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電気パンづくり
−身近なもので、手軽にパンを作ってみませんか?−
執筆者:鹿部町立鹿部小学校(BUTURIサークルほっかいどう所属)
古村正明先生
先生からひとこと:
科学の祭典は今年で5回目になります。鹿部小学校では現在、4年担任を
しています。子供たちと野山に出かけて植物観察をするのを楽しみにしています。
なんの実験かな?
小・中学生の皆さんならおじいちゃんやおばあちゃんの小さい頃(日本が戦争をやっている頃)に、
家庭でかなり広まっていたようで、おやつがわりとして作って食べていたそうです。当時は物が不足し
ていた時代でしたから、もちろん、ホットケーキミックスはありません。皆さんが作るものよりはかな
り味は落ちるでしょうが、当時としては最高のおやつだったでしょうね。でも、その頃からこのような
ことを知っていたなんてとても驚きです。
よういするもの
*牛乳パック *ステンレス板2枚
*プラグ付きコード *せんたくばさみ
*ホットケーキミックス
やり方
1.200mlの牛乳パックを良く洗い、干して
おきます。においが気になる場合は、水を満
たして半日ぐらい置いて、もう1度洗うとい
いです。
2.牛乳パックの上の部分を切り取り、箱形にし
ます。
3.ステンレス板を箱の側面の内側に立てます。
4.コードの先をステンレス板に密着させて、せ
んたくばさみではさんでパン焼き器の出来上
がりです。
5.次にパンの材料づくりをします。ホットケー
キミックスを説明書の指示どおりの分量の水
を入れてかきまぜます。
(卵や牛乳などは入れないようにします)
6.パン焼き器の中にたねを半分位入れて、コン
セントを差し込みます。
7.少しずつふくらんできて10分たたないうち
に焼き上がります。焼けたかどうかはステン
レス板からパンがはがれてくるので、すぐ分
かります。
8.焼き上がったら、コンセントを抜き、せんた
くばさみを外してステンレス板を引き抜きま
す。箱を逆さにしてアルミホイルの上でポン
ポン強くたたきつけると出てきます。
(注意)
*焼くときは一番最後に、プラグを差し込むよ
うにしましょう。
*ショ−トさせないように気を付けましょう。
不思議はどこだ
*なぜ、こんなものでパンができるかを考えて
みてください。何か、家にある電化製品とに
てませんか。
考え方
*寒いときに、手と手をよくこすり合わせます
ね。こすり合わせたときに、熱が出て、温か
くなります。それと同じように電気の力で電
流の通りにくい部分(水にといたホットケー
キミックス)で細かい粒が激しくこすり合っ
て熱を出し、パンができるというわけです。
家庭の電気は交流と言って、電子(電気の小
さな粒)が1秒間に50〜60回もパンの中
を行ったり、来たりして動き回るのです。で
すから、電池のように電流が同じ方向に流れ
るようではうまくパンはできないのです。