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昆布の里からサイエンス物理IA編


平成9年度学年末

北海道南茅部高等学校 渡辺儀輝

みなみかやべこうこう わたなべよしてる


記載年月日:平成10年2月26日


こんにちは。会員の皆さん、科学教育にがんばってますか?先月号で「南茅部町の子供達のための科学の祭典 冬」を載せましたが、やっぱり授業報告も載せなきゃいかん!!ということで、昨年も本校3年生で実施しました「世界の科学者をまとめよう」「卒業課題研究発表会」の様子をレポートしたいと思います。
 物理IAも今年で実施2年目。3学年の必修2単位としてカリキュラムに組み込まれています。本年度の3年生は昨年50時間の化学実験をクリアしてきたメンバーですので、私とのコミュニケーションもバッチリ。楽しく1年間物理を学んできた集大成として、物理IAの中の「現代社会と物理学の影響」の単元で、今年もまた実施しました。生徒達の力作をゆっくりとご覧下さい。



卒業課題研究発表会を終了した3年A組と私




(1)冬休みの宿題 「世界の科学者をまとめよう」

目的:一科学者の生涯をまとめることで、自らの生活に科学的な探究心が必要であることを学習する。

方法:科学者一人を選び、約6ページにわたる文章を読み、B4用紙1枚にまとめる。

評価:3学期の評価30点分を配点(提出点、まとめ点、レイアウト点各10点)

参考資料:世界の科学者100人(教育社)\3873



I.T.さん提出:中谷宇吉郎のまとめ B4の上(38KB) B4の下(57KB)
M.K.さん提出:マリー・キュリーのまとめ B4の左(39KB) B4の右(45KB)
I.A.さん提出:ジェームス・ハットンのまとめ B4の左(47KB) B4の右(54KB)
K.O.さん提出:マイケル・ファラデーのまとめ B4の左(36KB) B4の右(34KB)


(2)卒業課題研究発表会

目的:高校物理4単元(情報・運動・光と音・エネルギー)の代表的な物理実験の準備、OHP使用の原理説明、発表、演示、レポートによる報告を通して、日常生活に物理的、科学的な探究心が必要であることを学習する。

方法:15項目の実験から選択し、2名ペアで昼休みの担当教諭(渡辺)からの実験指導を受け、HR全員にOHPを使った原理説明、演示実験をし、レポートによる報告を行う。

評価:3学期の評価20点分を配当(発表点、OHP点、演示点、レポート点各5点)


発表の様子(写真): バン ホバ 電気
発表OHPシート :
提出レポート(B4左): グラ クラ
提出レポート(B4右): フト
クリックして下さい。jpg画像が出ます


※学年末考査は50点満点として、合計100点で換算し、3学期の評価としています。


 さて、会員の皆さん。「こんなことは南茅部高校という小規模高だからできるんだ。」とか「うちは生徒の学力が低いからこんなことできるわけない」なんて思ってませんか?課題研究発表会での昼休みの指導は、各チーム5分程度。資料を渡して、ほんの少しアドバイスをするだけです。でもあの子達は果敢にチャレンジしてきました。普段座学の授業でグータラしている子もです。額に汗をかきながら、HRのみんなに一生懸命原理を伝えてようとしています。持ち時間の5分の中で、精一杯がんばっています。発表中もHR全体が注目し、終了後に暖かい拍手。こちらの予想をはるかに上回る、昨年にも増した非常に内容の濃い発表会でした。最初からあきらめていけません。先生と生徒で科学教育は作り上げていくものだと、今回また確信しました。会員の皆さん、ぜひ自分の学校でもやってみて下さい。必ず大きな成果があがるはずです。では、また。