちが日常使わないものを、工夫して実験をやったり、とてもためになったような気がします。機会があったら自分でもやってみようと思います。
○最初、物理という教科はあまり好きじゃありませんでしたが、実験を通して、その実験が成功したり、わかったことがあったときは、とても感動し、少しずつ物理が好きになりました。学校祭の時も、いろいろな実験をして楽しめたことが印象に残っています。どうもありがとうございました。
△少し興味がもてたかもしれない。自分が思っていた以上に奥が深いと思った。物理で使われている言葉が難しくて、よく理解ができなくてテストのたびに苦痛だった。勉強すればするほど嫌いになっていった。
×実験ばっかりでよくわからなかった。
○2年の時、3年になったら物理があると知って点がとれるかな、って思ってたけど、自分が考えてたよりも理解できた。これから、いろいろなことにも挑戦していきたいけど、この1年間で身につけた知識をどんなことにいかしていけるかが、私の課題です。
×私にとって物理の勉強しても、これから役に立つわけじゃないからおもしろくなかった。実験でいろいろわかったこともあったけど、おぼえれないカタカナが多くてよくわからない。
×基本的に何故か難しいと思う。色々な人物や理論など、誰が何したかとかおぼえるのは、すごく大変だ。なんか、実験もあるし、計算もあるし、全部の教科が混ざった気がして、嫌いだったけど、みんなの発表や、パンケーキを気晴らしみたいでよかった。
×テストが終わってから、次のテストまでにやる勉強の量が多い。
△試験管爆発とか、パソコン室の実習とか、あとコイルのクルクルもおぼえているよ。あ、そうそう、切符にフリフリとか、屋上行ってアンテナはってラジオが聞こえたとか、覚えている。でも化学の実験の方が好きだったな(炎色反応とか石灰水とか)
×最初の方の物理の実験はおもしろかった。途中からだんだんとあきてきてつまらなかった。最後のほうはもうどうでもよくなって、ほとんど聞いていなかった。だんだん物理はつまんなくなってきた。
△はじめは実験が多くてよかったが、後半は飽きた。たまにはめりはりをつけるために違うこともやりたかった。内容的にはよかった。
○物理の授業がこの学校の中で一番好きだった。物理は自分にもよくわからないけどなんか楽しい。自分がよく知っている分野の授業はいつもよりおぼえるのが早いし、試験勉強が楽なのもいい。
○おそらく、こんな多く実験するのは初めてだと思う。これはたいへんよいと思いました。口で説明するより、自分たちでやってみる、という考え方はとてもいいですね。そのほうが自分たちに大きな理解と納得ができますからね。